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SEKAI NO OWARI ARENA TOUR 2024 「深海」

2024年3月17日。
過去最大規模のツアーの1ヶ所目、宮城。その2日目に参加した。
コロナの制約も完全に無くなり、声出し、銀テが復活した今回のライブ。私自身が、コロナ後のライブに初参戦ということもあり、みんなで歌ったり、煽りに応えたり、歓声を上げたりできる幸せを噛み締める時間でもあった。
そんな最高に楽しかった2時間を文字で残しておきたくて、今、この日記を書いている。私の語彙力ではこのライブの素晴らしさを余すことなくお伝えするのは到底不可能であること、かなりうる覚えのところがあることを前提に、一曲ずつ振り返っていこうと思う。


1.マーメイドラプソディー

光り輝く深瀬くん

この曲は絶対にセットリストに入ってくるだろうと思っていたけれど、1曲目にくるとは全く予想していなくて、「シャン シャン シャン シャン」と流れた瞬間のキタ―――(゚∀゚)―――― !! 感は半端じゃなかった。なかじんの歌声から始まるライブも新鮮で良かった。

2.Death Disco 

会場がダークな雰囲気に一変

この曲、空気を瞬時に一変させるから本当にすごい。ライブでは定番曲だけど、毎度あまりのかっこよさにやられてしまう。特に「悪は滅ぶべきだと思ってる」の生・深瀬くんを浴びてしまったらもうそれは沼の入口なのである。

せいぎせいぎせいぎせいぎ
の中のあるたくさんのギセイを君は絶対疑わない

SEKAI NO OWARI / Death Disco(2013)

この曲を聴くと、ここの歌詞の深さに感銘を受ける。この曲がもう10年以上も前の曲ということにびっくりするけれど、今でもハッとさせられる、いつまで経っても考えさせられる。「正義の中には犠牲がある」ということを音の形で伝える深瀬くんが天才すぎる。


3.スノーマジックファンタジー

深海から雪山へ

いやぁ、まさかスノーマジックファンタジーが聴けるとはね(涙)セカオワの魔法にかけられてしまいました。切なくて儚い恋のうた。この曲の世界観がとっても好き。胸がキュッとなる。
私が吹奏楽部でトランペットを吹いてたこともあり、音楽隊の皆さんが奏でる間奏を生で聴けたのも鳥肌だった。華やかで、それでいて繊細なトランペットの音に耳が幸せを感じてた。


4.眠り姫

さおりちゃんの元に行く深瀬くん

名曲中の名曲。さおりちゃんの儚く美しいピアノの旋律に、深瀬くんの透き通った優しい歌声、そこにたくさんの音が合流する流れ、本当に好き。そして2番サビの深瀬くんとさおりちゃん。ハァ、こんなの尊い以外の何者でもないじゃん。深崎ありがとう(涙)

ー MC ① ー

私、何故か「あ、本当にセカオワって実在するんだ」って改めて感じる瞬間がMCで、今回も「あぁ、今セカオワさんたちと同じ空気を吸ってるんだ」って1人で舞い上がってた。
なかじん曰く、今回のライブ、ほぼリアレンジされた曲たちを披露してくれているらしい。曲と曲との繋ぎが個人的にはとても好きだったな。そして、楽器隊の皆さんのご紹介も。想像以上にド派手衣装で笑ってしまった。そんな楽器隊の皆さんが大活躍する曲です、という振りからFight Musicが始まるのもとても良かった。


5.Fight Music

カメラに寄られるなかじんと楽器隊の皆さん

大迫力のFight Music。いつかライブで聴いてみたい、タオル回したいとずっと思っていたので、本当に嬉しかった。個人的に、この曲に何度も何度も助けてもらったので、タオル回しながら泣きそうになっちゃった。それくらい私にとって大切な曲で、人生の一曲と言っても過言ではない。
私はスタンド席だったので、割と会場全体の様子を見ることができたのだけど、みんながタオルを回して盛り上がってる光景、一体感、すごかったな。ライブの醍醐味。
深瀬くんが「僕」を「俺」で歌ってたのも痺れた。ハァ〜〜〜〜楽しかった!

