働き方も変わる、会社も変わる?

前回、子供の学校の再開のことを書きましたが、私の生活は変わっていません。今日は「働き方と会社」の話を。


私は3月上旬以来「ほぼ毎日テレワーク」が続いており、今月末まではこの生活が続くことが決まっています。よほどのことがない限りは出社しないように、という時期もありましたが、今はそこまで厳しくなく、週1~2回の出社が認められています。ただ、いずれにしろ「ほぼ毎日テレワーク」が3ヶ月続いて、4ヶ月目に入り、すでにこれが新しい定常状態になりつつあります。

もともと、私の勤めている会社ではテレワークが認められていました。ただ、月8回以内という制限がありましたし、もともと家庭の事情で月4~6回のテレワークを認めてもらっていた私を除くと、定期的にテレワークを使っている人は私の身の回りでは皆無でした(散発的に使う方はいるにはいました)。

で、このウィルス騒ぎで、月8回以内という制限が一気に取り払われるだけでなく、多くの人にいわば「強制適用」されたのです。もともと定期的に使っていた私でさえ毎日テレワークには戸惑ったので、それまで使っていなかった人はもっと大変だったに違いありません。

しかし、3ヶ月経って、多くの人が気づいてしまいました。「仕事できるじゃん」と。これまでわざわざ通勤時間使って毎日会社に行っていたのは何だったのか、と。

ここまで来ると、月8回以内とか「元に戻す」のは、もうできないかもしれません。それこそ新たなルールを作って、そこにランディングするしかないのでしょう。


もちろんうちの会社でもまだ「新たなルール」は決まっていません。ただ、同じ会社の中で、業務内容によって出勤を原則とする人と、そうでない人に分かれるような気がします。

そしてテレワークする人が確実に増えると思います。もしかしたら同じ職場の、同じような業務内容の人でも、毎日出勤する人とテレワークを重用してあまり職場に出てこない人に分かれるかもしれません。

そうなると、定期券の取り扱いという身近な問題から、業務評価といった重い問題まで、いろいろなことを社員一人一人が自ら選んで、会社はこれに対応するという、ある意味楽しく、ある意味難しい問題が発生するような気がします。

今までは、全員があるひとつのスタイルに強制されていました。ところが、例のウィルス騒ぎでとんでもない状態になって、それが終わっていくことで、私たちはいままで思いもしなった選択肢が与えられるのかもしれません。

個人的な話をすれば、このテレワーク生活は我が家にとってはありがたかったです。私の通勤時間を家事に転用できた(最近しょっちゅう昼食や夕食を作ってます)結果、妻の負担が確実に減ったからです。

前回書いたようなこともあり、毎年学年の代わりの時期は妻の精神的負担が上昇し、体調を崩す機会が多くなります。そこをサポートできる機会が増えたことはありがたいと思っています。

そりゃあ、きついです。慣れないことをするのは。でもこのウィルス騒ぎでみんな何らかの負担を強いられていることを考えれば、うちはまだマシな方だったのかもしれない、と思っています。

まだ、「終わった話」ではありませんが。

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