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念願のう・な・ぎ。

今年の3月23日。恒例の月一整体の帰りうなぎを食べようとして2件のうなぎ屋を回るが空振りに終わってしまった例の事件。

この日、うなぎを食べたいと思ったのにはもう一つ訳があった。
その5日ほど前に、うなぎの専門店が安売りをしていたので、これはと思って嫁が買ってきたうなぎが「うなぎカード」か?みたいな代物で非常に残念な味だった。
そんなわけで、私たち夫婦はうなぎに執着があった。


しかし、人間は忘れっぽい。
私はうなぎのことを忘れてしまっていた。

昨日書いたnoteでまた私は嫁の地雷を踏んでしまった(ドーン!)。

毎日挨拶する嫁って、他に言い方ないんかいな。毎日マンションの階段掃除してるおばちゃんみたいに言われたんが、ちょっと気になるが、まあ、今日は整体の帰りに鰻おごってもろて、ゆっくり話そうと思う。

『初レシピ本の告知をしたら、iPhoneの通知音がずっと鳴って、涙ぐんでしもた夜』 より

これはいかん。嫁に謝ってすぐにnoteを直そうと言ったが、「面白いのでそのままに」と言われたのでそのままにしてある。


5時間後。鰻割烹 伊豆栄 不忍亭(いずえい しのばずてい)

鰻重 竹2。鰻巻き1。
うなぎ屋さんではだいたいこのオーダーをする。

夜にこれを見ると毒だな……

一口食べると、ジュワッとしたうなぎの食感とタレと適度に硬めに炊いたご飯が口の中で混ざり合う。こころで「うまい!」と叫ぶ。この一口でうなぎのエネルギーがカラダに染み渡る感じだ。タレが少し淡白な感じがしたのでテーブルに置いてある「追いタレ」をかけて食べる。

美味しいものだからゆっくりよく噛んで食べようと思うのだが、カラダは美味しいものを早く吸収したいと思っているのだろうか、噛むのもほどほどに飲み込む。あっという間に鰻重竹2個は、私たちのお腹に収まった。

おしゃべりしながら食べるのも好きだが、ここまで美味しいものだと逆に無言になる。

これで念願のう・な・ぎを食べることができました。

ありがとう。




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