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歯医者に行ったら全身の疑問が解けた

こんにちは、れいなです。

今回は、先月行った愛媛県松山市にある歯科診療所の体験をお話しさせてください。まだ治っていないんですが「もう来なくてもいい」と言われました。

診察はほぼ1回、あとは生活の中で歯を大事にしていく

医師によれば「生活の中で改善していけるし、患者さんがその効果を実感するのは1~3か月後」とのことでした。これを書いている今、診察から3週間しか経っていないので、じゃあ文章にするのには早いかな、と迷いました。絶対にこの歯医者以外行くなという話ではなく、セカンドオピニオンとしてでもお勧めだということをお伝えしたい。ほとんどの患者さんが1度の診察で終わりという歯医者です。

診察により自分の体について長年の疑問がほどけた体験としてこの診療所での診療はかなり満足度が高いし、それは、今後自分の体と付き合っていくのにとても大きな情報となりました。今回行ったのは全身から歯を捉えていく自然歯科診療所という有名な歯医者さんでした。

私は、リフレクソロジーという足のマッサージ師さんから「正しく足を揉むことで歯並びが変わる」と聞いたことがあったり、自然療法で歯との付き合いが良くなった人の話も色々聞いたことがあったりするので、歯の健康は現代医療ばかりに頼らずとも、ある程度何とかなることは知っていました。

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(↑診療所の近く、令和になったばかりの商店街↑)

とはいえ私の場合は違うかもしれないし、自然歯科との相性や経過によっては、診察後に他の歯医者に行くつもりでした。生活の中で気を付けたことも色々あるし、自然歯科のホームページで自然歯科が考える歯についての情報を読み始めてから3年が経っていました。毒親家庭で食いしばり過ぎて、歯にひびを入れてしまったり欠けてしまった部分が沢山あるだろうと思っていたから、もう手遅れなのでは?と沢山悩みました。

パッと見た感じでは歯並びのきれいな私、これ以上は手術などしないと何も変えられないかもしれない・・・むしろこれ以上歯の健康を望むことは傲慢だと怒られるのではなどと考え込むときもありました。友達から「自然歯科のホームページを読んで、歯をなるべく自然で大事にしようというのは分かるけれど、どこまで具体的に話してくれるのかな?」と聞きましたが、自分もまさにそうでした。

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(↑松山城の天守閣目指して城山を登っているときに撮影↑)

子供の頃から謎だった私の歯

私は歯並びが良く、いわゆる出っ歯だとか乱杭歯ではありません。だから噛み合わせもかなり良いのだと思っていました。とはいえ子供の頃から地元の病院では「歯を強く噛み締めすぎ」と言われ、それが改善できませんでした。地元の歯医者さんも「もっとリラックスすること」としか言えず困った顔をしていました。被虐待生活を送った実家では、歯を食いしばって耐えるストレスが日常だったので、それが原因かと思っていましたが、1人暮らしを始めても「どうやら他の人より歯を噛み締めてる瞬間が多いぞ」「ヨガのポーズとか、ふとした体の動きで上下の歯がぶつかってしまう、なぜだろうか?」「歯並びがきれいなはずだけど、前歯に違和感がある」などなど悩みがありました。

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(↑診察のあとは道後温泉を楽しみました↑)

原因は赤ちゃん時代にさかのぼる

歯並びと噛み合わせをごっちゃに理解していたのだなということが今回の診察で分かりました。院長は「とにかくあなたは噛み合わせが悪い!」とはっきり言ったので、逆に清々しい気持ちに。通常の診療45分間に加え、全身のバランスの調整を見てもらうコースを追加しました。

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(↑片側の上の顎が小さい↑)

院長の息子医師が、私の足や立ち姿勢の写真を撮影したり、既往歴から解説してくれました。私は幼児~中学生くらいまで、かなり大変な蓄膿症でした。毎日、色の濃くて粘度の強い鼻水が大量に出続けていました。

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呼吸しづらくて夜はしょっちゅう起きて鼻をかみ、眠れるように祈り続けました。原因が分からず憂鬱で恐ろしかったのをすごく覚えています。その後も軽い鼻づまりが現在まで続いています。

そして私は歩き方や立ち姿勢が悪く、特に歩くのが難しいという感覚が強いです。バランスがフラフラしたり右に肩が倒れたり足が痛んだりします。体育の授業の知識などを活用して「一本の線を辿るように歩く」と決めましたが、高身長とあいまって「モデル歩きのような気取った歩き方を普通の生活でしている謎の人」という印象で見られることが多く、かなり悩んでいました。

