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照る日、曇る日。

「人生、照る日もあれば、曇る日もある。」
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「四面楚歌の中で、眼に涙を浮かべつつ笑っていなければならぬこともある。そんな時、心ある友が一人でも自分を信じ、見守っていてくれるのがわかると、勇気百倍で困難に立ち向かっていける。」(王陽明)

人生いろいろ。子どもの頃には想像もしなかった未来が、良くも悪くも訪れる。自分で望んで掴み取った未来だって、永遠にいい形で続くとは限らない。

そんな時は、「心ある友」を「心に寄り添う音楽」と置き換えて『grace』を聴こう。癒し、励まし、前を向かせてくれるはず。風くんが生み出す音楽は、どうしてこうも心を震わせるのだろう。

音楽って、それぞれがそれぞれの感性やその時々の状況で、思い思いの解釈ができたり、感情移入できたりするからいいよね。

風くんは恋を歌わない。愛を歌う。

しんと静まり返った家の中で、言葉がのった(歌詞のある)音楽を聴くのが辛かった時期も、風くんのアルバムだけは聴けた。むしろ、何度も何度も、繰り返し繰り返し聴いて、歌詞を読んで、泣いた。思いきり涙を流すことができて、本当に救われた。

これほど聴いても、聴き飽きないアルバムってすごい。しかも1stも2ndも聴き飛ばしたい曲がない。この完成度の高さ、尊い。ライヴでレコーディング並みの歌声が聴けるのも、尊い。

山下達郎、山崎まさよし、藤井風。
わたしの中のライヴ安定歌唱ミュージシャンTOP3。

でも、ピアノ演奏のみのセルフカヴァーアルバムも欲しい。彼のピアノも大好き。心惑わされずに作業したい時や、寝る前に聴きたい。

音楽を聴きながらキッチンに立っている時間がいちばん幸せ。

画像は、一昨日焼いたキャロットケーキ。昨日は林檎のガトーインビジブルを焼いた。さて、今日は何を作ろうか。

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