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M.スコット・ペック著「平気でうそをつく人たち 虚偽と邪悪の心理学」を読了。

どうもナバターです。

久しぶりに1冊新しい本を読了しました。

最近はKindle Unlimitedなどで雑誌のように本を読むような感じになっているので、1冊の本を熟読するような機会が減ってきているような感じもします。

今回読了した「平気でうそをつく人たち 虚偽と邪悪の心理学」という本の内容がなかなか興味深いものだったので、少しだけ紹介しておこうと思います。

ここ最近ネット上でヤバい人たちがけっこう散見されるので、この手の本を読めば、そのヤバい人たちの実態がわかるのではないかと思って、読んでみたのです。

まぁネット上でヤバい人たちというのは、妙にフォロワーがついてたりして、やけに目立つので実はわかりやすい存在になってきてはいるのですが。

なぜそういう人たちは、ヤバいのかはよくわからなかったので、この本でそのあたりがだいぶ明確になったと自分は感じています。

ここ最近ネット上の公開の場で、自分に都合の良い極端な情報を発信する人が増えてきているように自分は感じています。

まぁソーシャルメディアの普及以前から、そういう人たちは社会に存在していたと思うのですが、Twitterなどではそれがあからさまに可視化されつつあるといえます。

今までそういうのと相対するのは、この本の著者のような医者がカウンセリングする場でしか可視化されていなかったようですが、ソーシャルメディアなどがそれを一気に一般社会にオープンにしてしまったといえるのではないでしょうか。

この本で紹介されている人間の虚偽と邪悪さに関しては、はたからみて醜い存在であると感じる場合が多いので、できる限り他者にバレないように隠しておきべきものとされていたように感じます。

ただ今のネット社会ではそれを使って、有名になったり、お金を稼いだりできてしまうので、そのあたりのヤバさが認識されにくくなっているように感じます。

この本が出版された頃は、今のようなソーシャルメディアがなかったので、虚偽と邪悪さが一般に開放されてしまった場合、どのような事態が起きてしまうのかは推測の域を出ないわけですが、本に書かれている事例を見る限り、ろくでもないことになるのは間違いがなさそうです。

もしネットでもヤバいと思う人がいた場合は、できる限り逃げたほうが良さそうです。

SamWilliamsPhotoによるPixabayからのサムネイル画像


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