合格最低点から逆算し、難所を避け、要所を潰す、受験における戦略の重要性

国公立大学理系(医学部と薬学部以外)の合格点が、面白いくらいにおかしな状況になってる現状をご存知でしょうか。

60%前後が合格最低点となってます。仮に、共通テストでボーダーをとっているとすれば、国立二次の合格するのに必要な点は40〜50%になる。翻ってこれは、国立二次の数学理科はまともな点数にならないくらいに難易度が高いとも言えるんですね。

中学受験における偏差値が高い私立の理科にも言え、得点率が4割で大体なんとかなります。なにせ中学や高校の内容を説明した上で、その場で解け形式の初見殺しパターンを多用してくるからです。

話を戻し、英語が得意な受験生は、国立二次の形式なら7割ほど楽勝にとってきます。(どこも出題パターンは決まっているので、長文読解勝負の学校が多いです)となると数学と理科はどのくらい取れば良いのか問題ここに生ず。

国立二次の配点の超高い広島大学工学部で考えますと、1300/2500が合格点とし、共通テストで65%と仮定、二次で英語を7割取ったとし、すると、数学と理科の得点率は435/1200が合格するのに必要な点となります。

二次の数学や理科の対策をするなとは言いません。しかし、そこにばかり時間と労力をかけ、対策のしやすい共テや二次の英語の対策を疎かにするのは明確に悪手です。

どこに限られたリソースを割くべきかを意識すべく、一度、数字で書き出してみるのもいいのかもしれませんね。筋トレも意識してしたほうがよく効くと言います。

孫子曰く「彼を知り己を知れば、百戦危うからず」
孫子曰く「攻むれば必ず取る者は、その守らざる所を攻むればなり。守りて必ず固き者は、その攻めざる所を守ればなり」

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