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リアル40代サラリーマンの旅行「後編」


SHOZO SHIRAKAWAで珈琲タイム


①.飲食

私はホットコーヒーとチーズワッフル。

妻はカフェラテとお土産のスコーンを2種類購入。


「ホットサンド食べる計画だったけどお腹空いてないや」

どうやら妻もホテルのバイキングで「やらかした」ようだ。

私もついついワッフルなんぞ買ってしまったが、今胃袋は欲していない。

持ち帰って家で食べよう。


しかし、SHOZO SHIRAKAWAのテラス席は気持ち良い。

南湖の眺めが非常に良く、「スローライフ」を少し感じた。

魂を家に置き去りにして、会社で屍のように働いている「J.BOYサラリーマン」は、週末1度ここでコーヒーを飲み「浄化」されてみてはいかがだろうか。

だがここで注意が必要だ。

家庭も仕事も投げ出し、「逝かない」ようにして下さい。

(詳しくは浜田省吾「J.BOY」を参照)


「愛犬」も気持ち良さそうだ。(人間のエゴ?)



黒磯へ



①.移動

これから「一般道」で黒磯へ。

ここで妻が運転を代わってくれた。

優しいところもある。

しかし、何やらブツブツ言っている。


「シートが前過ぎる。脚短いの?」


妻は身長163㎝。

私は176㎝。

そんな筈はない。

では何故シートが前過ぎるのか?

それは私は車の運転の際に、身体をできる限りハンドル(ステアリング)に近い位置に敢えて調節している。

肘が少ししか曲がっていない状態でのコーナーリング走行なんてありえないのだ。

しかしこの事を妻に伝えると、決まって嫌な顔をされるので止めておいた。



黒磯到着



①.マッドぺロスピザで昼食

https://nasushiobara-portal.jp/shop/00000360734/

どうせなら店内で食べたかったが「愛犬」を車の中で留守番させるのは忍びない。

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なので仕方なく駐車場に車を止めてテイクアウトにした。

私はぺパロニサラミとマルゲリータの各スライス1つ。

妻はマルゲリータのスライス1つにフライドポテトを注文した。


ピザの感想は食感は非常に「クリスピー」で味は美味しく食べ易かった。

デザインに非常にこだわっている感じが「メニュー表」や「パッケージ」を見ると分かる。

相当「お洒落な方」がオーナーなんだと思った。


話をちょっと変えたいと思う。

私は、決して「栃木県」を馬鹿にしていない。(栃木出身)

だが、この黒磯周辺は何処かおかしい。

「メキシカンギャング」のような首から手首まで刺青ビッシリなコワモテな兄ちゃん。

色白金髪ロングでルージュは真紅に染めている「韓流女子アイドル」。

久々にこのようなタイプの人達と遭遇した。

彼ら彼女らがこの周辺の方達なら、普段何処にいて一体何をしているのであろうか?

非常に興味深かった。



②.チャウスでお土産

https://chus-nasu.com/

「愛犬」が心配なので今回も交互にお店に行くことにした。

チャウスに行く途中に「SHOZO CAFE」があったが、既に珈琲も飲んだしその場を素通りする。

すると「SHOZO CAFE」から出てきた10年以上前の「オレンジ・レンジ」のような輩数名と遭遇。

「キミたちは本当に珈琲が好きなのか?」

という疑問を飲み込み「チャウス」へGO!


チャウスは滅茶苦茶込んでいた。

いったい何処に隠れていたんだと思うぐらいの人だかり。

これはあれだ。

「3密」だ!

そう思いスピーディーに商品を吟味する。


「こ、このgotoチケット使えますか?」

女性スタッフ
「はい、お使いできます。」

ようやくこの4000円券が使えることが分かった。

そして物色して数分後。


「バターのいとこ」があった!

https://butternoitoko.com/

早速妻にLINEをして商品をゲットした。

危なかった。

時間は13時過ぎ位なのにもう品薄状態になっていた。

この商品は本当に「希少価値」のある物のようだ。


商品に「価値」つけるのに高い材料等を使用するような「当たり前な発想」ではダメなんだ。

その商品に「価値」を付けて、人々に理解して貰うのには生半可な「努力」ではダメなんだ。

何か「普通ではない」アイディアが必要なんだ。

そのアイディアに地域と社会、そして働き口に困っている「ヒト」をうまく起用できれば「社会貢献」に繋がる。

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この「バターのいとこ」はそれらの条件を全て満たしている商品だ。

チャウスで「gotoチケット」を2000円分使い、残りの2000円分を妻に差し上げた。

妻は喜んでチャウスで色んなお土産を購入していた。


③.計画変更/帰宅

計画ではこの後、黒磯駅隣にできた「みるる」という図書館に行く予定だったが、あいにく日曜日は休みだった。

更にその直ぐ近くにあるパン屋「カネルブレット」は長蛇の列でとても入る気になれない。

https://kanelbread.jp/


「計画通りに行かないもんだね」

妻が肩を落とす。


「そんなモンだよ、でも楽しかったね。」

もう十分だと心から思っていた。


「そうね、イッヌも疲れるだろうし、早めに帰ろう」


私は車の「ナビ」をタッチして「自宅」を選択した。


帰りは私の運転でゆっくりと安全運転で走行し、無事帰宅できました。



まとめ



家に着いた瞬間思ったことが「あぁ、やっぱり家が1番」という気持ちだった。

だがその気持ちというのは、家から離れてみないと分からない。


忙しいから。

めんどくさいから。

お金が無いから。

コロナだから。


そのような理由で「旅行」を遠ざけていたのかも知れない。

(1番の理由は愛犬をどうするかだったが)


人生、歳を重ねる事に「旅行先」で自分の心の変化に気づく。


・少年時代は何でもかんでも新鮮で楽しかった。

・青年/壮年時代は表面的なことを知っているマセている時期だった。


そして中年の今は、旅行先の歴史や文化等を自分が今住んでいる所と比較し、自分自身が感じたその気持ちを楽しんでいる。

雪や森、大自然に囲まれた大地に立ち、現地の食べ物を食べ、自分の地元にはない建造物や動物等を肉眼で観賞し、どのような視点で記憶として心に刻むのか。

年老いた時、過去を振り返る「思い出作り」。


40代の旅行とはそのような「本質」を知る旅だと痛感した。



さいごに


そういえば。

那須のホテルで早朝「愛犬」と散歩していた時。

外は恐ろしく寒いのに、手袋もニット帽も持って来ていなかった。

部分的な寒さを堪えながら散歩をしていると、ある「自販機」を見つけた。

それは普通の「飲料水」の自販機。

「つめた~い」と「あったか~い」飲料水が備わっている。


「この場所にニット帽や手袋、ホッカイロが買える自販機があったら買うのに」

そう安易に思った。

そしてポケットの小銭を取り「あったか~い」お茶を買おうとボタンを押そうしたその時。

そのお茶の価格は「180円」。

全ての飲み物が「30円」の割り増し価格だった。



終わり

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