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よくわからんがいい言葉だ

youtubeを見ている。
ぜんぜん知らない配信者のぜんぜん知らない動画をみていたら、こんな言葉が目にとまった。

終着駅は始発駅

たしかに。


当たり前のことかもしれないけど、なんか納得して感心してしまった。
一歩間違えば進次郎構文だけどな。


どんな楽しいことでも、必ず終わる。


わしのこの人生も、いつかは必ず終わる。
でもそれは同時に、新しい始まりでもあるのだな。

いままで、楽しいことがたくさん終わった。

素晴らしいこと、
素敵なこと、
しあわせなこと、
うれしいこと、
そういうことが、たくさん終わった。

その「終わった」という寂しさ、悲しさに目を向けていないで、
これから始まることに意識を向けていきたい。

今は、なにも見えない。

見えないけど、過去にあったことはたくさん見える。
思い出せる。


おれは本当にしあわせだった。


たくさんのしあわせが逃げて行ったけど、
たくさんの人が離れて行ったけど、

それでもおれは、

また誰かと出会ってきた、
またなにかと出会ってきた、はずだ。

今はたまたま、終着駅で身動きがとれない状況。
どこへも行く気になれない。

でもおれはまたそのうち、電車に乗るだろう。
またどこかへ向かうだろう。

焦ることはないんだ。

電車に乗っている時間もたのしいだろうけど、
こうやって駅にいるだけでも旅は楽しいだろ。

働いている人が素晴らしければ、
働いていない人も素晴らしい。

人と温かい交流している人が素晴らしければ、
孤独ですずしい毎日を過ごしている人も素晴らしい。

いいもわるもない。
全部すばらしいよ。

毎日人と関わっている人はふとした瞬間に思うだろう。
「ひとりになりたい」と。

そしていつもひとりなおれは、こう思う。
「誰かと一緒にいたい」と。

ないものねだりなだけ。
人間はそういうところ、あるよな。

そういうふうに創られているんだから、
そのことを悪く思うことなんかない。

あなたはそれでいい。
おれもこれでいい。

胸を張って堂々と生きていこう。


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