見出し画像

チャンピオンズカップファイナル(シーズン1サイクル3)振り返り 白単人間最高音頭は踊れなかった

チャンピオンズカップファイナルに参加しました

エリア予選を5回参加してようやく掴んだファイナルの権利だったので、気合入れて臨みました。
強い人がたくさん参加する大会で簡単には勝たせてもらえないだろうなと思いつつも、5-2で初日抜けを果たし、最終的には7-5の38位で終わりました。
PT権利には届きませんでしたが、初日のR8を終えた段階で残り4-0すれば行けるかもしれないという夢は見れました。
対戦相手も強く誠実な方ばかりだったので、ゲームもスムーズに進行でき、真剣にプレイを考えながら戦えて楽しかったです。次のファイナルも権利を取って参加したいなと思っています。
1回くらいはプロツアー行ってみたいし。

参加に向けた取り組み

ファイナルに向けて取り組んだことを記録として残しておこうと思います。

実はパイオニアの練習環境がない

僕は田舎ちほーに住んでおり、少しばかり遠出をしないと大会に参加できず、かつMOを導入していないので平日は全く練習することができません。
土日に次シーズンの店舗予選などに頑張って参加するのが唯一の練習になっていました。
MTGアリーナはやっていますが、エクスプローラーというフォーマットはパイオニアで主流のデッキの必須パーツが実装されていないなどもあり、動かせるアーキタイプにも限りがあるので、完全に練習できる場ではありませんでした。
競技プレイを共に調整して戦うチームなどには属していないので自分でなんとかする必要がありました。

パイオニアの大会結果とデッキリストをたくさん見て分析をする

自分では直接パイオニアをプレイできなくとも、他人の試合結果を知ることはできるので、海外で行われたパイオニアの大きい大会や地域予選の結果をMTG MELEEから取得して独自に分析することで、各マッチアップ感をイメージするようにしました。
特に自分で使うことに興味のある以下のデッキについては念入りに調べました。
・白単人間
・アゾリウススピリット
・エニグマファイヤーズ
・ラクドスミッドレンジ
・グルール機体
・アゾリウスコントロール
どのデッキに有利か不利なのかなど見えてくるとともに、いろんな人の採用するカードの意図を考えるのは楽しかったです。

他にもインターネットサーフィンをしてデッキガイドなどの情報も得て、大会結果と比較しておおまかな有利不利を理解していくようにしました。

デッキ選択をする

上述したデッキを中心に何を使って大会に参加するか考えました。
アメリカで結果を残していたグルール機体に入っている《ヴォルダーレンの興奮探し》がすごくデッキに合っていてデッキパワーを上げているなと感じてリストを考えましたが、2マナ帯の枠のベストだと思えるカードを見つけられず、1ターン目のマナエルフを倒されてしまうと動きのパワーが二段階くらい落ちるように感じてしまって、自分の腕では勝ちきれなさそうだと思って諦めました。
各デッキの成績を洗っているうちに、ラクドスミッドレンジにはおよそ五分程度は勝ててかつ、圧倒的不利対面がメタゲーム上少ないまたは有利対面がメタゲーム上に多いデッキを選ぶことを考えました。
また、個人的にエニグマファイヤーズは僕が使って全然ダメダメだったトラウマがあるのでやめることにしつつ、これには勝てそうなデッキを選ぶことにしました。
青白コントロールがロータス型を含めて徐々に盛り返してきているシーズンだったこと、アブザンパルへリオンが減ってそうな読みとラクドスミッドレンジを選択した場合にミラーで勝つイメージが沸かなかったこと、アゾリウススピリットの動きの安定感が白単人間よりイマイチだったことから、使いなれている白単人間を選択することにしました。

実際のメタゲームは以下公式カバレージ参照ください。


使用したデッキリスト

色々考えてこの形に落ち着きました。
《骨化》とぴったり入れ替えられるように《邪悪を打ち砕く》を厚めにしています。
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》は婚礼の発表の5枚目として、最多であろうラクドスミッドレンジに負けたくない思いで投入しました。
この枠は振り返ると苦手マッチアップのラクドスサクリファイスかアブザンパルへリオンへの対策にして良かったなと思います。

ファイナルの戦績

R1 ラクドスサクリファイス 〇××
R2 緑信心 ×〇〇
R3 ロータスコンボ ×〇〇
R4 グルール機体 ×〇×
R5 緑信心 〇〇
R6 ロータスコンボ 〇〇
R7 ラクドスミッドレンジ 〇×〇
R8 ボロス召集 ××
R9 グリクシス異形化 〇×〇
R10 ラクドスサクリファイス ×〇×
R11 ラクドスサクリファイス 〇〇
R12 ラクドスサクリファイス ×〇×

R1から不利マッチでツイてないなと思うところから、緑信心とロータスコンボといった有利対面とマッチできたおかげで勝ちを得ることができました。
2日目は勝ち残った人数の多いラクドスサクリファイスが3連続で襲いかかってきたため、抵抗したものの勝ちきれませんでした。勝つときは婚礼の発表とレーデインの裏面のヴァルクミラが必要なので、サイドのレーデインを3枚にしておけばよかったです。

㊙情報: 置くときに内心で「ローアイアス」と呼んでいる

次回以降に向けて

また強い人と戦いたい思いがあるので、引き続きチャンピオンズカップファイナルに出たいので、エリア予選突破を目指して頑張ろうと思います。
実際のゲームをする練習量は少なくとも、他人の成績などからゲームに関して考えることは初日抜けできたことで多少なりとも効果があったのかなと思えるので引き続きやっていこうと思います。人のデッキリストみて分析するの結構楽しかったし。

パイオニアはデッキタイプが数多くあり、メタゲームを推測するのはとても難しいなと実感しています。
選択肢の幅は広げておきたいので、プレイできる機会あれば恐れずにいろんなデッキを触っていくことにします。
言葉にするのは難しいけど、少しづつマジック強くなれていっている気はするので、これからも頑張るぞ~。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?