実相大学の学費を頂いた話/後編
皆様、こんにちは。
前回は、実相大学という、不思議な講座の受講を経済的に断念したところ、思わぬ経緯でとあるお方から、学費を頂いたところまでを書きました。
前編では、実際にお会いして色々なお話しをしたのち、近隣の神社めぐりにお誘いしました。
ここからも、不思議なことが続くのですが、結界とかそういった意味合いで作られているものがあると思いますので、内容を特定できないよう、話の筋を壊さないもの以外は少し変更して書きます。
お地蔵様では・・・ない?!
近所に、昔は水害が多かった場所があり、コンクリートで工事された今も、地域の人たちが大事にしているお地蔵様があります。
よく手を合わせていたり、お供え物がひっきりなしにあったり、保育園の先生が子供たちをお地蔵様の前で遊ばせていたりします。
私「ここが、近所のお地蔵様です」
お方「ん・・・?これってお地蔵様じゃないような?
このポーズ、違いますよね?何という名前だっけ・・・相当古いですね・・・。
お地蔵様より格が高い・・・なんだっけな・・・」
私「・・・!(ぞわぞわ)」
後日調べて頂いたWikipediaの情報によると、とある観音様でした。
しかも、そのお方と私の地元がたまたま某県内の近隣同士で、同じ電車沿いなのですが、その近辺に観音像として展示があるとのこと。
ヒョォ~!
鳥居にたどり着かない?!
次に、近くの神社に向かいました。
私の近所は、すごく路地が入り組んでいるのですが、そうは言っても何度も通っている道。
「この横を行けばいいはず・・・」と道を切り替えて、鳥居に向かう道に入ったはずが・・・。
私たちは、小さな裏口にいました。
普段は神主さんのご家族が通るだけと思われる、母屋の横に敷石が引かれた、幅1mくらいの小さな入口です。
神社といったら、鳥居で会釈してから入るものと思っている私は、顔から血の気がサーッと引きました。
私「やっぱり発達障害があるから・・・近所のはずなのに、変な道を選んでしまって申し訳ありません」
そのお方「いえ、これは私のせいです。
神社に行くと、いっつも裏口にたどり着いてしまうんです!」
私「えええ~???」
この日は、これ以降も裏口へ何度も行くこととなります。
私たちは、春の陽気の中、拝殿で手を合わせました。
ここでは拝殿・本殿の周りに小さなお社がいくつかありますから、巡り始めました。
そのお方「(小さなお社の看板を見ながら)この〇〇社って・・・何だかひっそりと、建ててあるね。
普通だったら、いちばん上に漢字がもう1つあるはずなんだけど、どうしてないんだろう」
私「確かに・・・文字が取れたとか、看板が折れた感じでもないですね・・・」
これは後ほど、意外なところから答えが見えてきます。
増えていく伏線
そのお方がせっかくはるばる来て下さったので、バスで移動して、少し離れた他の神社にも行きませんかとお誘いしました。
私「先日、他の方と来たときは、なぜか私の指が、バスの停車ボタンを早く押してしまって、そこにあった伏見稲荷にも行ったんですよ」
お方「そうなんですね」
私「今回は押そうと思いません。行かないみたいですね」
この会話ものちの伏線となっていきます。
バス停を降りて、辿り着いた神社は、なぜか、そのお方が生まれた地域の殿様が命じて、遠方から用意させた石細工が置いてありました。
お方「なんで?!あの、全然知られていない地域のものがあるの?!
れいなさん、〇〇市って分かる?」
私「分からないですね・・・(汗)」
他にも、詳細は割愛しますが、そのお方にご縁のある何かが登場するのでした。
おにぎり神社
以前記事にしたおにぎり神社にも行きました。
ここで、ハイボールと白い包みを持って歩いている親子連れとすれ違い、
私「あの匂い!唐揚げが入ってますね~!ハイボール持ってるし」
お方「よく分かったね・・・鼻がいいんだね!
しかし、ハイボール持って外歩くもん??!」
これも後々の伏線となっていきます。
独創的なおにぎりを色々と鑑賞したり、前回訪れたときは私が気に留めなかった看板を読んだりし、次の神社に向かって歩き始めました。
「字が足りないお社」の答え合わせ
私の近所にあるお社で、「ふつうならついているはずの、最初の漢字が抜けている」ところがあったのを、皆様覚えてらっしゃるでしょうか。
あの場所から数十分移動しますと、先ほどとは打って変わって、その字がついているお社にたどり着きました。
先ほどのは、隠すようにひっそり建ててあったけれど、こちらは堂々と大きく飾られているのも印象的でした。
お方「これは・・・陰陽図のように、地域を守るための配置で、あちらは文字を付けて、こちらは文字を取っ払っていたんじゃないかな?」
私「うわ~そういうことかも~!!!」
そこから更に歩くと、来る道で、ふとした経緯から教えて頂いていた、
「富士講」という大きな富士山の模造物が・・・なぜか、出てきました。
そうかあ~、これかあ~!
ご飯選びにも影響があった
私たちは、ご飯を食べようということで、よく訪れる商業施設に向かいましたが、私の知らない景色にどんどん変わっていきます。
私「すごいおしゃれですけど・・・なんだこの道、自転車置き場なんですね~」
お方「あの扉は従業員入り口なんだねえ~近未来的なデザインだね~」
私「・・・こんな裏道があったんですね・・・やっぱりご一緒すると裏口になるんですね・・・」
もうすっかり14時頃でしたが、フードコートは混んでいました。
調理できるまでに20分程待ってと言われて、注文をやめ、違うお店に並ぼうか考え始めました。
私は、神社で唐揚げの匂いがしたことを思い出し、唐揚げを売っているお店で注文すると、2・3分で提供されました。すごい!
そして最後に、私がそのお方におすすめしていたお買い物をしました。
ふつうは送料払ってお取り寄せなんですが、なぜかこの商業施設内では、ひっそりと物陰に売られているのです。
しゃがんでいるお方「これは、場所を知っていないと買えないねぇ~」
しゃがんでいる私「そうでしょう、そうでしょう。
(お店の人にも聞かず、しつっこく探したことがあって知っていました。)」
これもある意味、そのお方の裏口にたどり着く才能によって、私に紹介させたのかもしれません。
ここで、お買い物という目的を果たしたことにより、私の疲れがドッと降りてきたため、お別れいたしました。
お方「(今日という機会に、色んな要素を)詰め込んだねえ~!」
私「本当ですねえ~!!」
私は足に問題があるのですが、修理に出していた介護用の靴が、なぜか前日にピタッと受け取れたために、あちこち歩こうというモチベーションになりました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
今回学費をご提供くださった方、並びにいつも気にかけて下さっている皆様のおかげで、学習の機会が得られることに感謝いたします。
皆様が次に、近所の神社に手を合わせたとき、へその辺りから妖精が「ぷっぷっぷ」と言って行進するおまじないをかけます。
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