6.サザンカ

さおり姫

Fight Musicからサザンカの流れは涙腺が崩壊するのよ。この順番で組んでくれたセカオワチームには頭が上がらない。この流れ、本当に良かった。感動だった。衣装も相まって、人魚姫のように見えるさおりちゃん。さおりちゃんのピアノでさらに涙腺が刺激された。
深瀬くんがMCで変なこと言うから(笑)、サザンカ聴くたびに、LOVEさんのブシューーーが頭から離れない、困った(笑)


7.深海魚

深海

深海魚、かっこよさが限界突破しすぎている。重低音の地響きみたいなものが体の深いところまでくる。ライブ映えがすごい。マジでかっこよかった。語彙力全部持ってかれる。かっこよかったしか表現できないのが悔しいけど、本当にかっこよくて、また絶対にライブで聴きたいと強く思った曲だった。


8.Hey Ho

カワイイが詰まった1枚

Hey Hoも楽しかったな〜〜〜!みんなで「Hey Ho」って合いの手入れるの本当に楽しかった。これぞライブ、まさにライブ。さおりちゃんのアコーディオン姿も見れて眼福でした。間奏の拍手、合わせるの鬼ムズだったけど、それも良い思い出(笑)トランペットのベルトーンも美しかった。


9.Dragon Night

光の海

スターライトリングが一斉に光だし、光の海となった会場。観客のボルテージも最高潮。そんな中、みんなでジャンプ、ジャンプ、ジャンプ。ひたすらジャンプ。息切れしながら無我夢中でジャンプしてるあの瞬間は青春のようだった。非日常を感じさせてくれる時間だった。もうたまらなく楽しかった。

ー MC ② ー
さおりちゃんの語りから始まるMC。タイムマシンの裏話をたっぷりと話してくれた。
silent 制作のとき、深瀬くんは俳優との両立で忙しかったはずなのに、自分よりも良い詩を書いていて悔しかった話をさおりちゃんが話していると、「なんでそんなこと言うの」と両角(byアカデミー賞俳優)がカットイン。会場は大盛り上がり。私もそのうちの1人。声にならない悲鳴をあげてしまった。アカデミー賞俳優 深瀬慧さんはMVにも0円で出演、なおかつこの両角をすぐにやってくれるそうで、何というコスパの良さ(笑)と本人が自虐してたのを私はニマニマしながら見ていた。(ここだけの秘密)
っていうジョークがありながら、ここから泣ける話に繋がっていく。さおりちゃんが悔しい思いを抱えて制作したタイムマシンのメロディー。そのメロディーを深瀬くんが褒めてくれて、歌詞をつけてくれて、そしてできたタイムマシンという、さおりちゃんにとって大切な曲。この流れで曲に突入するという完璧すぎる構成にうっとりだった。


10.タイムマシン

タイムマシン作詞・作曲の2人

1番最初にタイムマシンを聴いたときから、もうずっと大好きな曲。配信されるまでの間、ネトフリでわざわざ聴いてたくらい大好きな曲。このライブまでに何十回と聴いていたはずなのに、さおりちゃんから語られるタイムマシンの制作秘話を改めて知ったあとに聴くタイムマシンは、特別だったな。なかじんがMCで、タイムマシンの仮歌を聴いたとき、泣いてしまったって言ってたけど、とても分かる。泣いてしまう。歌詞に、メロディーに、深瀬くんの歌声に、スーパーさおりタイムに、泣いてしまう。ライブで聴いて、ますます愛が溢れてしまった。もう誰にも止められないくらい、この曲を愛している。
全部大好きなのだけど、特にここ!を挙げるとするならば、下の2つ。

いつも君と道を歩いていると道端の花も
新種の大発見のようだった
こんなありふれた花のくせに 今では

SEKAI NO OWARI / タイムマシン(2024)

大切な人といると、どんなありふれたものでも特別になるというとんでもない愛に溢れたフレーズ。最初に聴いたときは、恋人を想像してたんだけど、MVを見るとまた違った見方になって、胸がキュッとする。もう今はいない過去の人を思う切なさがここに表れている気がして、感情が揺さぶられる。

前も見れないけど 上も向けないけど
僕を見つめていこう

SEKAI NO OWARI / タイムマシン(2024)

そしてここ。「僕を見つめていこう」に込められてる思いを考えるだけで胸がいっぱいになる。君のいない未来なんて考えることはできないけど、君と過ごした過去を、思い出を心に刻んだ僕を見つめて生きていこう。そんな僕の決意に泣いてしまう。素敵な歌詞だなと噛み締めるのが止まらない。
まだまだ語れそうなのだけど、そうなると最後の曲まで行きつかなくなりそうなので一旦この辺りで切り上げるけど、本当に大好きです。(重い)


11.Love the warz 

赤く照らされたステージ

タイムマシンとの緩急がえげつない。今回、観客席にもライトが多く使われているようで、ステージだけでなく、会場全体が赤く照らされていて、燃える炎の中にいるようだった。リアレンジver.なのも最高だった。何より、個人的な話ではあるんだけど、ライブで初めて聴けたのが本当に嬉しかった。

