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2023年ダイヤモンド業界はとんでもない事になっています。

本日は、2023年7月12日です。
今、ダイヤモンド業界は、大きな変革期を迎えています。

本日のダイヤモンドの情報を発信するラパポートのニュースは、以下の通りです。※一部省略

ダイヤモンド業界は、市場の低迷に回復の兆しがほとんど見られないため、デビアスは今週、厳選された大型のダイヤモンド原石の価格を大幅に引き下げた。

業界関係者が月曜日にラパポート・ニュースに語ったところによると、値下げ幅は0.75カラット以上の石のいくつかのカテゴリーで5%から15%の範囲であり、特に2カラット以上のダイヤモンドに重点が置かれている。これらの商品の一部はすでに先月値下げされているが、15%値下げはマイナーが6月に放置していた不振なカテゴリーの一部に該当すると彼らは指摘した。

関係者らは匿名を条件に、デビアスは需要が特に低迷している低品質品に重点を置いて調整を進めていると語った。SIからI2クラリティの研磨済み売上高は今年、この範囲の主要市場である米国小売業の全体的な低迷とラボグロウンダイヤモンドとの競争により低迷している。

デビアスが1カラットを超える多くのカテゴリーの価格を値下げしたため、 6月セッションの売上高は前年比32%減の4億5000万ドルとなった。当時存在していたマイナス傾向は7月に入っても続き、米国の夏の景気減速が状況をさらに悪化させている。インドの多くのメーカーは、売上高の低迷と利益率の逼迫に対応して、研磨生産能力を約50%まで下げている。彼らは工場の稼働を維持するために、より小さく、価値の低い原石に移行しました。

しかし、原石の価格が15%下がったとしても問題を解決するには十分ではないと、サイトホルダー会社のある幹部は月曜日に語った。「(研磨された)価格は過去数か月間でそれ以上に下落しました。さらに重要なのは、売上の[予見可能な見通し]がまだないことです。私たちは皆、米国が目覚めるのを今も待っています。」

要するに

ダイヤモンドの相場は、原石の供給をコントロールすることで、価格の均等を保ってきましたが、今回は、何回もコントロールしようとしたが、上手くいかず、更に相場を大幅に下げる予定である。最終的にはアメリカの景気頼みで何とも言えません

みたいな事です。

原石をコントロールしても相場が戻らないことなど、今まで無かったのでは?と考えています。

まさに異常事態です。

このような状況に追い込んだのは

ラボグロウンダイヤモンドの存在も大きいと思っています。

まさに今

デビアス社が創り上げてきた天然ダイヤモンドの概念と新しく主流になりつつあるラボグロウンダイヤモンドの概念の対決になってきているのだと

ちなみに

天然ダイヤモンドの概念は
「愛の証であるダイヤモンドは、高価じゃないと成り立ちません」その為に原石をコントロールして、憧れの存在で有り続けるというもの

ラボグロウンダイヤモンドの概念は
「環境破壊して高いコストを掛けて、ダイヤモンドを入手するのではなく、研究室で生成した環境にも優しいラボダイヤ」をお財布にも優しい価格でゲットしましょうというもの

どちらのダイヤモンドも、同じ成分なため見た目では判断できません。

どちらが勝つかは
この時点では分かりませんが、デビアスを始めダイヤモンドシンジケートを創ってきた人達が、無傷でいられるとは到底思えません。

ラボグロウンダイヤモンドという怪物が、20世紀の怪物を呑み込んでしまうのか?

ダイヤモンド業界に取っては、眠れない日々が続く事になりそうです。

ちなみに私は、どちらにでも逃げられるように、準備をしております。

追記 8月17日

最新のニュースでは
アメリカでは、ラボダイヤのシェアが半分に到達したとの情報です。

◆NAYAはラボグロウンダイヤモンドを「世間に広く知らせる」ために、生まれた専門ブランドです。

様々なラボダイヤを適正な価格で販売します。