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Unity 「DOTween Pro」でUIアニメーションを作ってみた

「Game Graphic Design Advent Calendar 2019」の三日目の記事です。

初めましてNC FACTORYと申します。
祝:初Note! お手柔らかにお願い致します。

それでは。


ここでは、Unity Asset Storeで販売されている「DOTween Pro」のアセットを使って、UIにアニメーションをつけてみた感想をご紹介します!

UnityでUIのレイアウトをするには

初めに現在UnityでUIを作成するには、「uGUI」を使用してレイアウトを整えることが多いと思います。(2019/12/02現在)

------------------------余談です------------------------

遥か昔、uGUIのベータ版や本番リリース直後は、Googleで「uGUI」と検索すると、「ウグイ(魚)」と「NGUI」の情報が大量に引っかかったのは懐かしい思い出です。

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図:ウグイの写真(wiki参照)

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※今後は、UI Elementsという機能が追加されHTMLやCSSの調整スタイルに変更されるそうです。

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UnityでUIのアニメーションをつけるには

ボタンやテキストなどのレイアウトを作成後、UIの動き(アニメーション)をデザイナーさんやプログラマーさんが実装していきます。

このUIの動き(アニメーション)について、通常「Animator」と「Animation」で作成を行います。(プログラムで動きを付けることも多々あるかもしれません。。)

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図:ButtonのAnimator設定

なぜ「DOTween Pro」を使おうと思ったのか

UIの表示物をAnimatorやAnimationでコントロールするのが、自分の中で難しいと感じており、いくつか不満がありました。

・Animationのキーを編集せずに動きを付けたい!
・Animationのカーブ制御が、なんだか難しい!
・イーズイン、イーズアウトなどの速度の緩急が設定していて毎回違う…
・簡単に気持ちの良い動きを付けたい!
・動きのテンプレートが欲しい!
・動きのテンプレートを色々なUIパーツに簡単に適用したい(流用したい)
・目を閉じるだけで気持ちの良いUIアニメーションを付けたい!!!

と、悶々としておりました。

が、

ある時、何となくUnityのアセットを探していると「DOTween」というプログラムで色々なTween(動き)をコントロールできるアセットがある事を知りました。

「DOTween」・「DOTween Pro」とは

前述した通り「DOTween」は、プログラムで色々なTween(動き)をコントロールできるアセットです。

そして、「DOTween」「DOTween Pro」の2つのアセットがあります。

■2つの違い
「DOTween」:プログラムのみでTweenをコントロールする。
「DOTween Pro」:ビジュアル的なコンポーネントでTweenをコントロールする。

私は、プログラムが苦手なので「DOTween Pro」を使ってみることにしました。

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図:DOTween公式ページ

「DOTween Pro」でボタンを動かしてみた

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「DO Tween Animation」 コンポーネントを2つ使い、RotateとScaleでアニメーションを作成しました。

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「DOTween Pro」でタイトルロゴを動かしてみた

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「DO Tween Animation」 コンポーネントを2つ使い、Scaleとアルファのフェードでアニメーションをつけています。

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「DOTween Pro」でカットインを作ってみた

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GameObjectは、以下です。
Mask
 L dog
 L Particle System
「DO Tween Animation」 コンポーネントは、それぞれ以下の内容です。
・Mask : UI WidthHeightを2つ
・dog : Moveを1つ
・Particle System : Scale を2つ

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「DOTween Pro」を使ってUIアニメーションを作った感想

今回のアドベントカレンダー用に、急ぎで色々とアニメーション作成を試してみました。

作成してみて、思ったことは簡単なアニメーションを作るのには、
「そこそこ使えるのかも?」と思いました。

詳しい使い方は、まだまだ理解ができていないので、色々と便利に動きがつけられると思います。

何事もツールに慣れる必要があり、英語やプログラムとの戦いでもあり、UI演出・デザインと奥が深く、楽しい分野ですね!

夜も遅くなり12/3を迎えてしまいましたので、私のUIアドベントカレンダーのまとめを終わります。
拙い記事ですが、楽しんでもらえたら幸いです。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。

NC FACTORY





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