平和を守るため 戦争をなくすため
あなた方を処刑します

SEKAI NO OWARI / Love the warz(2012)

ここの深瀬くんに撃ち抜かれた人、大多数。治安の悪さったらありゃしない。かっこよすぎるんだよ深瀬くん。
Love the warz の歌詞、今の時代にとても、とても響くものがあるよね。世界中で戦争が絶えない今、この歌詞の意味を今一度考えてみないといけないなと強く思った。


12.Goodbye 

ボーカリストのNakajin

なかじんのソロ曲。美しい空間だった。深瀬くんとはまた違った良さのある歌声にうっとり。Goodbye は過去に一度、ライブで聴いたことがあったのだけど、本当に良い曲すぎて毎回全身全霊で聴いてしまう曲。一回、全部記憶をなくして、ライブで初めてなかじんソロを聴いて、「え!この方もこんなに歌えるの!?!?」をやってみたかったりする。(笑)夢ですね。


13.Monsoon Night

炎が燃え上がり、熱気が高まる会場

いやぁ、本当に楽しかった。炎がブチ上がり、楽器隊の皆さんの音楽もノリノリで、体が勝手に揺れてしまう。チャラい深瀬氏にやられながらHigh!したり、手拍子したり、本当に深海のクラブだった。クラブとか行ったことないからよく分からないけど、このときは深海のクラブに確実に行ってた。

ー MC ③ ー
LOVEさんによる観客どこから来てんの調査が始まる。宮城県が意外に少なく、東北地方から来てる人が一番多そうだったかな。西日本から来た人〜〜?でもまばらに手が上がり、全国各地からこの宮城の地にファンが集まってるんだなと思うとセカオワの凄さを感じた。
そんなLOVEさんが、「秋田県は地元だ」と、意気揚々と東北マウント話をしていると、深瀬くんが「お前、北海道のときもそんなこと言ってたぞ」とすかさず突っ込む(笑)それにLOVEさんはタジタジで、「小さい頃はよく秋田県に行ってた」と言い訳するも、「小さい頃は?」とまた反撃を喰らう(笑)そんなタジタジLOVEさんの曲紹介により始まるRPG。ま〜た深瀬くんが「お前に歌わされてるみたいでやだな」って突っかかりながらRPGに入っていくの本当に面白かった。深瀬くん、LOVEさん好きすぎるのよ(笑)

14.RPG

安定の深崎

RPGはやっぱり間違いなく盛り上がるよね。深瀬くんはここでもLOVEさんに突っかかる。「フッフー」を叫ばせておきながら「声でか!」って突き放す深瀬くん(笑)2番は「LOVEに負けんな!」で観客を煽る深瀬くん。もうニヤニヤ止まらんかったよ、最高だった。
RPG、初耳学を見てから聴くと、また面白い。まさかさおりちゃんへの皮肉として深瀬くんが書いていた歌詞があるとは(笑)皮肉であんな素敵な歌詞が出来ちゃうもんなぁ、すごいよ(笑)

"煌めき"のような人生の中で
君に出逢えて僕は本当に良かった

SEKAI NO OWARI / RPG(2013)

んで、やっぱりRPGといえばここだよね。ここで必ずと言っていいほど、お互いを見つめ合う深瀬くんとさおりちゃん。尊い以外の言葉が見つかりません。ありがとうが止まりません。


15.Dropout 

ライトが綺麗

「跳べ!」
この一言で行った方には伝わるんじゃないかな。深瀬くんの「跳べ!」の破壊力ったらありゃしない訳で。ライブも終盤戦。私たちの体力も少しずつなくなっていってる中での深瀬くんの「跳べ!」。これはもう罪。楽しさが限界を超えてくる感じ。はちゃめちゃに楽しかったな。戻りたい。

輝かしいさおりちゃん

Dropout からスターゲイザーの繋ぎが本当に素敵で、鳥肌だったのもよく覚えてる。さおりちゃんが光に煌々と照らされていてお美しかった。

16.スターゲイザー

毎回、度肝抜かれるスターゲイザーの演出

ライブの定番中の定番。幻想的な雰囲気と深瀬くんの低音に包まれる会場。ライトが降り注ぐ様子は本当に綺麗で、何回見ても鳥肌が立ちまくる。瞬きさえも煩わしく思うほど、一瞬たりとも目が離せられないその光景は、ライブ会場にいることすらも忘れさせ、どこか遠くの彼方に連れてきてもらった感覚にさせてくれる。夢のような時間だった。

