【注意喚起】デート商法に遭う

出会いは突然だった

先日とある帰り道。駅前で1人の女性に声を掛けられる。
ざっくりの場所は新橋、新木場付近を夕方歩いていて、信号待ちをしてたら「すいませーん」と若い女性に声を掛けられる。

怒涛の攻め

女性「あのー今アンケートやってまして良かったらお答えいただけますか?」
自分「嫌、時間ないので(嘘)」
女性「2分!2分で終わりますので!!」
自分「はぁ…」
女性「本当すぐ終わるので!」
自分「ん〜」
信号が赤のままなので、動けず。
女性「すぐなので。本当終わるので!」
「私、銀座のお店で働いているんですけど、このアンケート集まらないと帰れないんです…」
この間、5秒くらい。考えるひまもなくとにかく矢継ぎ早にグイグイなお姉さん。
大変なのかな?と思ってしまい、
自分「じゃあいいですよ…」
女性「本当ですか?ありがとうございます!!」
見事に彼女の餌食になってしまうのでした。

謎なアンケート

女性「それじゃあ、こちらに記入お願いします」
渡された用紙には、ジュエリー関係の質問がいくつか。記入していると女性からも質問が
女性「あのー今何したらしたんですか?」
自分「この辺に用があったんで…」
女性「お仕事ですか?」
自分「いやプライベートで」
女性「今、お仕事何やられてますか?」
自分「会社員です」
女性「えーいいですね。私アンケートとかしなきゃいけないんで休みないんですよー」
自分「大変ですね(棒読み)」

アンケートにプロポーズで言う台詞はなんだと思いますか?的な質問があり、悩んでいると
女性「何かわかりません?」
自分「これって何ですかね?定番な台詞とかで大丈夫ですか?」
女性「今って独身ですか?」
自分「(んっ?)ええ…」
女性「そうなんですね…あの失礼な事伺いますけど……バツあります?」
自分「いえ、未婚です」
女性「そっかー、(独身だと)そっちの可能性もあるじゃないですかー」
自分「はぁ」
女性「おいくつなんですか?」
自分「言いたくない」
女性「えーなんでですかー教えてくださいよー」
自分「いや本当言いたくないので」
この時、ようやく怪しいと気付いた。えーでもどうやって乗り切ろうと考え出す。

アンケート用紙の内容

A4サイズの紙に左半分がアンケート。右半分が個人情報。
質問は5つくらいあった。結婚についての質問とがあった気がする。右側は、カナ、名前、電話番号、住所、メールアドレス、生年月日の欄があり、個人情報に対する規約みたいな文言、店のロゴ、規約に同意するしないとチェック欄があった。

情報が欲しい女性、ゴネる回答者

アンケート部分が書きおわり、個人情報の所で手が止まる。ここで晒すのは危険だと分かっているからだ。
自分「ねぇ、ここ(個人情報)書かないとダメ?」
女性「そうですね、記載してください」
自分「いや書きたくないなー」
女性「そうですか?じゃあ上3つ(カナ、名前、電話番号)だけでいいから、お願いします!」
自分「なんで?こういうのってだいたい匿名じゃん」
女性「このあとお礼の電話とかするので…」

えっ?なにそれ?電話掛けてくんの?訳分からん

「用紙にある会社のロゴ」と「銀座で働いている」というワードに実は本当かも…と思ってしまう。書かないと終わらないと思ってしまい、半ば諦め半分で本当の電話番号を書いてしまう。今にして思えば、嘘の連絡先を書いておけばよかったなと思う。

書き終わり、用紙を手渡すと
女性「わーありがとうございます!また夜電話しますね!」
自分「はぁ…」
女性「ありがとうございます、失礼します!」
颯爽とその場から消える彼女。えっ?他の人にアンケートはやらないの?と思いつつも自分も怖いから急いで去る。10分くらいの出来事だった

書いた事を後悔

あーやべー個人情報晒しちまった。何されるのかなー心配だー内心ドキドキになりながら家に向かう帰路は、不安を消すように呟きながら歩くしかなかった。

その②に続く


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