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2022/05/30(月) 宮本浩次 日本全国縦横無尽ツアー佐賀市文化会館 大ホール

2022/05/30(月) 宮本浩次 日本全国縦横無尽ツアー佐賀市文化会館 大ホール

私の縦横無尽ツアーは京都で終わりのはずだった。
でも、宮本さんのコロナ陽性で延期になった箇所が追加販売されるのなら、どこか!最後にもう一箇所!となってしまい、、日程的に休みが取りやすい、5月30日の佐賀文化会館に行くことに決めスケジュールを調整し、チケット追加販売を待った。
リセール等の対応が2週間前だからそのくらいかと思っていたら、ひと月以上前から突然チケットを販売開始し、しかも先着順だったので焦ってしまった。でも無事に購入することができた。佐賀に行ける。もう一回縦横無尽ツアーを見られることがうれしかった。
でも、佐賀をはじめ、もともとは完売だった公演。振り替えになり、しかも平日。泣く泣く払い戻しされた方も多かったことと想像する。
行けなかった方の分まで盛り上げて楽しむ!と思った。

佐賀の前に福岡へ前のりし、今回一緒に佐賀へ行く友達のお宅で泊まらせていただいた。
福岡の海辺のおうち。とても素敵な場所だった。
心配していた雨もそう強くは降らず、黄昏の浜辺をリアルに散歩した。
夜はサッポロ黒ラベルを飲みつつ、海の幸をいただき、エレカシと宮本への尽きない尽きない思いを語った。
相当飲んだようで、最後は記憶がなく、でも朝はちゃんと敷かれたお布団で目が覚めたが、ここはどこ?と一瞬わからないくらいだった。それくらい幸せな夜だった。本当にありがとう。

いよいよ、佐賀市文化会館へ向かう。車に乗せていただき本当にありがたかった。
福岡から佐賀市内へ1時間ほど。
道すがら見える収穫期を迎えた麦畑が美しかった。麦を収穫したのちは田んぼになり、秋には稲穂の海となる。豊穣の大地だなと思った。

佐賀市文化会館へ到着。キーホルダーを買いに並ぶ。
建物の中はちょっと蒸し暑かった。時間は2時すぎ。この建物のどこかで宮本さんは歌動画を撮っているのかななんて思っていた。

キーホルダーを無事に購入し、休憩しつつ、開演を待った。

座席は9列目の端の方。花道近く、宮本さん着てくれるといいなと願う。

18:30開演

宮本さん登場。
割れんばかりの拍手とはこのこと。振り替え公演、待ちわびた感をすごく感じた。

光の世界
少しアレンジが変わったように思った。
そして、宮本さん髪長い。長髪、そしてヒゲ無しつるつる。
私の一番好きな宮本さんだ。

「佐賀市!ようこそ!今日もどーんと行くぜーーー!」

会場は拍手に包まれる。

「いい曲、たくさんたくさん、お届けに用意してきました」

カバー曲歌う。
会場が暑かったのか、化粧のあとタオルで顔をゴシゴシ汗を拭く。

獣ゆく細道
客席に背を向け、両手でお尻ぺんぺん
「佐賀べいべー!佐賀べいべー!」を連呼。
言いやすいのか、
「さっさ、さっさ佐賀ベイベー!」と叫んでいたのは笑いそうになった。

のりのりのロマンスへ。
アートワークが少し変わっていたように感じた。

悲しみの果てが壮大で、すごい声量だった。
まるでフレディマーキュリーのようで震えた。
上手、下手の花見へも行き歌ってくれた。
ほんの数m先にライトを浴びた、きらきらの宮本さん。
美しく音楽の化身のような人。

Sha・la・la・laのスクリーンの映像もこんなだったかな?

浮世小路のbluesもかっこよく、この先行ったら帰ってこれなさそうな雰囲気を出していた。
そうそう、この曲の時に双眼鏡でガン見していたら、宮本さんと目が合った。
こっち双眼鏡なのに、目が合うって!と思うが、思い込みとかではなく本当に目が合った。
心臓が痛かった。

その浮世小路のblues、入りが玉田さんのソロパートなのだが、スティックを二本持ちでたたき、そのうち一本になるという、そんな技があるの?

