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#010 制作環境紹介

こんにちは。ノイジークローク藤岡です。

年初からありがたいことに忙殺されておりまして、随分空いてしまいましたが、またぼちぼち書いていきたいと思います。

昨年2月から、弊社ノイジークロークでは全社員、テレワークに移行しており、私はこれを機に拠点を地元である広島県に移し、これまで1年2か月の間在宅勤務をしています。

元々インドア派の私にとっては在宅勤務というのはこれ以上ない環境ですが、それでもこれだけ外出が気軽にできない状況というのはなかなか厳しいですね。インドア派ではありますが旅行は大好きなので…。

さて、環境という目線で考えてみれば、私自身は周囲をあまり気にせず作業ができるタイプです。たまたま手持ちの写真を見返していたら、色々なところで制作をしてきたなーと思い、今回の記事のきっかけになりました。まぁ100%自分の話ですしあまり面白味のないものではありますが、こんなとこで仕事してるんだなー、と思って頂ければと思います。

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2012年、趣味で音楽制作をしていた頃。実家の寝室の一角にこれらを構えていました。DAWはProTools7くらいだったと思います。I/OはDigidesignのRack002、モニタはTANNOYのReveal 501aです。

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2013年、ノイジークロークで外部作家としてお仕事を頂き始めた頃。妻と同居を始めたのもこの頃で、パッと見わかりませんが、押し入れの一角を使っていました。後ろではよく妻がゲームをしていたり、猫が遊びに来たり、子どもたちが騒いだりしていましたが、特に気にはなりませんでした。DAWはProTools9、I/OはDigidesignのMbox Pro、モニタはTANNOYのReveal 501aのままです。

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2017年、ノイジークロークに入社して約一年後くらい。周りには常に20人前後の社員がいました。結構、作家さんの中にはこういう環境での制作は難しいという方もいらっしゃると思いますが、全く気になりませんでした。

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2020年、テレワークに移行してまた実家の寝室の一角にスペースをこさえました。この同時にZoomなどを使ったリモート会議が始まり、バーチャル背景のおかげで部屋の中が丸見えではありませんでしたが、その機能がない会議ツールだとベッドやらなんやらがしっかり映ってしまっていました。

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そして2021年2月以降です。元々空いていた部屋を改造し、ついに作業専用部屋を設けました。突発的なミーティングにも対応でき、ちょっとした収録もできるようにしました。

モニタは相変わらずTANNOYのReveal 501aで、ディスプレイアームをちょっと改造して取り付けており、動かせるようにしています。また、サブモニタにはYAMAHA MSP3を使っています。

竿モノ楽器はスタンドに置くとかさばるので、DIYでハンガーを作りました。2×4材を購入し、塗装し、ラブリコというパーツで固定しました。大体全部込みで1万円もしなかったと思います。

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壁には某ショップで購入した壁紙用ペンキを塗りました。

また、写真では見えにくいですがデスクにはラックマウントを6U分付けました。DTMデスクなどではお馴染みですが、かなり値が張ってしまうので、既存のデスクに材料を買い足し、作成しました。左側には電源ユニット、RME Fireface UFX、右側にはKemper Profiling amplifierをマウントし、真ん中のスペースにはGolden AgeのマイクプリPREQ-73Premierを置いています。

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デスク上には、MIDIキーボードのNektar Impact GX61の他に、RMEのリモートコントローラ、iCON audioのPlatform NANOというMIDIコントローラ、Koolertronのマクロキーボード、iPadを置いています。

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Platform NANOはまだ購入したばかりであまり使いこなせていませんが、私はオートメーションを多用するのでとても便利です。

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Koolertronのマクロキーボードは、よく使うショートカットを登録し、色々な動作を簡略化しています。私は通常モードではよく使うソフトを起動するショートカット、ProToolsモードではトラックの大きさの+-、セーブ、アンドゥ、リドゥ、トラック複製やコミットなどのショートカットを登録して使っています。

RMEのコントローラは、モニタの音量調整はもちろんですが、メインモニタのTANNOY Reveal 501a と サブモニタYAMAHA MSP3をワンプッシュで切り替えてくれるので重宝しています。

iPadは、もっぱらスケジュール管理用ガジェットとして使っています。

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足元にはエレキギターのエフェクターボードがありますが、元々そんなに使わないのでこざっぱりしています。ワウペダルMXR MC404 CAE WAH、チューナー t.c.electronic polytune、ブースター Xotic ep booster、オーバードライブ Radial Tonebone Classic distortion、コンプレッサー MXR Super comp、そしてラインセレクター Radial Big shot I/Oです。

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楽器類ですが、エレキギターはIbanez J custom RG8520を使用しています。ストラトなども欲しいは欲しいですが、現状この一本で事足りています。また、FISHMAN Rare earthピックアップを取り付けてエレアコ仕様にしたTaylor 410、YAMAHAのフラメンコギター、同じくエレアコ仕様にしたアイリッシュブズーキ、Ibanezのエレキベース SDGR、Deeringのアイリッシュテナーバンジョー、ケースに仕舞っていますがエジプトウードとトルコのバーラマ・サズ、バグパイプなどがあります。

その他、KORGの電子ピアノ(MIDIケーブルでインターフェースと繋ぎ、Ivory IIで音を鳴らしています)、クラシックフルート、アイリッシュフルート、色んなキーのティンホイッスル、アルト・テナーリコーダー、中国のフールースー、スプーンズ、ボーンズ、エッグシェイカー、TOMBOのアコーディオンGrandaileなども所持しています。

また、Soyuz 013、AKG C451Bなどのマイクを所持しているので、スタジオクオリティというわけにはいきませんが、所持している楽器を収録することもできます。これは自宅であることと、地方在住の最大の利点かもしれません。そのうち、家にある楽器だけで何か作ってみる、ということもやってみようと思っています。

今回はこんなところでしょうか。結構、作家の方の制作環境を見るのが好きな方は多いのかなと思います。私自身もそうですし。見て下さった方に何かのヒントになったり参考になったりすることがあれば嬉しいです。

それではまた。ありがとうございました!

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