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【AO専門塾が解説】対策のポイントは過去の傾向を学ぶこと!2020年度SFC夏入試はどうだった?

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こんにちは!難関大AO専門塾のbeingです。総合型選抜や推薦入試で受験された方はそろそろ結果が出る頃ですね。今年度、beingでの志望校合格率は業界1位の92%でした。受験がひと段落したみなさん、本当にお疲れ様でした!

今回の記事では2020年度SFC夏入試の傾向について考察していきます。今年は新型コロナウイルスの影響でかなりイレギュラーな年になりました。

それだけでなく、今回の夏AOはかなり狭き門であったと言えます。例年であれば合格ラインに達していた学生でも、残念ながら不合格であったケースが複数見られました。その理由としてはやはり、二次試験の中止が挙げられます。

イベントへの参加や団体での活動など、明確な評価が難しく、本来であれば面接によって真価を判断していた実績を訴求点としていた学生にとっては厳しい戦いとなりました。

とはいえ、今回の入試では「何が第一に評価されるのか」が明らかになったとも言えます。傾向分析と合わせ、後半にはそちらにも言及していますので今後SFCの受験を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

2020年度SFC夏入試の傾向

まず、筆者の考える今年度の傾向を一文でまとめたものがこちらです。

こうだった

“異例の事態”ということで今後の入試にも不安を抱いた方も多いのではないでしょうか?しかし、2021年度の春AOまでに準備期間はまだ半年以上あります。今回の傾向をしっかりとインプットした上で対策を進めれば、合格可能性は十分にあります。

次に、傾向についてより詳しく見ていきましょう。筆者が上記の結論に至った理由としては大きく分けて二つあります。一つ目は「高倍率勝負だった」二つ目が「 客観的な実績を持っている受験生が合格した」です。

1. 高倍率勝負だった

公式(https://www.sfc.keio.ac.jp/doc/20201006AOjp.pdf)より、「過去最多の志願者数」であったとの発表がありました。しかし、合格者は「例年通り」の数字です。つまり、過去同時期に実施していた入試と比べて明らかに高倍率勝負であったことが分かります。

元々、各学部50人ずつ増やし計300人合格者を出す予定であったのが、200人ほどしか合格させていないのではないかと考えられます。冬AOや来年の春AOに持ち越されることは想定しにくいので、秋AOに残りの50枠は温存されているでしょう。

2. 客観的な実績を持っている受験生が合格した

今回は「自己評価」の中でも客観的な実績を持っている受験生を保守的に合格させたと言えます。

これまで、慶應SFCに提出する活動実績は「自己評価」でした。つまり、自分が実績であると評価できれば実績となりました。しかし、今回は新型コロナウイルスの影響で2次面接試験を行うことができず、自己評価しかできない実績(イベント参加、受賞実績のない学外活動など)を持っている学生は苦戦を強いられました。

本来であれば2次面接試験でその真価を判断していたのが、それがなくなったためにまずは客観的に評価できる実績のある学生を合格させる形となったのではないでしょうか。

ここで「客観的に評価できる実績」の例をいくつか挙げておきます。
・プログラミングなどのデータエンジニアリング能力
・受賞経験がある研究実績
・留学経験
・英検準1級以上
・第2外国語
・各種コンクール受賞歴+α

また、高校No.1投手が不合格であったというニュースが話題となりましたね。実はスポーツ競技者はその競技実績だけでなく、他の研究・学外活動実績との掛け合わせが求められており、他競技者との戦いもあります。「学術的な面で客観的に評価できる実績」がいかに重要か、今一度押さえておきましょう。

最後に

今回の記事ではSFC夏入試の傾向について解説しました。もしも「本格的にSFC対策をしていきたい!」「出願書類をプロに見てもらいたい!」「自分にどのくらい可能性があるか教えて欲しい!」という方がいましたら、是非コメントでお知らせください。すぐに一対一での相談会という形で対応させていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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