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エンジニア系記事まとめ

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エンジニアに関する記事をまとめたマガジンです
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2022年4月の記事一覧

Google PlayストアとApp Storeのレビューの返信対応について

はじめにこんにちは、大型書店大好きマンです。カーナビアプリ『ドライブサポーター』の品質保証を担当しています。 今回は、サービス品質の部分での活動である、担当サービスのレビュー返信対応についてお話させて頂ければと思います。 レビュー返信とはレビュー返信の歴史 2012年6月より、GooglePlayストア上で開発者側からユーザーの皆様に頂いたレビューに対して返信が行えるようになりました。また、2017年3月からはApp Storeでもレビューの返信が行えるようになりました。

文系出身の3年目エンジニアが新規アプリをリリースした話

こんにちは、しろくまです。ナビタイムジャパンでカーナビ系iOSアプリ開発を担当しています。 先日公開された「SPEED METER by NAVITIME」UXのこだわりを支えるデザインと技術の話、皆さんはもうご覧いただけましたでしょうか? この度、Android版に続き、待望のiOS版『SPEED METER by NAVITIME』をリリースいたしました! Android版から約1ヶ月半後のリリースとなったものの、すでに国内外の多くのユーザーにご利用いただいており大変

Postman で API テストを書き CI で自動実行する

こんにちは、けんにぃです。ナビタイムジャパンでサーバーサイドの開発やマネージメントを担当しています。 今回は Postman で API テストを実装し、それを自動実行する方法についてまとめようと思います。 Postman とはPostman は Web API をテストするためのテストツールです。リクエストをフォルダで整理し、GUI 上で API を実行して結果を確認することができます。 当社でも Postman でリクエストを管理して調査用に使用している人をよく見か

チーム運営にOKRとアジャイル開発を取り入れたら何が起きたか

こんにちは、グランパです。ナビタイムジャパンで公共交通データを作成する業務を担当しています。 今回はチーム運営にOKR(Objectives and Key Results)とアジャイル開発を取り入れた結果、チームの働き方と成果がどのように変化していったかを紹介します。 「自分のチームにOKRを導入してみようと思っているけど、何が良いんだろう」「アジャイルってよく聞くけど、自分のチームに合うのかな?」という方々の参考になれば幸いです! 対象チームのスペックまず最初に、今

AutoML VisionからVertex AIに移行する際の注意点

こんにちは。Heavy metal is very very healthyです。ナビタイムジャパンでAIやコンピュータビジョンを用いた研究開発を担当しています。 自分が開発を担当しているナビタイムジャパンのアプリ「AiRCAM」(エアカム)はオブジェクト検知のAIを利用しています。 その機械学習プラットフォームは、いままでGoogle Cloud Platform(以下GCP)のAutoML Visionを利用していました。それが、2021年5月のGoogle I/Oで

トラック向けに指定方向外進行禁止情報の表示機能を開発した話

はじめにこんにちは。ジャムにいさん&うに君です。この記事では、先月『トラックカーナビ』にてリリースした、指定方向外進行禁止情報の表示機能がどうやって開発されたかをお話ししていきます。 指定方向外進行禁止とは指定方向外進行禁止とは、運転をしているとよく見かける、矢印の看板に記載された進行可能な方向を表示した標識によって表される通行規制です。多くの場合、道路の細さや中央分離帯などで進行が困難な道路に設けられています。また、学校周辺などでは通学する時間帯のみ進行禁止の道路なども多

5分で理解!PythonとOpenCVを使って信号機の色を認識してみよう

こんにちは。Heavy metal is very very healthyです。ナビタイムジャパンでAIやコンピュータビジョンを用いた研究開発を担当しています。 この記事では、PythonとOpenCVでコンピュータビジョンを使った画像から信号機の色を認識する手法を紹介したいと思います。画像認識には興味あるけど、難しそう、どうやってやるのかわからない、なにから手をつけていいのかわからない。そんな印象を持つ方も多いんじゃないでしょうか? ご安心ください。今回紹介する手法は

AIカメラで電車の混雑を測定します!

こんにちは、オスカーです。ナビタイムジャパンで混雑系サービスの開発を担当しています。 ナビタイムジャパンでは以前から電車混雑に関する情報を提供してきました。 電車混雑シミュレーション技術により、電車の混雑度を算出できるのですが、現実を完璧にモデリング出来ているわけではないため、新駅開業や相互直通開始など様々なタイミングで実際の駅に行き混雑調査を行う必要があります。 混雑度の情報源の一つとして現地調査の結果も利用しています。ナビタイムジャパンでは号車ごとの混雑度のサービス

Jiraスクラムボードのバックログとロードマップをスプリントプランニングに役立てる

はじめにこんにちは。「メタルは全てを解決する」です。今回はスプリントプランニングの際に役立つJiraの使い方について紹介します。Jiraを使ってスクラムに取り組んでいる方は、ぜひご覧ください。 Jiraでのスプリントの扱いJiraのスクラムボードでは、「スプリントの作成」を実行するとスプリントが作成されます。「スプリントの作成」を実行した段階では、自動的に命名されたカラのスプリントだけが存在しています。その作成されたスプリントを編集しようとすると以下のような画面が表示されま

全社共通の開発ガイドラインを作った話

はじめにこんにちは。「メタルは全てを解決する」a.k.a.メタル先輩です。今日から年度が改まるタイミングで、新しい取り組みを始める方も多いのではないでしょうか。 私たちナビタイムジャパンでも、本日から新しい開発ガイドラインの本運用が開始しています。今回は、この開発ガイドラインについて紹介させていただきます。 なぜガイドラインを作ったのか今回、ガイドラインを作成した狙いは以下のとおりです。 有用なプラクティス、フレームワークが共通言語となり全社の生産性が底上げされる 組織