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2012年デビュー組をもっと好きになった (マエノ世代 9.1.23)

待ちに待ったマエノさん主催のトークライブ。以前主催していたトークライブ「エピソード物語」が好きだったのでこのタイミングで叶ってよかったです。

思い返せば先週はマエノさんを沢山見た1週間でした。8/29のねたログでM-1 1回戦前の最終調整を見た後、翌日8/30にピノッチオの1回戦を会場で見ました(この辺の話はM-1終了後のまとめ記事で振り返りたいと思います)。

今年の3月に宮本さんなどWCS14期の芸人さん中心の同期ライブがチュランペット主催でありました。なのでこの同期メンバーでのライブがまた見れるのが嬉しかったです。

他の芸人さんも良く褒めるのがマエノさんの交友関係の広さ。吉本、他事務所問わず同期に当たる芸人さんと仲がいいマエノさん。今回呼んだメンバーはシティホテル3号室・亮太さん、さんだる・堀内さん、カナイさん。

シティホテル3号室とはモンローズ結成後辺りから一緒のライブになることが多かった。去年のK-PROスペシャルウィークに開催された「モンローズのライブ」でもシティホテル3号室は呼ばれてました。

よく一緒に飲みに行ってるマエノさんと亮太さん。今月のKOC準決勝でマエノさんがシティホテル3号室のオペレーターを任されるくらい信頼されているんだなと思いました。

さんだるはナルゲキを中心にモンローズと一緒のライブが多かったです。

同じユニットだったラブロクをはじめ、ナルゲキロックス、ヘビセン、プレミアムライブなどで当時月何回さんだるとモンローズを一緒のライブで見たのかと思うくらい2組は共演が多かったです。マエノさんと堀内さんの組み合わせはそこまでイメージなかったのでどんなトークをするか楽しみでした。

カナイさんは同じユニットライブ(蝶蜂)だったり今年の2月まではお試しコンビを組んでいたくらいマエノさんと仲がいい。マエノさんの発言や行動にツッコミ入れてる所とか好きです。

カナイさんのstand fmにゲスト出演したマエノさん。

トークライブが開始して間もなく、早速ライブ名「マエノ世代」に対してイジりが入った。仲良しなメンバーが揃ったからこそ色んな話が聞けました。印象に残ったトークいくつかを本noteでピックアップしたいと思います。

冒頭のトークで2012年からお笑いライブに通い始めたお客さんもマエノ世代と話していたマエノさん。その定義だと自分もマエノ世代になるのか。

マエノ世代それぞれの歩み出し

シティホテル3号室はコンビ揃って20代半ばで芸人人生をスタート。亮太さんがピンで相方を探していた頃「相方 求 (あいかた もとむ)」の芸名で活動していた話が面白かったです。

シティホテル3号室はタイタン所属になったが、当時電話予約だったタイタンのネタ見せは全40枠が5分足らずで埋まるくらい大人気だったそうです。

2021年以降、K-PROさんでD-STAGEは劇場/配信どちらでもやってないが、もしいつかやるならさんだるを取り上げてほしいと思ったくらいさんだるの年表も濃かったです。さんだるが3人時代が2回あったこと、出れなかったり呼ばれなかったライブに対しての堀内さんの反骨精神や見返した時の話が面白かったです。

別れが辛いから芸人続ける人としか仲良くしないと堀内さんが話してた時、先日芸人を引退した元スタンダップコーギー・三森さんへの言葉を思い出しました。

元々松竹のライブに通っていたこともあってカナイさんの話はどれも懐かしかったです。割と早めにライブでなすなかにしやうしろシティと共演していたこと、オジンオズボーンの後任で座敷ボウラーがPONの曜日レギュラーに抜擢されたことを思い出した。実質PONのレギュラーは和田さんが休養に入ってしまったため、ほぼ1年カナイさんがピンで出演していたことにびっくりしました。

若手ながらも松竹の沢山のライブでMCを任されていたこともあり、マエノさん達と実は同期だったことはモンローズのファンになってから改めて知り驚きました。今は芸人に加えてアイス芸人やモルックの日本代表としての活動などマエノ世代の中では1番幅広く色々やってるかもしれないです。

マエノさんの大阪時代〜上京直後

他の3人は東京で芸人人生を始めたのに対し、マエノさんは高校卒業後、大阪のNSCに入学しました。NSC卒業に向けての活動、NSC卒業後のピン芸人時代の話など聞けて嬉しかったです。大きな会場で開催された卒業ライブで急遽ピンでネタを披露した話にはもう凄いとしか言えない。

シール2枚の話はいつ聞いても面白いです。

上京したきっかけも大阪での現状を打破するためだったそうです。今もそうだがマエノさんが(色々と考えた上で)躊躇なく現状打破に向けて動き出したり新しい環境に一歩踏み出す姿勢はほぼ同い年ながら凄いなと思います。

