「0317Sun.-入院6日目　＃11突発イベント発生」潰瘍性大腸炎日記

闖入者イベント発生

唐突に「失礼しますよー」という声とともに、自分と同じパジャマを着た品のいい雰囲気のおじいちゃんが我が空間に入ってきた。そして手を双眼鏡のようにして、窓から下を眺めている。

聞くと、数日前から入院していて、自分の乗ってきた車の様子確認をしに来たようだ。駐車場に面した大きな窓は自分のスペースか、隣のやや偏屈なワタナベさんのスペースからしか覗くことができない。隣人たちと会話を交わしたのは初めてだったのでちょっと新鮮だった。

頭皮臭気補完計画について

目下の懸案だったシャワーを浴びたい問題は、月曜日に標的を定めたが、早速頓挫した。

潰瘍性大腸炎は（数が増えてきたから重症以外は外される方向性にはあるらしいが）難病指定で、申請をすれば補助が受けられることも有るということで、嫁様や病院の方で進めてもらっていたが、内視鏡検査だけでなく胃カメラ検査も必要のようで急遽月曜の午前中に入ってしまった。明日もまた、臭い頭で過ごすこと決定だ。

暇と感じる原因

単純に持ち時間に対して出来ることが少ないのは勿論そうなのだが、それ以外に朝昼晩の食餌を摂れないことも大きく影響していると思う。それは食事に費やす時間以上に、生活のリズムを取るという意味合いもあると思う。食事を取ることにより一日の生活が朝と午後と夜に分かれるのでメリハリが出る。それがない自分の生活はなんとも抑揚のないフラットな生活なのでより暇に感じるのだろう。

日記も追いついてきたので、さらにまた暇になってきたかもしれない…。もう一ついい手慰みネタを思いついたので嫁様にお願いして仕込んでおこう。