お前は今すぐ《MARVEL SNAP》で最高のDCG体験をしろ
10月から11月にかけて、新作スマートフォンアプリゲームの公開ラッシュが続いている。
君のTLでも色々な名前を聞くだろう。
エタクロニクル
メメントモリ
ドルフィンウェーブ
白猫ゴルフ
無限迷途
勝利の女神:NIKKE
だがお前が真のゲームプレイヤーならやるべきゲームはこのゲームだ。
お前は今すぐ手持ちのスマートフォンを開いてマーベルスナップをダウンロードし、世界最高峰のデジタルカードゲーム体験を得るべきだ。
なおスマートフォンだけでなくSteamでもプレイすることができる。
お前はTwitchでこのゲームを配信し、世界最高峰の体験を得られる。
1ゲーム3分で決着のお手軽思考バトルを体験しろ
「カードゲームなんて40~60も入れるカード考えなきゃいけないんでしょ」
「1回のプレイが長くてチョーメンドイ!」
「オタク」
お前はカードゲームと聞いてこんなことばかり考えるだろう。
だがこのMARVEL SNAPをやればお前の考えは変わるだろう。
マーベルスナップのルールは簡単に言えば「陣取りゲーム」だ。
このゲームにはロケーションと呼ばれる3つのフィールドがあり、それぞれにカードを4枚、合計12枚置くことが出来る
場にある自分のカードの合計パワーが多ければそのロケーションはお前のものになり、最終的に相手より多くロケーションを持っていればお前は相手に勝つことが出来る。
お前は強力なカードをあほみたいに入れたがるだろうが、
・6ターン経過時点でゲーム終了
・1ターンごとに所有コストが1コストずつ増加し、
その中でしかカードを出せない
このゲームはDCG特有のコスト性に加え、6ターン終了時点でゲームが終了し、その時点のフィールド、ロケーションの状況で勝敗が決する。
ミニマムなデッキ構築で最大限の効果を発揮しろ
先の話を聞いて
「ゲーム時間が短すぎる!」「こんなんじゃ強いデッキも組めない!」とお前は話も聞かずにわめくだろうが、このゲームのデッキはたったの12枚だ。
12枚のカードのみでデッキを構築し、爆発的なシナジーを生み出し、相手に勝利する。それがお前に与えられたゲームのルールだ。
カードを集めるのは課金ではなくプレイ体験だ
「じゃあ強いデッキ組むなら強いカードがいるじゃん」
「どうせP2Wのゲームでしょ」
「複数積み必須のカードはもううんざりだ!」
お前の心配はごもっともだが、このゲームにおいてその心配は無い。
お前はアイアンマンを100人も並べてアイアンマン3の強迫観念に囚われたトニー・スタークの気分にでもなると思いこんでいるだろうが、真実はアイアンマンはトニー・スターク一人だけだ。
このゲームのカード入手手段は「コレクションレベル」という要素だ。
そもそもこのゲームにおいてのカードは
・全プレイヤーが入手できるベースカード
・課金やシーズンパスで入手できるヴァリアント
この2種類がある。
「やっぱり強いカードがほしいなら課金じゃないか!」
お前は勘違いをするだろうが、ベースカードとヴァリアントの関係は言ってしまえば青眼の白竜だ。
青眼の白竜はイラスト違いが13種類あるが、デッキに入るのは結局イラストが違うカードであろうが合計3枚までだ。
話を戻すとし、このゲームにはカードのレアリティが存在しない。
正確に言えば、ブースターと呼ばれる経験値を使用することでそのカードのレアリティが上昇する。
カードのレアリティが上昇するとそれに応じてコレクションレベルが上昇し、コレクションレベルが一定値に上がるごとにランダムなベースカードが入手可能になる。
入手順はランダムだが、カードにはそれぞれPoolというものが設定されている。簡単に言えば一番くじのような総数が予め決まっているくじと思えばいい。現時点ではPool1に46枚、Pool2に25枚、Pool3で74枚のカードが存在している。Pool1のカードを引ききって、次のPool2のカードが引ける。これが「すべてのプレイヤーが全部のカードを入手出来る」という仕組みだ。
ただし、どうしてもというべきかこのPoolのランダム性も強いため、
