議員ってなんだ?

知り合いが小さな町の議員に当選しました。それを巡って昨晩知り合いのLINEが飛び交っていたようです。私はこどもたちと一緒に22時には就寝してしまうので、朝まで全然気づかなかったわけですが。

さてそのお知り合い、素敵な人柄なのですが定職についたことがない人です。そんな人が議員になっていいのか?いやおめでたいことでしょ?みたいなやりとりでした。

知り合いだったり、知り合いの肉親だったり、私の周りにも数名地方議員をしている人がいますが、いわゆる普通の社会人だった人がいないような気がします。

数ヶ月前に自分の住んでる地元の市議会議員選挙がありましたが、ポスターで二児の母!明るく元気にがんばります!!的なことが書いてあった(正確には全然違ったかもですが…)とりあえずポスターの写真はとても明るく元気そうだった人と、駅前で今にも消え入りそうな声でスピーチしている人が同一人物だと知って愕然としたこともあります。

そんなこんなで、議員ほど誰でもなれる職業はないんだな、くらいに今は思っています。

でもその選挙期間中に偶然見かけたニュース番組をきっかけに私の議員への考え方が変わり、結果そんな人でも議員になってくれるならなるべし、と思うようになりました。

記録が多少おぼろげですがそのニュースとは、とあるシングルマザー議員を取り上げたものでした。その人が市議になってやったことをいくつか取り上げていて、そのうちの一つが、木の根っこで道路がぼこぼこになって困っちゃってるんだけど、という市民の声に答えて工事を発注しました、というもの。え?それだけ?と思いますか?
私の第一印象もそうでした。でもその3秒後くらいに考え直しました。そうか、そういう小さな要望を叶えてくれるのが地方議員さんなんだ、と。

地方議員の中にはまあ普通の社会生活を上手には送れない人も結構いるんだと思います。でもその人たちをどう使うかは結局そこの住人たちの判断なんですよね。議員に要望出して動かす、動いてくれないような議員は辞めさせる。主権は議員にではなく、我々住人の方にあるのです。
ご存知でした?私はすっかり忘れかけていましたよ。
ねぇ知ってる?私たち、民主主義のお国に住んでいるんだよ(豆しばの声でお読みください)


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