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2021年振り返り企画 その1 〜FC東京の話

 年間のまとめ、みたいなことをやろうと思ってるんですが… 写真の整理、してないよーう! ということでなんか中途になるかもー。

 でもほんと、そういう時期なんですね、なんだよ気がつけばクリスマスって。一年が年々短くなっているように思います。おかしいねえ。

 さて今日は、今季のスポーツシーンを振り返るコーナー。あとにいくほど思い出したくないことが増えるから、そのへんはそーゆーかんじでいきます。

 年の初めが一番盛り上がった感ありましたね、FC東京の2020年度のルヴァン・カップ優勝。

FC東京ルヴァン・カップ優勝の表彰式
優勝記念グッズを身につけて、記念写真

 この日を最後にチームを去った選手、みんな新たな挑戦のためにそれぞれの場所に向かっていった、というわけですが、数ヶ月後に原大智選手がシントトロイデンに在籍してるとかいうのは、この時点でさすがに思いつかなかった。

 3月。小川諒也選手が代表デビュー。

小川諒也選手代表デビュー直前のシーン

 これは盛り上がった、自分的に。何年も応援してた選手が代表デビューするのってこんな嬉しいのね。この半年後には怪我をしてチームでも長期離脱を余儀なくされてしまったけど(復帰できる前にシーズン終わってしまった、という感じかな)また代表で見たいです。

11月、SOCIOデーのトークショーを横で見てる二人のお客さん

 SOCIOデーの時は限定公開の練習試合があって、そのハーフタイムに小川選手はトーク要員として来てて久しぶりに姿をみたなーという感じだった。サッカー選手を見ていると、長期離脱してる選手はその間表情が丸くなる気がする。試合に出てるときのファイター加減が表情から薄くなるよね。


リーグ戦最終戦の後半開始のときの一枚

 11月だっけ、長谷川健太さんが監督辞任したのは。このあたりから語りたくないことが山積みなんだけども 笑 この頃なんとなく見てて思ったのは、選手にはお客さんに対して申し訳ないってことを言って欲しくはないな、ってことね。

 なんかねー、こっちの立場としては、みんなには恐縮した感じでいてほしくない。できれば、「好きでやってたら応援してもらえてる」くらいの勝手な感じでいられるような、そんな心境でいられる場であってほしいと思う。

 神妙な顔で申し訳ないと言ってるところを見てたくないのよー。自然と、選手の側と見てる側が必要以上にいろんなことを意識しなくても成立する場っていうのかな。それであったら理想。

 だからね、最終戦後にあった一件でいろいろ考えちゃった。(言及するべきじゃないかもしれないけどこれは自分的に大事と思うからさらっとふれとく)何があったと具体的に書かないので、選手とファンとの距離感の話、として読んでください。

 ファンの側的には、別になんのサービスをしてくれなくとも応援してる人はたくさんいるんで、あれこれ義理を大切にしようとしすぎなくていいと思う。(私個人の意見ですから、それじゃ困るって立場の方もいるとは思います)諸々考えると義理は大事だし顔を覚えてもらうのも大事なことだと思うし、この2年の状況下で、「ファンの人たちに何も応えられてない」と考えちゃうのもすごくわかるしありがたいんだけど… 

自分の首をしめるような頑張り方しないでくれていいよ、そこまでやらなくたってどうせ応援するし。

 ってスタンスの人も多数いるので、追い詰められちゃうときはそういう人たちの存在をまず思い出してくれればいいと思います。そういう人たちはあんまり表立ってわかるところで発言したり選手にコメントくれたりしないと思うので見えづらいかもしれませんけど、スタンドにいるとそういう人たちがたくさんいることはよくわかります。

 応援してくれる人に応えなきゃ、感謝しなきゃ、って当然チーム側の人はいうけど、こっちの立場としてはそこはもっとゆるくていいよ。完全に私個人としての話だけど、選手とふれあいたいからクラブサポートメンバーのビッグフレームスでいるわけでもない。(私自身がどう、って言いたいのでなくて、「ふれあいたいからお金出してそこに入るのに」的な意見を見かけたので、そういう人もいるだろうけどみんながそういうわけでもないでしょ、って思った。どっちがどう、良い悪いって話じゃなくて、選手にサービスしてほしいに決まってる、って皆が思ってるわけじゃないから、してもらうことは当然嬉しいけどそこを頑張りすぎないでいいよってことが言いたいのね。とにかく、追い詰められるような心境になってほしくないし、このクラブの在る環境や取り巻く環境が、選手の気持ちが追い詰められやすい場になってほしくない。

最終戦後の森下監督の挨拶のときの。腕組んで「ちゃんと挨拶できてるかの」みたいな感じで見てるあの人と、右のほうでは生活指導の先生と呼び出された生徒みたいな表情になってる人たちが偶然写ってたって写真。

だからほんと、将来的に「好きでやってるだけです」と「好きで見てるだけです」がうまく融合してる世界観がちゃんと成立してるとこ、を見たい。理想の姿だけど、強いときは自然とそうなるもんだと思います。

 うちの実家の父さんは、「事実上東京ガスがチームの一番のスポンサーじゃなくなる」ってことで「東京ガスは無関係になるの??」って心配してましたが(うちの父さん東京ガスのOBなので)無関係ってわけじゃないらしいと言ったらなんか安心してました。まあ、さみしいっちゃさみしいとこはあるよね。けど、私は今後の未来の方が楽しみなんだよなあ。

リーグ最終戦のときの横断幕

 

最終戦のあと、コンコースをでたらきれいに富士山が見えました。


誰かの心の平穏やきらきらを取り戻すお手伝いがしてみたい。