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石のはなし/Quartz

クォーツ Quartz

世界各地で採掘され、古くから魔除けや場の浄化を行う神聖な石として崇められてきたクォーツ(水晶)。
日本でも山梨県などで採掘され、勾玉や丸石に加工され、お守りや宗教儀式で使われてきました。

またクォーツは一般的に無色透明のものを指しますが、内包する鉱物などにより、ピンク=ローズクオーツ、紫=アメジスト、黄色=シトリンなどへと名称が変わります。
またルチルやゲーサイト、レピドクロサイトなどのさまざまな鉱物や、オイル、水、空気などを内包することもあり、内包物によってさまざまな表情が楽しめるのも魅力です。

特にオイル イン クォーツはクォーツ内にオイルが点在し、このオイルにブラックライトを当てることでネオンブルーに蛍光するのもユニークです。
稀に空気も内包していることがあり、オイルの中をコロコロと動く空気を眺めていると太古のロマンを感じます。

硬度が高く水や塩分などにも強いため、取り扱いやしやすい天然石ですが、ほかのストーンを傷付ける可能性がありますので、保管の際はご注意ください。

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