キタダさんのポンパドールポニテがかっこよかった。ちゃんと頭頂部はヘアピンで留めてあった。

とにかく、声はよく出ていたし、ひげないからか若返りが早かった。

ガストロンジャーではジャケット脱ぎ、ほっぺたをペチペチ。マイクがその音を拾っていたから結構強く叩いているのだと思う。

「佐賀ベイベー!かっこいいぜー!かっこいいぜー!」
「よく見えないけど。暗くてよく見えない!」

と、宮本さんはよく言うけれど実はよく見えている。

風に吹かれて
マイクスタンドを使って歌う。
汗をかいた髪を両手でかきあげて、めちゃくちゃかっこいい。
まるでジュリーのよう。

あなたのやさしさをオレは何に例えよう
名越さんとギター対決
名越さんのギターの音階に合わせて宮本さんも声を出す。
だんだん高くなり、「音が高くてでませーん!」

玉田さん、日本代表のスティックが宙を舞う。
手ドラムになり、またすばやくスティックで叩き、最後はスティッククルクルクルクル回す。
宮本さんは「スッゲーーーーーーー!」

「クールで物静か、スマートなんだけどこのバンドの要なんだぜ。魔術師、キダダマキ!」

「47都道府県ツアー、頼りになる男。コンポーザー、我らが司令塔。小林さーん!」

「そして、そして、宮本でーす!」
おでこに指差しつんつん。

P.S I love youはシーバーも取って床に捨ててしまい、イヤモニも外してブラブラさせた後、ジャケット脱いでぽいっ。スタッフには上げろ下げろの指示を出し、なかなか荒ぶってました。イヤモニ踏んだりしたら壊れないかひやひやした。

アンコールはオリンポス黒Tにジャケットで登場

小林さんとのMC
小林「今日はすごいね」
宮本「すごいんです」
この二人の短いやりとりに、今日のコンサートが充実していたことが伝わってきた。

小林「コロナウィルスもあって、そんな中たくさん集まってくださってね。平日ですよ。心に期するものがあるね。感無量になったっていうか。」


いつ佐賀に来たかという話になり、宮本さんは昨日。名越さんとキタダさんは昨日の夜一緒に。玉田さんは今日。

今日?と小林さんに再確認されていた。確か別のツアーのサポート入ってらして、そのツアー先から佐賀入りされたとかだったような。

小林さん「みんなバラバラだね。バラバラだけど47都道府県回って来たんだよ」

客席から拍手。

宮本「昨日、羽田空港で小林さんを見かけたんですよ。でも見失っちゃって。飛行機に乗ってなくて」

小林「昨日、博多に行ってたんだよ」

宮本「そうなんですね。すみません、なんだか刑事みたいなこと言って」

かなりおもしろいやりとりでした。

男前5人衆のお全員の声が聴けて良かったです。

宮本「佐賀、本当にすばらしいコンサートになりました。ありがとうざいます。」
「ロマンスってアルバム作るとき、小林さんが最初にピアノアレンジをしてくれて、改めて、すばらしい曲だなって思った曲です。

木綿のハンカチーフを歌う。

「スーツ姿を見てくれ」箇所でジャケットの裾をキュッと握っているのがかわいらしかったし、ボタンホールに親指入れてるのがわかった。

「恋人よ、半年が過ぎ~」が出なくて歌詞を間違えたまま歌う。何とか歌いきるが、
「歌詞間違えた~~~~!」と膝から崩れ落ちて頭を抱えていた。

玉田さん?に歌詞を教えてもらい、そこから歌っていいですか?と聞いたら小林さんが「いいでしょ!」と間髪入れずに答え伴奏始めるのがかっこ良かった!
こういうところが頼れる兄貴分なのだろうなと思った。

バンドメンバーもにこにこしながら演奏してくれ、宮本さん無事に歌いきる。
拍手がすごかった。
カバー曲だから余計に歌いなおしたかったのかもしれない。

「たくさん、たくさん、素敵な時間がやってきますように!
ハレルヤーーーー!」

ハレルヤも歌い終わり、男前5人衆と握手とハグ。
宮本さんはジャケットを脱ぎながら下手へ。
最後ジャケット投げるふりとかする?と思ったけどそれなく、でも白くて細くてでも筋肉のついた(これ大事)宮本さんの二の腕を久しぶりに見た。

佐賀、思い出に残るとても楽しい時間でした。
ありがとうございました。

2022/05/30(月) 佐賀市文化会館 大ホール #宮本浩次 セットリスト
01.光の世界
02.夜明けのうた
03.stranger
04.異邦人
05.きみに会いたい -Dance with you-
06.化粧
07.春なのに
08.shining
09.獣ゆく細道
10.ロマンス
11.冬の花
12.悲しみの果て
13.sha・la・la・la
14.浮世小路のblues
15.passion
16.ガストロンジャー
17.風に吹かれて
18.今宵の月のように
19.あなたのやさしさをオレは何に例えよう
20.この道の先で
21.十六夜の月
22.rain -愛だけを信じて-
23.P.S. I love you
24.木綿のハンカチーフ(アンコール1)
25.ハレルヤ(アンコール1)

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