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映画「ツイスターズ」を見てきたけど!!!!

いや〜〜!!!最高の映画になるんじゃないかと思っていましたけど、やっぱり最高の映画でしたね。

この予告編にも出てくる「ジュラシックワールドの製作陣が送る───」は逆に不安要素だったんですけどジュラシックワールドとは比較にならないほど整理されていて普通にめちゃくちゃ面白かったです。嫌いじゃないんですけどねジュラシックワールド…

今作はリメイク映画で、1996年に公開された映画「ツイスター」が元になっています。よく考えると前作もジュラシックパークチームが制作していたのでその繋がりなんですかね。前作は子供の頃にビデオを借りて見た記憶があります。名前の通り竜巻の映画なんですけど、竜巻のなかに化学的な薬品を投入して被害が出るまえに竜巻を消滅させる!!というストーリーです。ということで主人公は嵐を見つけると車で中心部まで突撃して竜巻退治をするわけなんですけどこれがあまりにもカッコよくて、幼心ながら興奮したことをよく覚えています。この映画のせいか、元からそうだったのかは分かりませんが、僕は嵐が好きです。台風が襲来するとテンションが上がるタイプの不謹慎な人間がいますが、まさにそれでした。増水した近所の川は見ていて楽しかったし、玄関の前が水没するとワクワクしました。嵐によって被災する人もいるのに、酷い人間ですよね。でも、これが映画の中のお話だったら?映画ではどんなに災害が起きても、現実の人間には一切迷惑をかけることがありません。ゆえに、存分に楽しんで良いのです。

竜巻というと日本ではそんなに身近には感じないし、イメージするのはこういうやつですよね。

ところが映画に出てくるのはこういう感じの竜巻です。

怖過ぎる

ほぼモンスターですよね。映画のなかでは「EF5レベルの竜巻だ!!」ということなんですけど、アメリカって本当にこういう感じなんですかね?EF5というのは改良藤田スケールの最強ランクで、強固な建造物も基礎から引き剥がされ、重たい列車も吸い込まれて、数トンの物体がミサイルのように飛んでくるレベルとされています。やばすぎますが、こういうスケールがあるということは、日本に震度7というスケールがあるのと同じように、現実にありえるものなんでしょう。

車で竜巻に突っ込んでいくシーンは大変強烈で、音も凄いことになっているので本当に楽しいです。これは仕事終わりの深夜2時ぐらいに映画館で見たんですけど興奮して全然眠くなりませんでした。基本的にはB級の作りになっているので(冒頭の俺がついてるぞぉおおウワァァァァァァ!!!と叫びながら飛ばされてしまうところはちょっと面白い)気楽に見られます。リメイクだからなのかもしれないですけど、ちょっと懐かしさも感じますね。午後ローでやってそうな感じというか。日本にもこういう楽しい災害映画があれば良いんですけど、難しそうですね。やっぱり地震と津波の映像でスペクタクルを作ると不謹慎過ぎるし、それ故にゴジラという存在があるのかもしれないですね。災害をキャラクター化することで映画にしている。ストレートな災害映画は日本沈没ぐらいかもしれない。東京に大地震が起きて富士山も大噴火!大津波も襲ってきて街が大変なことになる映画見たいですけどね。今のところ最近で東京を沈めたのは新海誠ぐらいなもので…というのはさておき、ツイスターズを見ることで竜巻ってとてつもなくヤバいなと感じられるように、災害映画を見ることで地震を舐めてはいけないという気持ちになって防災グッズとか買うかもしれないし、いつか日本でも最強の災害映画が作られてほしいですね。

最近ゲリラも多くなってきていますね。会社付近にゲリラ雷雨がやってきたとき、みんな疲れているからなのか心が子供なのかとにかく盛り上がって音を録りに行ったり窓を開けてこれやべーぞ!!って笑ったりしてるんですけど、そういうちょっと中学生ぐらいのレベルを卒業できてない人間にとっては本当にご褒美みたいな映画でした。仕事終わりのスッキリ鑑賞がおすすめです。

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