オーディオインターフェースの考察/TASCAM US-366
以前よりLogic Proで作曲・編曲をしています。
自宅ではずっとRolandのQuad-captureを使っていました。
よく使うスタジオはこちらの最上位モデルStudio-captureが用いられているため、そのエントリーモデルを使用していたのですが、そろそり飽き(という名の新たな物欲)が…
(ちなみにこのStudio-captureは超優秀。ドラムレコーディングには最適のガジェットです。)
ということで、今回我が家の次期モデルになりうるオーディオインターフェースの考察をしたので備忘録を兼ねて投稿します。
柔軟なインプット・アウトプットの必要性
自宅でのメイン用途としては
✔キーボード・ピアノ音の取り込み
✔ベース音の取り込み
✔マイク入力
✔iphone・ipadから音源直接入力
などが挙げられます。そうなってくると最低でも3inはほしい…
かつ、Outputも柔軟性があると助かるな…を条件に探していたのですがなかなか見つからず…
現状のまま併用していこうと思ったところに救世主は現れました。
現れたTASCAM UA-366
現れた、といってもすでに現行生産は終了してます。なんやねん。
というところですが、まさに求めていた性能がギュッと詰まっていました。
まず見た目がいい
一番大事。
普段から見えるデスクに置くわけだからきれいなほうがいいよね…
というのもしかり、側面ノブではなく、上面ノブでつまみが上にあるのは個人的に必要条件でした。(Quad captureは側面ノブ)
入力・出力の柔軟性
こいつのすごいところは、
いくつかの端子が入力⇔出力を変換できるという点です。
つまり入力としても出力としても使えるということです。
LINE 3-4端子を切替式としたことで様々な機器との接続に対応します。 スイッチをINPUTに設定した場合、RCA端子がアナログアンバランス入力となり、フロント2ch、デジタル2chに加えてRCAアナログ2ch入力となり合計6chの入力が可能です。
スイッチをOUTPUTにした場合はRCAアナログアンバランス出力となり、TRSバランス出力2ch、デジタル2chに加えてRCAアナログアンバランス2ch出力となり合計6chの出力が可能です。メイン出力と同じ信号をDAW/DSPミキサー上でアサインし別のヘッドホンアンプなどに接続すれば、個別のボリュームでのモニタリングが可能になります。
公式HPにもあるように、モニター+ヘッドフォン、などの使い方をすることができます。
光デジタル出力にも対応
昨日のデスク環境の記事でも書きましたが、
光デジタル出力に対応していることでよりクリアな環境で音楽作業を行うことができます。これも最高。
STEREO MIX機能
こちらは入力として入れる音(ギターやベースの演奏音、マイクの入力)と、PCで流す音(Youtube、Spotifyの再生音)を時間のずれをなく一緒の音声として入力し、音ズレをなくす機能です。
こちら実況などをするときの必須機能です。それではなくてもコロナ禍でオンラインMIXなど、直接会えず、画面越しで音楽をいじるようなシーンが出てきました。そんなときにPCからの音源に合わせて演奏、その音を画面越しの相手に伝える際など、いままでOBS側で-300ms、などソフト側で設定していたのでそれがハード側で問題なくできるのはかなり助かるポイントの一つになります。
PCからデジタルモニターを操作できる
また、リバーブエフェクトやEQ設定、オーディオバランスなどをソフト側から制御することも可能です。(有難うTASCAM)
PANELMIXボタンを押せば、PC上にすぐこの画面が表示されます。
(パスを潜って探さなくていいから地味に便利)
やっぱり見た目がいい
こういうガジェットはやっぱり重厚感あると、いいよね。
安い
これだけの機能を詰め込んで、約17,000円程度。
最近のOIFは安くなってるけどここまで来たな、という感じです。
最後に
というものの、現行生産完了品。
買えるのは代理店販売の新品もしくは中古品なのですが、まだ在庫に巡り合えておらず、購入できてません。
購入できたら使用レビューを後日共有したいなと思ってます。
ではまた。
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私の常日頃の生活をベースに、皆さんの役に立てたり、探しているものを紹介できたらと思っています。今後もよろしくお願いします!