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ジェームズ・ハーデンのインタビュー:ダリル・モリーからのマックスオファーやロケッツへの復帰への噂等

ジェームズ・ハーデンが、The Athleticのサム・エイミックのインタビューで、ダリル・モリーからのマックスオファーや、ロケッツへの復帰への噂について話しました。以下そのインタビューの内容です。

エイミック:このクリッパーズのグループでの全体的なこれまでの考えはなんだ?何が好きで、何が嫌いだ?バイブ(雰囲気)はどんな感じだ?

ハーデン:全体的に言うのはむずかしいが、私にとって勝つ事、家族のまわりにいれる事、バスケットボール的に成し遂げたいゴールをまだ追いかける機会を持つ事については本当に良いシチュエーションだと思う。

あなたがフィリーにいる事を終わりにしようと決めた時、それは常にクリッパーズだけだったのか?その思考プロセスは何だ?

ハーデン:それは金がもらえるかもしれないのと、最高レベルで勝つチャンスを得るシュチュエーションに行く事だった。この数年、私は役割であれ、経済的な事であれ、多くを犠牲にしてきた。現時点でそれは終わった事だ。私はただ先に進んで金をいくらか稼ぐ機会と最高レベルで勝つチャンスを得たいだけだ。

あなたは経済的な事に言及した。そのシュチュエーションでハッキリしてほしいひとつの側面があるのだが、あなたは実際にシクサーズから契約が来ると伝えられていたのか?

マックスの事か?

そうだ。

Yeah。

ダリルから言われたのか?

Yes、Yes。

そしたら、それがないだろうと思い始めたのはいつだった?彼は夏にあなたとコミュニケーションを取るのをやめたと聞いたが、あなたはそれを状況が変わったサインだと受け取ったのか?

そうだ、私とダリルはとても良い関係だった。以前は私たちがプレーオフで負けた1週間か2週間で、どうすればチームを良くしていけるのかが全てだった。『どう私たちは良くなれるのか?』について話していただろう。それが10年以上続いていた。私が言いたい事がわかるだろう?それが今年になってコミュニケーションがなかった。その時点で、『OK、何が起きているのかがわかった』と思った。私はとても頭がいい。だから私はただ『私の次の動きはなんだ?そして私は何がしたいんだ?』を考えようとした。私はこれは最終的にはビジネスだと理解している。だから彼が球団のためにベスト尽くさなければいけなかったように、私も自分と家族のためにベストを尽くさなければいけなかった。単純な事だ。

あなたはフリーエージェンシーで自由を得るよりもオプトインする事を選んでたくさんの非難を浴びたが、最終的にあなたは金を得て行きたかったところに行けた。あなたはうまく市場を読み、あっちに行ったら経済的な面で大きな違いがあるとわかっていたのだと察するが?

違っていたのは確かだ。金があるチームは成長しているか若く、それはメイクセンスではない。優勝候補は金がない。だから、全体として、またフィリーの顔を見る事になってしまっていたかもしれない。だからそれは戦略的だった。みんなはただ言いたい事を言えるが、彼らはこのシチュエーションにいないので何が起きているのかわかっていない。私が言い続けているように、私は自分自身と家族のためにベストな決断をしただけだ。

その間焦っていたか?

いや、焦ってはいなかった。それはただ忍耐だけだった。なぜならオプトインした日、シクサーズとの会話とコミュニケーションでは、それはおよそ10日のプロセスで終わるはずだったからだ。それ(トレード)は10日以内にあるはずだった。それが4ヶ月半も引っ張られた。だからあの時、あなたは人生を止められ、他のみんなの人生が止められた。あなたたちは実際に起きた事よりも、それをクレイジーに見せている。基本的に私たちが内輪で話していた事は長引いていると言う事だった。だからそれにはちょっとイライラした。

全体的に、私は信頼する人たちと一緒にフィリーに行ってすべてを犠牲にしたんだ。それが私のアスに噛み付いたんだ。わかるかい?だからそれは人生の一部で、そして私たちみんながそのような事を経験する。それは私をよりタフにする。

ハッキリさせたいんだけど、あなたは彼らがP.J.(タッカー)を得るために得られるはずだったお金を諦めた後、マックスをもらえると伝えられたのか…?

…(あとは)ディアンソニー・メルトン。ダヌエル・ハウスだ。

でもタイミング的には、いつダリルはあなたがマックスを得ると言ったんだ?

