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旅人バーテンダーvol.10〜ポートランド州立大学でシニアフェローをしている柳澤さん〜

\旅人バーテンダー第10弾!/
「旅人」として弘前に来た人たちをバーテンダーとして迎え交流するこの企画。今回は、ポートランド州立大学でシニアフェローをしている柳澤さんでした👨‍🏫

テーマは、「よい建築とは個体なのか?集合体なのか?ジントニックと一緒に語る」

みなさん、ポートランドという場所をご存じですか?
アメリカ西海岸にあるこの人口60万程度の町なんですが、まちづくり、コミュニティー作りの文脈で日本でも「全米で一番住みたいまち」として紹介されたんです。。
しかも、まちの非公式スローガンは「Keep Portland Weird(ポートランドよ常にミョウチキリンであれ)」。
いったいどんな街なんだ?そんな街に住んで、建築設計をする中で見えてきた街と建築の在り方を皆さんと話し合えたらなと思います〜
まちに寄与するための建築のあり方、都市空間のあり方にポートランドの確かな強さがあるんだなと。

今回はそんなポートランドから特性のジン(New Deal社製のOLD TOM GIM)を携えて弘前の方と建築のあり方、都市の在り方など程よく話せればと思います。

柳澤 恭行(やなぎさわ やすゆき)
1973年新潟県十日町市生まれ。新潟大学工学部卒、オレゴン大学大学院(建築学専攻)修了。オレゴン州登録建築家。日本とオレゴン州の設計事務所勤務を経て2017年からポートランド州立大学CUPA(College of Urban and Public Affair)シニアフェロー。2023年よりシンガポールを本拠とする総合エンジニアリング設計会社のデザインディレクター(東京オフィス)

当日の様子
当日は柳澤さんがポートランドから持ってきたジンでジントニックを作っていただきました!


ポートランドは全体で集まるところとひとりで佇むところが分かれている。

日本ではあまり見られない取り組みをたくさん紹介していただきました。
例えば、街の交差点に大きな絵を描く取り組みだったり、自転車もしくは歩きでしか通れない道路を一時的に作ったりなどです。

どちらも日本では誰がどのように責任を取るのか、あまり明確に決めることができないため、誰もが利用する公共の道路に絵を描くなんて考えられない。

しかし、ポートランドでは自分たちの人生を自分たちでより良くするための取り組みというものがその地域に住む住民同士で積極的に行われていることが多いそうです。自分たちを幸せにするのは、自分たちだという意思が強く感じ取られますよねー

日本では、自分自身の未来を自分たちで良くするぞ!みたいなことをしている人は、異端児扱いされることが多くて、その偏見から共感されづらく、行動が広がっていかないイメージがあります。

だからこそ、そういう国民性はどこから来るのか気になるため、ポートランドに行ってみたいな〜という気持ちになりました。

行ったことのない場所に行くと、今まで見ていたはずのいつもの景色も違ったものに見えることがあるので、旅っていいなーといつも思います!

コロナも明けてきたので、今年はたくさん旅行に行けるといいな✈️

他にもそう思って、青森に来て弘前に来てオランドに来てくださる方が増えたらオランドも弘前も、もっと楽しい場所になるんだろうなと思います😊

文/こにしれいな
「〆のラーメンは、しぶたに一択」だと思っている弘大生。オランドの二階インターン生。
ラグビーやってたり、音楽が好きだったり、本を読むのが好きだったりします。





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