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沼の構造

今週はほぼ図面の沼の中にいた。
沼の中に頭まで埋もれると何も見えない、何も聞こえない、息もできなから窒息する。

だから頭が出てる状態、腰まであたりまで泥の中でもがいていた。
今週はあと1日の残っているが、出口のない沼から脱出できそうである。

沼に足を取られたことがある人ならわかるかと思うがその状態から脱出するには、普通よりもエネルギーを沢山使う。中途半端な力の入れ方だと余計に沼に沈んいく。

沼にハマるというのは、なんと的を得たニュアンスなんだろうとあたらめて思う。

絶体絶命?そんなことは、今のビジネスではそんなに多くは無い状況だけれど、沼にいると早くその状況から脱出したいという気持ちが焦りを伴って頭を支配する。となると、絶体絶命と言わないまでも、軽いパニックに襲われて建設的に状況を解決しようとする気持ちのゆとりがなくなってしまう。

冷静に考える。物事を整理する。TODOをつくる。優先順位をきめる。
たったこれだけのことが「そんな時間が無い」と思い込んで目の前の敵をおんなじような方法で何度も何度もトライする。

そんな思考に頭が向いていた時代・・・

仕事漬け、沼の中にいること、忙しくしていることが客観的に仕事ができる人だとほとんど神話のように信じきっていた。忙しいわけでないのだ、「忙しくしているように見せるのが好きだっただけだ」そうすることで仕事ができる人に見せたかったにすぎない。

そのくだらない思考の癖のために自らの作ったに落ちていったわけだ。


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