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ファイティング・ファミリー

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アナ雪2と同じ日に観たんですがパッと見全然違う映画なのに根っこが同じでした。ずっと一緒かと思っていた兄妹がそれぞれの道を行くっていう。

フローレンス・ピューが渡米すると「このイギリス人が!」みたいにバカにされるんですけどそういう白人同士の差別もあるんだなっていう、アナ雪2も北欧のサーミ族の迫害がテーマのモチーフになってたのでそういう点も意外に共通してて興味深い。まあこれはめちゃくちゃ笑える映画なんだけど。

わたし的には『ゲーム・オブ・スローンズ(以下GoT)』のサーセイことレナ・ヘディと、ニック・フロストがプロレス狂いの夫婦役っていうのがめっちゃツボでした。しかも最近知ったけどフローレンス・ピューの実兄ってGoTでサーセイの娘・ミアセラの婚約者を演じてたトビー・セバスチャンなんですよね!彼が死ぬシーンは「ここ3Dにしてほしい!」って思いました。(GoT未見の方にはネタバレすみません。けどまあGoTはいっぱい死ぬから)

あと主人公vsライバル3人との、なんやかんや対立あった後に「あんた…やるじゃん」みたいな、ヤンキーマンガみたいな激アツ展開めっちゃ好みでした。黒づくめのゴス主人公が、金髪で胸のでかい「いかにも」って感じの3人に対して「私のほうがバカにされてる」って思って卑屈になってたら向こうも「あんたウチらのことバカって思ってるんでしょ?」って言うんですよね。で、実はこの3人もそれぞれプロレス頑張る理由があるっていう…。自分も他人を見た目で決めつけてたって、主人公が自分で気づくのがよかったです。

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