忙しい現代人へ…2時間未満でスッキリできる映画4本
休みの日くらいにしか映画を見られないけど、何時間も時間を取るのはもったいない!そう感じる忙しい現代人にピッタリな、2時間未満でスッキリ楽しめる映画を1か月(4週間)分・4本厳選しました!
本編の長さに加え、1週間毎日少しずつ見たい派のために、1日当たりの分数もあわせて記載しています。
名作は長編作品も多い…けど長いのはちょっとつらい
映画は一般的に、2時間から2時間半程度の長さで公開されます。だけど、名作と呼ばれる映画の中には、もっと長いものも多いんです。たとえば、アカデミー作品賞を受賞した作品の中にも、こんなに長い映画があります。
120分で2時間、180分で3時間、240分で4時間です。
「風と共に去りぬ」(1939年)…222分
「ベン・ハー」(1959年)…212分
「アラビアのロレンス」(1962年)…227分 ※オリジナル版
「サウンド・オブ・ミュージック」(1965年)…174分
「ゴッドファーザー」(1972年)…177分
「ゴッドファーザー PART II」(1974年)…200分
「ラストエンペラー」(1987年)…219分 ※オリジナル全長版
「ダンス・ウィズ・ウルブス」(1990年)…181分 ※オリジナル版
「シンドラーのリスト」(1993年)…195分
「タイタニック」(1997年)…194分
「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」(2003年)…201分 ※劇場版
もちろん、作品賞を受賞した映画の中にも2時間程度のものはありますが、たとえ長編の作品でもたくさんの人に愛されているのは確かです。
でも正直いうと、私はしんどい……!腰やお尻や背中がしんどい……!腰を据えてじっくり見るのはキツい……!映画館のイスでその時間は無理……!ぶっちゃけ長さだけで劇場鑑賞をあきらめることもある……!1回はいいけどどんなに面白くても2回目見るのは躊躇する……!
そんなわけで、映画は90分前後~長くても2時間程度が最高!と思っている私が、週に1本見てもいろいろつらくない、2時間未満で楽しめる映画をご紹介します。
第1週:デッドフォール(Tango & Cash)…106分
監督:アンドレイ・コンチャロフスキー/主演:シルヴェスター・スタローン/1989年
※1日あたり…約15分
月の初め、まずは軽~い気分で見られるアクション映画から!
スタローン演じる生真面目な刑事タンゴと、カート・ラッセル演じる脳筋タイプの刑事キャッシュのコンビが、協力して悪党に立ち向かうバディもの。
「ロッキー(Rocky)」や「ランボー(First Blood)」など、男くさい役どころのイメージが強いスタローンが、髪をビシッとまとめてスリーピースを着ているという、ほかではなかなか見られないスタイルに注目!
カート・ラッセルのかわいらしいまでに突き抜けた筋肉バカなキャラクターも魅力的で、個人的な見どころだと思っているパブから逃げるシーンが忘れられません♪
わかりやすく、難しく考える必要のないアクションものなので、緊張感のある月初めを過ごした体と脳を、すっきりやわらげてくれそうですね。
第2週:グリマーマン(The Glimmer Man)…92分
監督:ジョン・グレイ/主演:スティーブン・セガール/1996年
※1日あたり…約13分
エンジンがかかり始めた2週目には、1週目よりも少しサスペンス要素が多めのセガールアクションです!
ニューヨークからロサンゼルス市警に赴任してきた、セガール演じるジャック・コールが、相棒となるジム(キーネン・アイヴォリー・ウェイアンズ)と連続猟奇殺人に挑みます。
私がセガールのベスト年代だと思っている90年代の中でも、特にオススメしたい1本。サスペンス、刑事バディもの、そしてセガールアクションのバランスがとても優れていると思います。
ジャックとジムの軽口も楽しく、私が考える「主人公の相棒の家が爆発する」という絶対面白い映画の条件(※)を満たしているところも高ポイントです!
サスペンス要素があるといってもさほど難しくなく、なんといってもセガールアクション映画ですから、仕事とプライベートのバランスを保ちたい月の前半にはピッタリ♪
※グリマーマンのほかにこの条件を満たしているといえば、メル・ギブソン主演の「リーサル・ウェポン2/炎の約束(Lethal Weapon 2)」
第3週:ファイナル・ガールズ 凄惨のシナリオ(The Final Girls)…91分
監督:トッド・ストラウス=シュルソン/主演:タイッサ・ファーミガ/2015年
※1日あたり…13分
だいぶノッてくる第3週、ここらでホラーも投入しましょう!古くから90分前後のものが多いホラー映画からは、あまりホラーに慣れていなくても見やすい、コメディ要素も多いこちら。
ファイナルガールとは、ホラー映画で最後まで生き残る女の子のことです。
カルト的な人気を誇るスプラッター映画の中に入り込んでしまった若者達のお話で、80年代のスプラッター系ホラーが好きな人なら、思わず笑ってしまうようなオマージュもたっぷり。もちろんホラー映画を知らなくても楽しめます。スプラッター要素もあまり強くないので、痛そうなの苦手!という人でもちゃんと見られると思いますよ。
ただのバカなホラーコメディかと思いきや、意外や意外の友情・愛情な展開もあり、日本国内で劇場公開がなかったDVDスルー作品としては、かなりの良作です。
もう少しで1か月が終わる!そんなラストスパートのブースターとして、あとちょっとを乗り切るためのリフレッシュに。
お約束やフラグにツッコミを入れたり、退場予想をしたり、友達や仲間と一緒にワイワイ見るのにもオススメ!
第4週:暴走特急(Under Siege 2: Dark Territory)…99分
監督:ジェフ・マーフィー/主演:スティーブン・セガール/1995年
※1日あたり…約14分
最終週には、ドカーン!と元気になれるセガール映画の最高峰で、1か月の疲れを吹き飛ばしましょう!
なんでもかんでも沈黙シリーズと呼ばれることが多いセガール映画。しかし沈黙シリーズ第1作である「沈黙の戦艦(Under Siege)」の正式な続編は、この暴走特急だけなんです。つまり、本作は戦艦で大暴れしたあの無敵のコック、ケイシー・ライバックが帰ってきたということ!
そうです、悪者が名簿にあった名前を見ただけで警戒レベルを3つほど上げてしまう、あのケイシー・ライバックの第2作なんです。
難しいことはいいません。強いセガールが狭い列車の中で悪者をやっつけて、世界を危機から救います。それだけで十分です。
司令室の\\\イエーーーース!!!///と一緒に、たまった疲れやモヤモヤを爆破しちゃいましょうね♪
まとめ
2時間未満、特に90分程度の映画だと、毎日朝ドラ程度の長さで見ることができちゃうんです。
お休みの日にDVDやBDで一気に見るのはもちろん、録画や配信なら見たところまでの途中から再生するのもカンタン。歯磨きやストレッチなど、毎日の習慣に映画をプラスして、気持ちの充電もしてみてください!
Title Photo by JESHOOTS.COM on Unsplash
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