「Pool1で強い部類のカードがPool1終わりで出てしまった」
こういった事も起こり得てしまう。その時はゲーム制作者に怒ろう。
なおこのゲームを制作した人間はBlizzard社に15年以上勤続し、ハースストーンに3年以上関わったことがあるベン・ブロード氏だ。
お前が組んだデッキが見せるのは圧倒的なパワーだ
・1ゲーム6ターン、3分で決着
・重複なしの12枚のミニマムなデッキ
これだけを聞けばお前はこのゲームを細々としたオタクが暗い部屋の中でやってる地味なゲームと思い込むだろうが、このゲームはMARVELだ。
このゲームは陣取りゲームといったが、その取るべきロケーションには様々な効果・追加ルールが存在する。
ガンマ線を照射すればハルクは6人にも8人にも10人にも増えるし、アメリカ横断ウルトラクイズみたいに「有利なプレイヤーはパワー+100」みたいな小学生のかんがえたルールも当たり前のように存在している。
なんならパワー+100を取ったところにアイアンマンを配置して更にパワー2倍でパワー200にしてもいい。
このゲームの魅力は「ミニマムなゲームルールの中で」「マキシマムなパワーゲームが展開される」という醍醐味にある。
カードゲームを慣れた人だから、カードがいっぱい集まってからというわけではなく、ゲームを初めて初期デッキしか持っていない人であっても、初期デッキに入ってるカードで「5ターン目にアイアンマンを置いて、6ターン目に同じ場所にハルクを置く」だけでパワー24点と高倍率を叩き出せる。
またカードやロケーションの組み合わせによってはこういった事も可能だ。
決め手は「SNAP」だ
手札とロケーションを鑑みて自分が優勢だ、勝ちは盤石だ、あるいは五分五分、ちょっと有利を取れるかもしれない。
そういった思考ゲームをする中において、相手が急遽揺さぶりをかけるかもしれない。あるいは自分が強気に揺さぶるだろう。
そういったデッキ、手札、フィールド以外の盤外の戦略が「SNAP」システムだ。
このゲームは現状ランクマッチしか存在しないが、このゲームのランクアップには「キューブ」というスコアを一定数集める必要がある。
基本、勝利した場合は2点獲得、敗北した場合は2点失うが、SNAPシステムを使用することで、「自分の支払うキューブを2倍にすることで、勝利時の獲得キューブを2倍にする」事ができる。つまり、対戦型のDCGでありながら、マッチに対してテキサスホールデムやブラックジャックのように心理ゲームを仕掛けることが出来る。
SNAPは1ゲーム中に自分、相手が1回だけ使用することが出来る。
また、敗北時にキューブを失う量も多くなってしまうため、その場合は負ける可能性が高いことを見越して「撤退」を選ぶことも出来る。
スナップなし 勝利/敗北±2 撤退±1
片方スナップ 勝利/敗北±4 撤退±2
両者スナップ 勝利/敗北±8 撤退±4
スナップの成立は「スナップ後、ターンが経過したか」によるもののため、相手がスナップしたあと、ある程度受けるか引くかを選択できる。
当然失ったキューブを取り戻すためにはその分時間をかけるか、更にスナップして強気の勝負をし続ける必要がある。
カードギャンブルにおける「レイズ」「ダウン」の駆け引き、心理的・盤外的なやりとりも、このゲームの魅力だ。
MARVELSNAPは現在好評配信中、ランクマッチ、及びシーズンパスはブラックパンサー新作映画公開に合わせて「ウォリアーズ・オブ・ワカンダ」が開催中だ。
キャラクターゲームということもあり、ロケーションが所有する効果やキャラクターの持つ効果も原作を意識したものがあり、また、「ダガーとクローク」「ムーンガールとデビルダイナソー」「デッドプールとデス」のようにコミックなどを知ってるとわかるシナジーや、「アイアンマンとアイアンハート」のような類似効果を持っているキャラも存在する。
手軽でパワフルなゲームを遊びたい、MARVELが好きと言った人は、今すぐこのゲームをダウンロードしてプレイするべきだ。
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