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Alfa Mist。くすぶり燃える深青の炎。[はじめてのBlueNoteTokyo]

Alfa Mist, 見てきました!

先日のnoteで触れたAlfa Mist.
はじめてきちんと聞いたのが先週で、今週もう来日が見られるなんて・・・さすが東京。いやいや、興業側のマーケティング戦略に乗ったというべきか。とにかく、とにかく素晴らしい時間を過ごすことができました。

初めてのブルーノート体験

ロンドンでは2度くらい行ったことがありましたが、東京は今回がはじめて。

まずはロケーションが最高(表参道から歩いて根津美術館を右に曲がった時のあの緊張はいつになったら解けるのだろう?)、エントランスから階段を降りると広がるダウンライト+滑らかな絨毯のフロア。そしてシートまで一人ずつご案内いただける贅沢なエスコート(自由に座れる席の中から、どの席を選ぶかを一緒に悩んでくださいました!初めてにはとてもありがたい・・)。日常から離れた時間を今から過ごすのだ、という気持ちの導入部分が完璧に演出されていて、おもわずすっと背筋が伸びる気持ち。
集まったお客さんたちがその場所を楽しんでいる、静寂ではないけどガヤガヤもしていない淡い熱の共有のようなあの雰囲気。自分もその一部となれたことにまず幸せが。

そして、シチュエーションに合わせたファッションを楽しんでいる方々を見てうっとり。シーンの一部として雰囲気を盛り上げていらっしゃいました。やっぱりファッションって最高だ。わたしも次はぜひヒールで行こう・・・!
かと思えば、ラフにTシャツ+首にはヘッドフォンをぶら下げた方もいたりして、幅広い年齢やバックグラウンドの面々がただ一つの理由で時間を共有することのへのじんわりとした感動がありました。


そしてAlfa Mistとバンド登場

音楽を表現する語彙が全くない!とにかくものすごくかっこよかったです。

深くて重い、遠いところでじっと揺れている青い炎を見ているような音楽。
バンドは5人編成。各パートが重なっては引いていく感じ、音が近くなっては遠くなっていく感じ、それを引いてコントロールするAlfa、計算されているようで即興的な、肩の力が抜けているのに縦に張り詰めているような、贅沢で最高な演奏でした。

かっこよかったです!(あー語彙・・・!)頭が本気でぼうっとしました。バンドの皆さんのファッションがとてもラフで、キャップにTシャツ、デニムだったのもすごく印象的。わたしのようにジャズ(と呼んでいい?)に初めて触れる者も、構えずにすっと音楽そのものに馴染むことができたこともまた嬉しい。このリラックスした、手が届く距離にいてくれるような存在感が音楽からも出ているのかな、だからはじめて聞くときも垣根なく、突然惹かれたのかな、と思ったり。


お会計は
・チケット代
・ウイスキーソーダ1杯(あえてハイボールとは言わない意地笑)
・席チャージ代(良い席にupgradeしてもらった)
の合計で1万円くらい。
お得感がすごい。とても素敵な2時間弱でした。音楽ももちろんですが、丁寧に演出された空間がそれを支えていました。

(なんとAlfa Mist officialがフルアルバムをあげています、ぜひ↓)

新しい体験って大切だ。

帰り道は、見慣れているISSEY MIYAKEのウインドウがいつもよりしっとり見えるという・・・(感受性抜群王)。耳、皮膚、目、全てがピッとまた一段階敏感になったような、肺の空気が全て入れ替わったような、上質でフレッシュな気持ちを今も味わっています。

新しい場所に行って、初めての体験をすることは本当に楽しいな、と心から幸せな気持ちになることができました。
仕事が繁忙期で、とても迷ったのですが本当に行ってよかったです。音楽そのものと、それを十分に楽しむことを計算している演出。色々な要素が合わさってさらなる感動が生まれるのだなという勉強にもなりました。


Made in UK

それにしても、きになるアーティストが全てイギリス所縁の方ばかりなのがとても不思議なところ。

NAO

OH WONDER

Lapalux

最近の突然の趣味はみんなイギリスの人だ。音楽ってそういうものなのか・・・?

さーたくさん幸せになったので頑張って仕事します!


2019年ライブ
・Ed Sheeran
・DA PUMP
・Alfa Mist←new!

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