ー MC ④ ー

MC中の深崎

深瀬くんのMC。酔った勢いでツイートすると炎上してしまう話。こういう奴は、SNSの距離感は今ぐらいが丁度良いと自論を語ってました(笑)髪色の話も。色んなウィッグはあるらしく、リハもウィッグ被りながらやってたそうだけど、結局踏ん切りつかず、今の暗い色に落ち着いているらしい。さおりちゃんは今のままを推してたけど、そんなさおりちゃんに深瀬くんは不服そうで(笑)それがまた可愛かったな。そして、アルバム『Nautilus』のお話。体調が悪くて、本当に音楽を作ることができなかったと。それでも、さおりちゃんから「これは深瀬くんが書くべきだよ」と背中を押してもらって書いた曲が、最高到達点。自分に嘘をつきながら書いていた曲。この曲の主人公には、似ても似つかない。でも、今、最高の場所にいます。から始まる最高到達点。まさに最高到達点だったよ。


17.最高到達点

深瀬くんの幸せそうなお顔

深瀬くんのMCからの最高到達点は、色々と感慨深くって、泣いちゃいそうになった。魂、こもってたなぁ。見ていて、聴いていて、「最高!!!!」って気持ちが溢れ出ちゃった。本当に良かった。
それと、最高到達点の間奏をずっと楽しみに生きていたので、全集中で間奏を聴いてたんだけど、ブラス隊の華々しい音が、ど直球に私の心に突き刺さってきて本当に幸せすぎる時間だった。息を呑むとはこういうことかと思い知らされた。


18.Habit

DJの位置を奪い取る深瀬くん

本編、最後の曲。レコード大賞も獲ったHabitさん。DJの座を奪い取り、ワル深瀬くん登場。マジでかっこよかった。惚れた。すでに惚れてたけど惚れた。ふつふつさおりちゃんも激カワだった。カラフルなスターライトリングも綺麗だったな。まさか歌わされるとは思ってなかったけど(笑)、みんなで一緒に歌えたのもよかったな。楽しかった。

ー アンコール ー
コロナ禍で難しかった、みんなでスターライトパレードを歌うアンコール。前回行ったときは手拍子だけで少し寂しく感じたアンコール。だからこそ、今回、みんなでスターライトパレードを歌えた喜びはひとしおだった。「せーの」の掛け声で、徐々に広まっていくスターライトパレード。会場全体がスターライトパレードで包まれる時間、とても感動する。そして、そのままスターライトパレードのイントロが流れて、セカオワがもう一度、私たちを連れて行ってくれる、あの世界へ_____


19.スターライトパレード

さおりちゃんの元に集まるなかじんと深瀬くん

アンコールのみんなのスターライトパレードからそのまま、スターライトパレードが始まったのが個人的にはとても、とても嬉しかった。あのときの感動は忘れられない。そのくらい嬉しかった。スターライトパレードは、光の海が本当に綺麗。みんなで歌うのも最高に楽しくて、もう少しでこのライブが終わってしまうという寂しさを思いっきり跳ね飛ばしてくれる。この3人の尊い光景を目に焼き付けた。


20.インスタントラジオ

降り注ぐ銀テープ

密かに夢だったアンコールでのインスタントラジオ。嬉しかったな。楽しかったな。銀テープが降り注ぐ光景見るの、本当に久しぶりすぎて胸が熱くなった。またこの光景が戻ってきたんだなって、感慨深いものがあった。
とても個人的に、アンコールの深瀬くんが刺さりすぎてる。本当にかっこよすぎる。暗めの髪に、サングラス、深海のグッズであるアウター、ジーパン。あぁ、私にドンピシャすぎて、みなさんが上げてくださっている写真を見るたびにため息が出てしまう。どう考えても好きしか出ない。本当に助けてほしい。

ギリギリまでお手振りしてくれるセカオワさん

全20曲、2時間のライブ。ずっと楽しくて、幸せで、夢中で、あっという間だった。曲と曲の繋ぎ、MCから曲に入る流れ、セットリスト、どこをとっても素晴らしいしか出ない。

七色に光る会場

そして、何といってもこのセットと演出。深海魚が宙を舞っていて、その下で私たちは大きなミラーボールとともに深海のナイトクラブを楽しんだ。楽しませてもらった。自然に笑顔になれて、時には感動して涙が出て、たくさん心が揺さぶられる時間だった。セカオワさん、スタッフさん、素敵な時間を本当にありがとうございました。とても幸せでした。
残り31公演、無事駆け抜けることができますようにと願いながら、この日記を閉じたいと思います。

p.s. こんな拙い文章を最後まで読んで下さった方がいらっしゃったのなら、なんとお礼を申し上げたらいいのか…という気持ちでいっぱいです。恐縮です。本当にありがとうございます。

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