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【業界最速】慶應法・fit入試(AO入試)募集要項発表!大きな変更点を徹底解説。

昨日、7月31日に慶應義塾大学法学部の2021年度FIT入試の新しい募集要項が発表されました。新型コロナウイルス感染症の影響で、例年より遅れての発表になりました。

SFC、SILSに続き、FIT入試の募集要項にも大きな変更点があったので、今回はそれについて解説していきます!

1. FIT入試のここが変わった!

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今回の変更点は大きく分けて、これら3つに分けられます。それぞれの変更点について、詳しくチェックしていきましょう!

※FIT入試にはA方式とB方式があり、それぞれ試験内容や出願資格が異なるものです。詳しく知りたい場合は、最後に掲載されている連絡先にお問い合わせください。

2. A方式二次選考の変更点について

A方式二次選考の変更点は以下の通りです。

「論述試験」と「グループ討論」での選考から、「課題」と「面接」での選考へ変更

「課題」での選考では、大学側が独自に課題を作成し、期日に合わせて提出するといったことをします。課題の公開日は2020年10月9日午前で、提出締切日は2020年10月9日〜2020年10月12日とされています。

「面接」での選考では、オフラインでの実施が予定されていて、内容に関しては言及されていませんが、課題の提出があるということは、それについても触れられると考えておくべきでしょう。大半の受験生が大人の力や専門家の力を借りて、この課題に取り組むことが想定されますが、大学側ももちろんそれはわかっているはずです。この面接では、課題の内容を「あなたが本当に理解しているか」が強く詰められるでしょう

3. B方式二次選考の変更点について

B方式二次選考の変更点は以下の通りです。

「総合考査」と「グループ討論」での選考から、「課題」と「面接」での選考へ変更

「課題」での選考では、A方式同様、大学側が独自に課題を作成し、期日に合わせて提出するといったことをします。課題の公開日は2020年10月16日午前で、提出締切日は2020年10月16日〜2020年10月19日とされています。

「面接」での選考も、A方式と同じになってしまいますが、オフラインでの実施が予定されていて、内容に関しては言及されていませんが、課題の提出があるということは、それについても触れられると考えておくべきでしょう。大半の受験生が大人の力や専門家の力を借りて、この課題に取り組むことが想定されますが、大学側ももちろんそれはわかっているはずです。この面接では、課題の内容を「あなたが本当に理解しているか」が強く詰められるでしょう

4. 入試日程の変更点について

日程の変更点については、慶應が丁寧にまとめてくれているので、それを用いてチェックしましょう!

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(出典:2021年度法学部FIT入試新型コロナウイルス感染症の影響にともなう主な変更について

出願期間は2週間後ろ倒しに、一次合格発表は2週間強後ろ倒しに、二次選考も2週間強後ろ倒しになりました。イメージとして、全ての進行が2週間程度後ろ倒しになったという感じでしょう。

5. 考察

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今回の変更を攻略するポイントは、上の3つが考えられるでしょう。

まず、「課題」についてです。二次選考の「課題」は、受験本番になってからぶっつけ本番で執筆するのと、予め何本かレポートを書く練習をしておいてから本番に臨むのでは、明確な差が生じるはずです。受験生の皆さんは、予め、実際に慶應義塾大学法学部の生徒が取り組んでいるレポート課題等を参考に、法学系のレポート執筆の対策をすぐに始める必要があります。

次に、可能性についてです。入試の日程が全体的に2週間後ろ倒しになったことは、FITを受けるか迷っていた人や、合格する自信がなくて受けない予定だった人にとっては朗報と言えるのではないでしょうか。まだ諦める必要はありません。今から始めても一次選考までかなり時間があるので、是非トライしてみてください!

最後に、塾についてです。課題レポートは、期間的な制約はあるものの、地理的な制約は一切ありません。つまり、自分で執筆し、塾の先生つまり専門家に提出して添削してもらうことが可能になるわけです。専門家に添削をしてもらえる環境に属している人と、そうでない人では、レポートの質に明確な差が生まれてしまいます。「学校の先生に見て貰えばいいや」と思うかもしれませんが、学校の先生は法学の専門家ではないので、日本語の間違いや論理構成の間違いを指摘することしかできません。専門知識を持った人が見ると見ないとでは、想像以上の差が開いてしまうでしょう。既に塾に通っている人は、その環境を存分に生かしてください。万が一、通っていても、頻繁に書類添削等の指導を行ってくれない場合は、転塾を考えた方がいいかもしれません。まだどの塾にも通っていない人は、直前期だけでもどこかに通うことを検討した方がいいかもしれません。

⒎筆者の紹介

本記事は、beingの講師、髙田涼太が執筆させていただきました。皆さんご精読ありがとうございました。この記事を読んで、「FIT入試についてもっと知りたい!」「出願書類をプロに見てもらいたい!」「自分がFITに受かる可能性があるか教えて欲しい!」という方がいましたら、是非私にご連絡ください。以下に私のSNSアカウントを載せておくので、「noteを見た」とメッセージをいただければすぐに反応します!

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