身体も自然も同じ
以前のわたしは「身体の使い方」をお伝えしていました。
肩甲骨を使って〜とか、力を抜いて〜というような感じです。
でも最近は「身体の働き」があっての「身体の使い方」だと感じています。
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「身体の働き」というのは、特に意識してなくても身体ってそういう風になるという原理原則のようなもの。
それは万人に共通することもありますし、その人オリジナルなところもあります。
先日、農業の先生とコラボする機会がありました。
その方がおっしゃっていたのは「自然が先生、畑が先生」。
わたしも「身体が先生」だと思っています。
そちらが先生になると、まずこの場所はどんな土地でどういう土をしていて、どういう傾向があるのかというのが前提になります。
それを無視して〇〇農法だって押し付けたって、自然や畑は応えてくれません。だからこそ先に自然の働きを知ること。
これは身体も同じだと思います。
背中が曲がっているから反る。余分に力が入っているからゆるめる。
なぜ身体がその状態を選択しているかを無視して、自分がやりたいことやこうなってほしいことを押し付けても、むしろ反発が返ってきてしまいます。
関心を向けて感覚を研ぎ澄まさないと感じ取れない自然の働き。
だからこそ、生涯大事に育んでいきたいものです。
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