見出し画像

【課外活動】これを読めば行動するのみ!課外活動完全攻略法

こんにちは!難関大AO専門塾のbeingです。前回の記事では課外活動をしたことがないみなさんへ向けて、どのような課外活動があるのか、また、活動の始めやすさを基準にレベル別の紹介をしました。今回の記事では、既に課外活動を行っている方向けに今行っている課外活動の目的を明確化する必要性、そして、より自分が成長できる課外活動のはじめ方をまとめてみました!

前回の記事で紹介した、「オリジナリティのある活動」についてを中心に解説されているサイトはあまり見受けられません。

「前回の記事を読んで、活動の種類はわかったけど、オリジナリティのある活動って具体的に何をやるの?」
「部活動や学生団体の運営、何となく続けているなぁ…。」
と思っている方は必見です!

ありがちな課外活動振り返り

無駄な時間になっていない?部活動編
まずは多くの人が加入しているであろう、部活動についてです。

Ⅰ 目的
「部活動の目的は何ですか?」と聞かれた際、すぐに答えられるでしょうか。部活動の種類、加入した理由は人によって様々で、これを目的にすべきという答えはありません。仲の良い友達を作りたい、部活動によって得られる技術を向上させたい、ストレス発散したいなどが思い浮かんだ方も多いでしょう。

しかし、すぐにこの問いの答えが思い浮かばなかった、つまり、目的を明確に設定しないまま続けている場合は要注意です。また、目的と部活動の内容が見合っていない場合もあるため、一度「部活動をする目的」を考え直してみてはいかがでしょうか。目的を定めることで日頃のモチベーションが上がるだけでなく、面接などで部活動について聞かれた際、自分が何を心がけてどんな活動をしたのかがすぐに思い浮かぶようになります。

部活動には強制的に加入させられるという学校もあるかもしれませんが、目的を見出すことで参加への意欲が変わってくるはずです。

iOS の画像 (2)

Ⅱ 注意
ここからは部活動をする際の注意点について説明します。明確な目的を持たないまま活動を続けている人は特に注目です。

1点目の注意点は、時間についてです。部活動によっては週5で練習があるなど、かなりの時間が取られる場合があります。中学の部活動でも繰り返し聞かされてきたとは思いますが、部活動に時間を取られて勉強がおろそかになってしまうことはよくあるパターンです。特にAO・推薦入試を考えている高校生にとって、限られた時間のほとんどが部活動に費やされていると、せっかくの挑戦の機会を逃すことになってしまうかもしれません。

2点目に、友達付き合いに関してです。同じ部活動の仲間と関係を深めるのはもちろんですが、友達と足を引っ張り合う関係になる可能性もあります。部活動終わりにダラダラと話して時間を浪費したり、テスト前に連絡を取り合うような関係を築いている場合は注意が必要です。

iOS の画像 (3)

AO・推薦入試のことしか考えていないのでは?学生団体運営編
次に、AO・推薦入試を考えている高校生にとって定番の学生団体運営に関してです。

Ⅰ 目的
部活動と同じ質問になりますが、「学生団体運営目的は何ですか?」という問いに対し、「AO・推薦入試で活用できるから」という答えになっていませんか?前回の記事でもお伝えしましたが、活動を進めていくうちに皆が個人としての実績を重視するあまり、本質的な目的を見失ってしまうことがあります。

環境問題に取り組む団体に所属しているのであれば、「SDGsに関する理解を深める」というように、団体として1つの目的を掲げ、それを常に意識した行動を起こすことが重要です。目的を掲げることで、一貫性のある活動経験や報告ができるようになります。

Ⅱ 注意
学生団体の運営における最大の注意点は、自分が本当にやりたいことをやっているかということです。既に活動を進めている皆さんは、最初に運営を開始した際、自分は何を達成しようとして運営をしようと思ったのか、もう一度思い返してみましょう。

iOS の画像 (4)

オリジナリティのある課外活動の始め方

1つのことを探究できる!自由研究編
前回の記事でオリジナリティのある活動として紹介した、自由研究について、今回はより詳しく解説していきます。今回の場合、自由研究とは自分が興味のあるテーマに関しての論文を読んで考察したり、実際に検証した結果を分析したりして、論文としてまとめることとします。

Ⅰ おすすめの理由
自由研究を行うと必ずAO・推薦入試に使えるとは言えませんが、研究するうえで1つの分野に関して探究していくことになるため、自然と情報をインプットすることができます。面接や小論文では、いかに頭の中に情報のストックがあるかが説得力のある答えを出す鍵になります。

その場で調べることのできない状況で、インプットした情報量の多さが必ず活きてくるはずです。研究過程で多くの論文を読むことになるため、基本的な論文の構成や書き方を学ぶこともできます。

Ⅱ やり方
やり方としては、大学生の卒業論文の書き方が参考になります。「卒業論文書き方」と検索し、手順を見てみると参考になるかもしれません。気をつけるべき点は、執筆作業ではなく、情報を集める作業に時間を費やすということです。

大まかなテーマを決めたら、まずはテーマに関する書籍やインターネットで参考になる論文、ニュースを読み、それらの内容の要約・考察を自分なりにまとめる行程を繰り返します。その時点で自由研究にかかる時間の3割を占め、その後検証をしたり、論文全体の流れを考えたりするようなイメージです。

そのような流れを踏まえると、執筆にかかる時間は1割程度になるはずです。

iOS の画像 (5)

大学卒業後にも役立つ!インターン編

企業でのインターンから政治家の議員インターン、NPOのインターンまで様々な種類があるため、今回は内容については触れず、全般に共通することを説明します。

Ⅰ おすすめの理由
高校生でインターンをしている人は少なく、他と差がつくことは明らかです。アルバイトとは異なり、報酬が発生するとは限りません。しかし、興味のある分野における「職業体験」ができ、その業界や企業への理解を深めたり、今の自分に足りないスキルが分かるようになるでしょう。

理想とのギャップに戸惑うこともあるかもしれませんが、それもまた一つの学びであり、進路選択の参考になります。大学での学部・学科選びは卒業後の進路に関わるため、インターンでの経験が参考になります。また、学生生活の中ではなかなか関わりを持つことが難しい企業人と交流できる良い機会になります。

Ⅱ やり方
申込方法としては、インターンの募集サイトで検索して見つける、興味のある企業のホームページから直接探すなどがあります。しかし、その前段階として、自分に合ったインターン先を見つけるには、目的や予定を考慮しなければなりません。

それを踏まえた上で気をつけるポイントとしては、主に参加期間、一日あたりの勤務時間、仕事内容、給与などが挙げられます。それぞれ何を重視するかは異なると思いますが、これだけは譲れない!という条件をいくつか決め、その条件に合うインターン先を探すことがおすすめです。

iOS の画像 (6)

最後に

今回の記事では、既に課外活動を行っている人向けに、部活動と学生団体運営の意義ついて振り返った後、さらに自分の成長につながる課外活動のやり方として、自由研究とインターンについて詳しくご紹介しました。自分自身の経験と照らし合わせながら、今後の活動について考えていただけましたでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?