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横浜IRの基礎知識[更新2021/8/15]

トップ画像出典:unsplash

 ここでは横浜IRの基礎知識について述べていく。かなり、基礎的な内容にしているので、詳しく知りたい人は下の目次から「横浜IRについての記事一覧」の章のリンクをクリックしてもらえると、詳細に記述している。8/22の横浜市長選で争点となるIR誘致の是非について、各々が意見を持つことができるように解説していく。

 IR一般的な基礎知識については↓の記事を参照してほしい。

■横浜IRでできるモノ

 できるものは、カジノ・ホテル・大規模会議場・展示場・アリーナなどである。カジノの売上を他の施設に回し、市民に還元するという考え方である。また、横浜市は客船が海岸に乗りつけられるようにする計画も立てている。

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シンガポールのIR「マリーナベイサンズ」
出典:unsplash

 投資規模は明らかにされていないが、4000億〜1兆円程度となると筆者は予想している。IRで有名なシンガポールのマリーナベイサンズの投資規模が5000億円程度であることを考えると、かなり大規模になることが予想される。完成予想パースは、以下の写真のようなものである。

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横浜IR完成予想パース
出典:建設通信新聞

■横浜IRを誘致する理由

 横浜市では、これから少子化や、企業が少ないことから税収の低下が予想されている。そのため、IRを誘致することで、観光客を誘致し、税収をあげようとしているのである。

 税収が上がれば、住民サービスに還元することができるため、横浜市としてはプラスになる。その一方で、賭博場が作られることによるネガティブな影響を予想して、IRに反対する人々もいる。詳しくは「横浜IRのメリット・デメリット」の章で述べている。

■横浜IRを誘致する場所

 横浜市の山下埠頭に誘致する予定である。現在は倉庫や貿易港となっている。少し古いが、横浜市の山下埠頭開発基本計画によると以下のような都市計画がなされており、大規模施設ゾーンの部分にIRを誘致するものと考えられる。

スクリーンショット 2021-08-15 午前1.27.08

出典:横浜市

■横浜IRにかかる費用

 横浜IRは基本的に、民設民営事業であり、整備に際して横浜市が資金を拠出する必要はない。IR誘致計画のために人件費等がかかるが、直接的な費用は0円である。

■横浜IRについての記事一覧

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