新潟の魅力発信プロジェクトVol.1「葛塚市(新潟市北区)」
概要
今回、新潟の魅力発信というテーマで県内各地より集結した我々地域の若者が、新潟に点在する何気ない魅力や意外な魅力を発掘し、実際の体験を通じて発信することで、よりみんなが新潟を好きになれるよう、このプロジェクトを通じて取り組んでいきます。
新潟に住んでいる方は是非自分の住む地域やほかの地域の魅力の再認識の一助としていただき、これから新潟を訪れようと考えている方は、魅力的なスポットを発掘する一助としていただければと思います。
葛塚市とは
葛塚市とは、新潟市北区(旧豊栄市葛塚地区)にて開催される露店市場です。実は新潟県内はこういった露店の朝市が各地に現存しており、地域の台所となっております。その中でも葛塚市は約250年以上の歴史があり、毎月1,5,10,15,20,25日の月6階開催される1・5市という開催形態を続けております。
実際に行ってみた
豊栄駅南口から商店街アーケードに向かい、歩いて5分ほど、アーケードを抜けると、「よりなせや!葛塚市」という大きなアーチ看板があります。常盤町通りという通り名がありますが、地元民は市場通りと呼んでいるようです。
普段は車も通れる通りですが、市場開催日は通り全体が通行止めになります。
通りに入ると、竹竿とブルーシートで作った屋根を連ねて、様々な店舗が並んでおります。
市場では地場の季節野菜や果物、花、野菜の種や苗、朝どれの鮮魚などが並んでおります。
地元民の私は市場を見かけると必ずフルーツトマトを買います。いっぱい入って300円!安い!産地だからこの品質でこの価格です!おやつにも食べることができるくらい甘くておいしいです。
取材に同行してくれた友人は何やら新玉ねぎと新じゃがいも、ニンジンを購入していました。カレーでも作るのでしょうか。
お店の人との会話も市場の魅力です。私は家庭菜園でオクラを植えたくて、種苗屋さんにたくさんアドバイスをもらいながら種や苗を選んでおりました。たくさん話をしていると、「コレ!サービスしておくね!」とそっと多めに入れてもらえることもあるとかないとか。
市場開催日が休日と重なる日には、地元の仕出し屋さんなどがお弁当を手売りしたり、地元の酒蔵がお酒を販売するなど食べ歩き、飲み歩きもでき、より活気づきます。
また、市場通りには古民家を改装したカフェ、豊栄産の野菜を使ったイタリアンを提供するノラ・クチーナもあり、買い物でがっつり動き回った後の休憩の場としてもにぎわいます。
さらに、去年、元割烹料亭を改装してできた「ラグーナ・スクエア」というコミュニティスペースも開業し、宴会場を改装したカフェスペースではWi-Fiも完備され、どなたでも無料で利用することができます。ラグーナ・スクエアには、他にもサウナなどが常設されており、市場で歩き回った後に整うこともできちゃいます。
取材していたらお昼近くになったので、大倉屋さんからお弁当を購入しました。割烹のお弁当なのでいろんなおかずが入ってボリュームもあります。
体験した感想
250年続く露店市ですが、地元の人に愛され続け、日々進化しております。
特にラグーナ・スクエアもオープンし、市場の真ん中にサウナも入れるコミュニティスペースがあるという唯一無二の場所となったことで、今後、新潟の中でも、「食べて良し、買って良し、飲んで良しで、胃袋も体も整えられる」唯一のスポットになるかと思います。
新潟駅から豊栄駅へ電車で20分、車でも高速道路「新潟豊栄東港IC」や新新バイパス「競馬場IC」、「豊栄IC」が近いなどアクセスも良く、県外の方でも気軽に訪れることができるスポットだと思いますので、是非来てみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?