洗濯機の選択期

昔は物欲の塊だった。
オーディオに凝り。カメラに凝り。パソコンに凝り。
家電量販店に行くと3時間は平気で時間を潰せた。
アマゾンでプチっすることを覚え。私は物欲の沼に腰まで浸かっていた。

ところが・・・・ここ数年物欲がなくなってきた。
加齢によるものか？加齢で好奇心が激減したのか？
着るものもいい加減だ、良いカッコしたいという欲求が加齢とともに欠落したのか・・・。
会社の服装は自由。ジャージでも短パンでもサンダルでも茶髪でも鼻に穴をあけてても、国籍もどうでも良い。
今年の冬は、ジャージを履いて電チャリで出勤。
女性社員にカッコイイところを見せようなんて気持ちも全く無い。
という環境が私から「物欲」を奪い去ったのだ。
最近買ったものは、プロテインと英文法の本。物欲が無くなるとミニマリストになれるかも知れない。

昨日、困ったことが起こった。
嫁から悲しいお知らせを聞く。
10年前に買った洗濯機が、去年の末あたりから昭和の町工場のような音を立てるようになっていたのだ。
ところが昨日は、とうとう「ERROR-13 」内部の基板の損傷のメッセージが出た。
「なんとか動いて!」
嫁が洗濯機の電源を入れたり切ったりしたら動きだした。
ようやく動いたものの洗濯機は異音を発していた。
まるで映画LOSTで出てくる怪物の出現音のような音。

そろそろ買い替えを検討する必要がある・・・・それも緊急に。
物欲の塊だったころは、家電のスペックをネットで念入りに調査して、どれが一番我が家にあっているかどうか検討してベストチョイスをする自信があるのだが。そこまでのモチベーションが湧いてこない。

テレビであれば、日常のエンターテイメントの質が向上するので選び甲斐があるが、正直洗濯機は・・・・。
洗濯して、乾燥して、畳んでクローゼットに自動的に収納してくれるような洗濯機でもあれば嬉しいのだが・・・
ん・・・悩む。
こんな文章を書くぐらいの時間があるならネットで調査できそうなもんなんだが・・・。
とりあえず、明日調べることにする。