見出し画像

小粒でピリリと

小学生のときに入っていた地元のソフトボールチーム。
その監督に言われたのが「今年のチームは小粒でピリリや」というワード。

「山椒は小粒でもぴりりと辛い」という、ことわざがあります。
「山椒の実は小さくても非常に辛い。からだは小さくても、気性や才能が鋭くすぐれていて、侮れないことのたとえ」という意味。
そういえば、全員が小柄でした。
残念ながら結果を残せなかったので、ただの小粒さんで終わってしまったものの、その言葉だけは大人になっても覚えてます。

現在、160cmと小柄なまま。
体力仕事をしていると、やはり体が大きい方が良いなぁ、と感じます。
まず純粋に筋力が強い。
これはジムに行ってるときにも実感しましたが、基本的に体の大きさとパワーは正比例ですね。
さらに、リーチが長い分しっかり荷物を抱え込んで運べる。
脚立なしで照明器具を取付できる。
うらやましい限りです。

では逆に、どうすれば「小粒」でも「ピリリ」とできるのか。
天井裏や床下などに入るときとかの、ギリギリの開口を通っていくような現場では便利ですね。
リアル天空の城ラピュタです。
てもそれは「ピリリ」ではないような気が。

むしろ、段取りのよさ、工事のできばえ、フットワークの軽さ、対応の素早さ、整理整頓、といった体の大小の関係のないところ。
そういう部分を意識して、力を入れて高めていくのが大事なのでは。
そうすることによって、お客さんや取引き相手に「ピリリ」を感じてもらえるようになる……かも、と考えてみたりしました。

とりあえず、お盆休みは倉庫整理をがんばります。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?