小公女/フランシス・H・バーネット
「My favorite princess story」
私が「小公女」を初めて読んだのは小学生の頃で、それは図書館で何度も借りては読み返すほどに好きな物語だった。
実は成人してから読むのは初めてである。
ふと、大人になった今はどう感じるのかと思い本屋で手に取ったのだ。もしかしたらもう面白いと思うことができないかもしれないなと考えながら、恐る恐る本を開いた。
その考えは一瞬で打ち消された。そこにはページをめくる度に夢中になった、あの頃と全く変わらぬドキドキとわくわくが詰まっ