憂鬱に穴をあけたい 7 岡下 伸予 2020年8月5日 21:00 最近頭と心が疲れてるなあって思う。今ってきっとみんな同じような疲れを抱えてるんだろうな。 この先の未来にとっての大事なものを、ってみんな考えてるからだと思うんだけど、「Aを大事にするべきだからBは後回し」だったり、「Aは看過出来ないからBを推すべき」だったり、半分くらいはそうかもねと思うけど結論には違うかもねって思うからどの意見にもうなづくことができないでいる。 そうやって、慎重に聞いたほうがよさそうな意見同士がぶつかっていたり、あるいは「この考えが通るべき」って強い態度を見ると疲れちゃうのよ。どれをとってもその価値観や環境にない人にとってはずいぶん無神経にも感じる。 知識量や才能って人格とは比例しないから、有用な意見や知識は取り入れたいなと思うけれど取り入れる段階でものすごく疲れちゃうの。知識を持っている人が思いやりにあふれているわけじゃないし相手を尊重できるわけでもない。かと言って思いやりのある人がいつも必要な知識を享受しているってわけでもない。 生きることになにか正解っていうのはないんだけど、多くの人が価値を見出せない道を歩いていくにはとても勇気がいるね。 仲間っていう名目で人の間に居続けていると自分を肯定してくれる人はできるかもしれないけれど、それで自分の中の本当に大事にしたほうがいいものが浮き上がってくるかというとそうとは限らない気がする。 相対的に価値が変わっていくものに絶対的な正義なんてないのだから、自分の中で腑に落ちるような信憑性を追いかけ続けるしかないと思うの、生きてる間はずっと。 憂鬱を忘れ切れるほど没頭できる何かがあると憂鬱に風穴があく時があるね。そこから心に青空が拡がるかもしれないって思ってる。 #写真 #つぶやき 7 誰かの心の平穏やきらきらを取り戻すお手伝いがしてみたい。 サポート