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【アニメ】先輩はおとこのこ/我がまま/生きづらさと向きあうこと


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この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2024年9月22日配信の書き起こしです。

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にゃおのリテラシーを考えるラジオ

読書と編集の千葉直樹です。

このチャンネルでは、読書と IT 時代のリテラシーを中心に好きなものの話をしています。

今回のタイトルは 、

【アニメ】先輩はおとこのこ/我がまま/生きづらさと向きあうこと

というものです。

オタクと言われること

日曜日は大好きなアニメの話をしています。

アニメが好きっていう時、ちょっと自虐的にオタクだからねなんて言ってしまうことがあります。

自虐的にってところがポイントです。

オタクはキモいと言われ続けながらも、実は同じように好きなものを好きと言い続けた人たちがその世界を広げて、

あえて自虐的に表現すること自体がひとつのテンプレートみたいになって、今やキモいは褒め言葉と言えるところまで進歩したという歴史があるわけですね。

僕の世代は褒め言葉ではない「キモい」にさらされる時代で、日和った僕はオタクをひた隠しにして暮らしてきたような気がします。

ありがたいことに、世の中は誰もがオタクという時代になってとても暮らしやすくなった反面で、文字通り日陰者としてひっそりと息をしているオタク時代をちょっと懐かしく思ったりするところもあり、こんなにオタクに優しい現代でも同じように肩をすぼめてそっと好きなものを追う姿を愛おしいと思ったりするのです。

そんなふうに自分が好きなものがなかなか理解されない時代で暮らしてきたオタクたちは、その辛さを創作に結びつけて素敵な作品をたくさん生み出してきました。

だからアニメの中にもそういう作品がたくさんあります。

美しく可愛らしく、ちょっと子供っぽく描かれる絵柄とは裏腹に、テーマは思いっきり大人向けの難しい作品が多くあるのは、そういう背景があるからなのでしょうね。

2024年夏アニメのシーズンにもそういう作品がいくつかあります。

その中で、話数を重ねるごとに好きになった作品を今日はひとつ紹介します。

「先輩はおとこのこ」とは

作品タイトルは先輩はおとこのこ、略称ぱいのこです。

最初にクローズアップされるのは、かわいいものが好きで女装している男の子「まこと」です。

花岡まこと

そしてその幼なじみで親友だけど実は誠に恋愛的な気持ちを持っている男の子「竜二」。

大我竜二

さらに女装している誠に告白する女の子「」が出てきます。

蒼井咲

まことはかわいいものがとても好きなのに、それを受け入れられない母親がいて、母親にそのことを隠し続けるだけじゃなく、そういう自分の本当の気持ちを捨てようとして苦しんでいるところをに助けられるのです。好きなものを捨てる必要はないって。

一方、竜二まことが好きという共通点から、と関わるようになります。

好きが共通だから相談したりアドバイスしたりする仲良しになります。

まこと竜二も好きだし、のことも好きだし、どちらも頼りにして仲がいいんだけど、この2人が付き合っているみたいにも見えて、それはそれでいいと応援しようとしたりもします。

まことが好きだけど、幼馴染の二人の気持ちをそれぞれ分かっていて、その二人を応援しようとしたりします。

幼なじみの二人はの事情や気持ちを知って、それぞれ彼女のことを大切にしたいと思っているんです。

あまりうまく表現できないけれど、そういう複雑な全員両思い三角関係なんですね。

好きって色々なものに対して抱く感情ですよね。

その中に恋愛感情もあるんだけど、世間一般では男女の恋愛関係が普通で、それを他の「好き」よりも一段上に捉える人も多いから、それから外れた「好き」を持ってしまうと結構辛かったりする。

外れた「好き」は「我がまま」だと言われてしまうこともある。

でもそれって関係ない人に否定されることじゃないはずで、他人が言う我がままという言葉を理由に自分の好きを否定する必要はないはず。

これは強い主張じゃないんだけど、不用意に「キモい」という人がいて、言われるたびに傷ついてしまう。

そういう生きづらさを3人のキャラクターが表現している作品だと思うのです。

「我がまま」/くじら

このアニメのオープニングに使われている曲は、くじらさんの我がままという曲です。

すごくかっこいい曲なんだけど、聞けば聞くほど胸が詰まる感じの曲です。

オープニングムービーの後半には3人が泣いている描写があって、いつもそこを見るとうるうるしてしまいます。

そして、ミュージックビデオがまたいいのです。

最初、あれ?これ全部同じ人だったの?って思いました。

ミュージックビデオでは是非歌詞をじっくり味わってみてください。

グッとくるメッセージが込められているのが感じられると思います。

いつか丸ごと報われるような幸せの形を見つけたい。

争いたいわけじゃないのに否応なく巻き込まれる苦しさ、生きづらさと向き合う鍵は我がままの中にあるのかも……

という切ない願いが込められている感じがします。

僕はそういう生きづらさと向き合うアニメの3人の姿が大好きです。きっと同じように感じる方も結構いるんじゃないかと思います。

先輩はおとこのこのオープニングムービーと我がままのミュージックビデオの動画URLを概要欄に貼っておきますね。

そして、アニメ先輩男の子もぜひ見てください。なんだかいいなと思った方はぜひいいねとか好きとかしていただけると嬉しいです。

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今回は、先輩はおとこのこ/我がまま/生きづらさと向き合うことという話をしました。

今日はここまで。

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おまけ

リアクションでいち推し姫乃えこぴ。リアクション見ただけで本編見たくなるはず。

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今日もワクワクする日でありますように。

千葉直樹でした。

ではまた。

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