丁度マエノさんと同じく大阪から東京に活動拠点を移す芸人さんが多かった時期でもあったため、マエノさんのことを知ってもらうために上京したばかりの芸人さんも出演できるライブ主催してみてはと提案されたマエノさん。あの時マエノさんが主催したライブ「全国大会」は後のM-1やKOCのファイナリストが出演していたくらい豪華な顔ぶれが揃っていました。

マエノさんの人脈の広さのルーツは全国大会にあったかもしれない。

その頃からケイダッシュのネタ見せに通っていたマエノさん。トキヨアキイなど同期に当たるケイダッシュ芸人さん達とはこの辺りから仲良くなったそうです。

宮本勇気が面白くなるまで

ライブ中には色んな同期の名前が上がりましたが、宮本さんもそのうちの1人でした。そもそもモンローズが結成したのもトキヨアキイ・よしさんがマエノさんに宮本さんを紹介したのがきっかけでした。

今では自他も認める平場も強い元気キャラの宮本さんだが、特に養成所で同期だったWCS14期メンバーが揃って「出会った当初の宮本は面白くなかった。」って言ってた所は思わず笑ってしまいました。芸人始めた頃からモンローズ組立の頃までは正統派のツッコミだった宮本さん。昔あるライブでカナイさんが宮本さんをいじった時、いじられることに慣れてなかった宮本さんが上手く返せなく変な空気になったこともあったとか。

発注ミスを訴える(笑)

宮本さんが面白くなったきっかけはマエノさんと組み、マエノさんが生み出したあのモンローズの漫才スタイルに合わせて宮本さんが熱血元気キャラになったからと口揃えた3人。マエノさんの強みであるプロデュース力で方向性を導き出したおかげで今の宮本さんの活躍に繋がっている。モンローズがM-1の準々決勝に進んだ時の初期を知る同期の反応も面白かったです。

大好きなあの漫才は偉大だ。

今年もあらゆる賞レースで宮本さんの活躍を客席から見る中、特に予選ライブにおいて宮本さんの芸人としての強みを感じる場面がいくつもありました。誰かに与えられたものに対して全力以上に応えられる宮本さんだからこそと改めて思いました。だからこそ改めてマエノさん含めて同期の皆さんからこの話を聞けて嬉しかったです。

宮本さんの熱血元気は本当に強み。

芸人としての意識の変化

恐らく同世代で1番先に結果を残したのはTHE MANZAI 2013で認定漫才師に選ばれ、予選サーキットで上位に入ったスパナペンチ。2014年にキンタロー。さんがR-1の決勝に進んだのがマエノ世代の初の賞レース決勝進出者。特に近年は何気にマエノ世代の芸人さんが賞レースの決勝に名前を重ねるようになった。優勝する組(空気階段)も出てくるようになった。まだまだ若手ではあるものも、芸歴的には結果が求められるような段階に来てしまったかもしれないと4人で話していました。

賞レース以外で興味深かった話は堀内さんのトッパレの票数についての話でした。全組が東京ライブシーンのトップクラスかつ面白くて当たり前同士のバトルライブの攻略方法は想像以上に難しそうだなと考えさせられました。去年まではトッパレに足を運んでいたので尚更。

同期愛でいっぱいだったコーナー

年表トークで大盛り上がりだった中、最後はマエノさんの希望で「〇〇といえばこの同期」のコーナーがありました。

娘と結婚して欲しくない同期は実質満場一致の2ペアでした(笑)。

ほとんど書けない内容ばかりだが、それぞれのお題で選んだ同期のことをニコニコしながらエピソードを交えて話す4人が凄く楽しそうでした。年齢、事務所もバラバラなのにこんなに仲良い同期は他にいるのかと思うくらいこのライブを通してよりマエノ世代の皆さんを好きになりました。

次回は客席にいるかもしれない堀内さん。

そしてこの同期の繋がりがある限り、いつかまたお2人を一緒のライブで見れるかもしれない希望を持てる。そういや直近の共演からもうすぐ半年経とうとしている。

本当にあっという間に時間が過ぎたので、次回もまた開催して欲しいです。よしさんと(マエノさんと同じく大阪NSC32期の)ファイヤーサンダー・﨑山さん辺りはいつかの回でゲストで見たいです。オールナイトでも迷わず足を運びたいくらいマエノ世代は楽しいトークライブでした。

配信は9/15(金)まで購入/視聴できます(こちらも買いました)。

今週8日に再度ピノッチオとしてM-1の1回戦に挑むマエノさん。再エントリーの抽選が通ったのをマエノさんが知ったのはライブが終わってからでした。

無事再エントリーのチャンスを掴み取れてよかったです。8日も責任を持って当日応援します!

(個人的には今月は丸1日休み取れるのが難しい中、時間帯的にも幸い何とか見に行けるよう調整出来てラッキーでした。やっぱり大事な舞台は出来る限り現地で自分の目で見届けたい。)

ピノッチオも2回戦に行けることを願って!

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