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一穂ミチ「Sofa & …」ソファが語る、あなたの十年

皆さま、ソファに感情移入したこと、ありますか?
ソファ。座る、家具のソファです。

わたしは今日、
ソファの気持ちになって、泣きました。

と、いうのもですね、本日公開されたこちらの短編小説が、

「わたし」と「あなた」の十年間を描いているのですが、
「わたし」というのが、「あなた」が三十歳を機に買った赤いソファなのです。

ソファの一人称で語られる、三十代女性の日常と、少しの転機と、そして、大きな試練…


どんな時も、「あなた」を優しくしっかり受け止める「わたし」がとても好ましく、
ある場面で、無力感に苛まれる様子には 切なくて涙が出ました。

いつの間にか、ソファにどっぷり感情移入している自分に気付く、稀有な読書体験でした。


この小説、語り口は珍しくて面白いですが、
語られるのは、ごく普通の女性の物語です。
特に同年代の女性には、共感して「刺さる」内容ではないかと思います。

短編ですぐに読めますので、興味のある方は、上のリンクから、読んでみて下さい。



ちなみに、「&Sofaアンドソファ」という講談社の新しいWeb漫画サイトオープンへの特別寄稿だそうです。

今なら全てのタイトルが無料で読めます。


↓こちらの漫画も好き。

↓こっちもイイ。(どちらも、決め手はおじさんです。)


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

明日もいいことがありますようにヽ(o´3`o)ノchu!

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