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というのも街を歩いていると週に何度か後ろから「あの人モデルかな?」「いや違うんじゃないの」といった話し合いを(特に若い人が、聞こえるような声で)するのでした。それが心底嫌でした・・・自分では、どうやら骨格がしっかりしていないから、普通に歩けないのだという推察をしていました。

立っているときに、ついつい反り返った姿勢をしてしまったり、猫背になり過ぎたりしますので、それを気にしてまた反り返っているなど、そういった極端なところもありました。

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(↑松山城の裏手にある温泉は、午前6時から午後11時まで空いているので、めちゃめちゃ助かりました↑)

私の足の小指は内側に向けて丸まっているのですが、爪が真ん中でパックリ割れていたり、足指や足裏のトラブルも自覚していました。くるぶしの辺り、かかとなどが痛すぎて、中学生の時に病院にかかることもありました。足にいくつか不要な骨ができているとか、色々と見つかっていて、足裏に器具を取り付けたりして、とにかく普通の人のように歩けないぞということは分かっていました。

お母さんの抱き方が影響

息子医師によれば「赤ちゃんのとき、お母さんが忙しすぎて授乳時に押し付けるように抱いてしまい、その後背骨の形が大人の形になるときに影響が出たのでしょう。よって呼吸する部分が圧迫されて蓄膿症になり、上あごが発達しなかったのだと思われます」

確かに上あごが小さくて、上の歯が下の歯に丁度ぶつかっているのでした。

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よって色々な歯のトラブルが起きているような解説で、目からウロコでした・・・。自分は将来子供に関われないと思っていたけれど、また1つ不安要素が解消しました。授乳時に赤ちゃんを強く抱きすぎてしまうような忙しい状況というのも納得でしたし(当時、母はワンオペ育児かつ田舎の跡取りの嫁など相当大変だった)。

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(↑松山城の裏にあった貸ホールの看板の写真がなぜか外国?の雪景色だった・・・どこなのだろう。赤ちゃんかわいいけれど。そして、今調べたら松山は素敵な西洋建築が沢山あるそうなので、いつか見たい・・・!!↑)

噛み合わせを良くしていくための足の体操やまくらのこと、靴のこと、歩き方のことを教わることができて、対処法まで具体的にあるということに気持ちが救われました。おかげで「モデルじゃねーの?」歩きを脱することができました。また、私は普段固いものを頑張って沢山噛むことで自分の健康を守ってきたつもりでしたが、「あまり噛まなくてすむ柔らかいものを食べて、食いしばらないように楽しくリラックスして生きなさい」と院長に言われて泣いてしまいました。

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(↑道後温泉の近くにある、からくり時計。隣には足湯がありました↑)

前述のとおり、診察後に患者さんが結果を体感する1ヶ月~3ヶ月は過ぎていないです。歯の問題はまだ治ってないんですが、自分の足だったり全身との付き合いを細かく振り返れた良い3週間を過ごしました。自然歯科に出かけて、これだけヒントをもらったことは一生の宝物だったなあと思っています。私は自然歯科や自然療法だけで歯を治すべきとは全然思っていなくて、身近なおばあさんが芸能人みたいな美しい並びの白い差し歯で生活しているの知っているから、いつかは人工歯に助けられることもあるかもと思っています(差し歯ならば土台は自分の歯なので、噛み合わせは自分で改善が必要ですけどね)。ただ、歯を大きく削ったり抜いたりしない歯医者が地球上にあることが嬉しいし、来れたのは本当にホッとしました。自分が続けてる自然療法(冷えとり健康法という長風呂する健康法)を知ってる歯科医だから、具体的に私の生活にアドバイスをもらえて良かったし、診察後に松山をぶらぶらして非常に楽しかったです。

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(↑帰りの松山空港にて、みかんジュースを飲んだあと。みかんジュースはストレートと明記してある150円くらいの缶が美味しかったです。蛇口から出てくるみかんジュースは、楽しいけれどストレートじゃないような気がしました。小分けに出来ないからストレートだとコストがかかるんでしょうね、そりゃそうですよね。でも蛇口から出てきて本当に嬉しかった↑) 


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※これは自然歯科に了解を得て書いているわけでもチェックしてもらってるわけでもない文章です。素人の私には診療のことはもちろん分からないです。

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