重要な時はプレーオフがはじまった前だった。彼は私のレップと会話をした。

(ハーデンの主張を確認するためにシクサーズに連絡を取ったが、それは否定された)

あなたに話してもらいたい別のサブプロットがある。私たち全員が、もしあなたがフリーエージェントになれば、あなたはヒューストンに戻るという可能性もあった事は知っている。でも、彼らはそうしない事にした。あなたは彼らに得点王に戻りたくて、ロケッツのスタイルのバスケットボールをプレーした選手に戻りたいと伝え、それで彼らは興ざめして心変わりしたというレポートがある。それに真実はあるか?

あのチームの人材はどこだ?そして、この3年か4年、私が達成しようとしていた事は何だ(プレーメイキングに関して)?

あなたはそれを自分自身で答えられるだろ。ミーティングはあった。プレースタイルについてやどうやって私がプレーしてきたとかの会話はした。でも私が出場して平均30点くらいするという考えについては ー 誰がそれをやりたいと思う?

誰がそのミーティングにいた?

レップ、ヘッドコーチ(イーメイ・ウドーカ)。それだけだ。

バスケットボール的には、この選手たち(クリッパーズ)でちょっと今は厳しいところにいるのはわかっているが、何か見えてきているか?

光がある。光が見えているのは確かだ。

4人のガードはきびしい。タイ・ルーはそれらの年をとったスーパーチームのスターたちには、セルティクスのKG、ヒートのクリス・ボッシュ、キャブスのケヴィン・ラヴらの犠牲になるビッグマンがいたと指摘し続けている。普通はふたりのウィングとビッグだ。どうやってこれをやるんだ?

私たちはとても良い兆候を見せている。それから私たちは『Damn、これがなければ私たちは勝っていた』ってなったりしている。でも、私たちはシーズン全体がある。どうしていこうか取り組んでいる間に試合に勝ちたいのはもちろんだが、私たちはポストシーズンに向けてどんなチームになるのか見て行く。それがいちばん重要な事だ。

フィリーを去った全体のシチュエーションであなたがやってきた事で何か変えたい事があるか?

いやいや、それは私が決めた事ではない(笑)。その時、私は追い込まれたので、身を引いて、何が起きているのか観察し、私と家族にとって利益になるベストの決断をした。さっきあなたに言ったように、フィリーで引退する事を望み、そこに来るためにお金を犠牲にした。だからあなたたちが私に思いもよらない質問を投げかけるので、私は引かなければ(ステップバック)いけなかった。私は過激でなんでもするような男ではない。私は戦略的だ。私は動く前に考える。多くの人は私について知らないし、理解していない。それは別に構わないけど。

ジェームズ、みんなはあなたの事をしらない。あなたはそれをわかっているはずだ。

彼らは私を全く知らないし、私はそれで構わない。私がそれらのすべてのストーリーでSNSでみんなに言い返すことは絶対にない。いずれ、良いようになる。

私は何年もの間、ヒューストンであなたとダリルのまわりにとても多くの時間いた。正直に言うと、あなたたちの関係がこんなように終わるのは私にとってはまだワイルドだ。あなたたちは選手とフロントオフィスの関係でもっともユニークな関係だったかもしれない。

これまででね。

そうだ、ゲーム史上かつてなかったかもしれない。

そうだね、私もとても驚いたんだよ。私はそれを結婚のように見ていた。私たちはたくさんのシットについて話をした。私たちはみんなの目ではわからなかったり理解できないたくさんのシットを共有していた。でも、モリーが私と会話をしたり、『わかったジェームズ、私たちはあなたにこれをオファーしないが、私たちにはこれがある』と言って会話のやりとりをする代わりに、私を無視するか?それからそれは、あなたは私が思っていたよりも私の事をリスペクトしていないって事になる。そんな人たちは必要ないんだよ。だからそれはただぼ悪いカルマだ。みんなが私の名前に泥を投げつけるが、勝つのはいつでも良い人だ。

あなたたちはまだ連絡を取り合っていないと言ってもいいか?

私の方からモリーに引き返すには、あまりにも多くの金、多くのリスペクト、多くのロイヤリティー(忠誠心)が失われ過ぎた。話す事はなにもない。話す事は何もない。これは大金だ。

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