風とともに流るる
それは、8月も終わりに近い熱い夏の日のこと。
私は、はやる気持ちを弾ませながら、足早に会場へと歩を進めていた。
新横浜駅に来たのは何年ぶりだろうか。
確か、20代の頃、バスケの仲間たちと訪れたのが最後だから、もう25年以上前のことだ。街並みはあの頃の景色とは打って変わって、とても華やかに見えた。
普段見たこともないような、人の行列に紛れ、私はただただ、推しのいる日産ステイディアムへと無心で歩く。
案内看板は西へ、南へと人々を促す。警備員の数も増えてきた。そのうちの1人が「東ゲート方面はこちらです」と案内してくれた。
さあ、目指しますは、東のエリアのスタンド席14列目。残念ながらアリーナではなかったが、十分に風さんに近い場所。席に着き、鞄を下ろすと、ようこそとばかりに、爽やかな夏の終わりの風が、私の横をやさしくすり抜けていった。
あんなに心配していた雨。まるでこの場所の上空だけが、神に護られているかのように、灼熱の太陽だけを優しく隠し、私たち風の民に、最適な環境を創り出す。会場を見渡す限り、どこも空席はなく、まさに「満員御礼」とはこの事を言うんだと確信した。
時刻は17時45分を過ぎ、YouTubeの生配信はもう始まっているようだが、まだ風さんは出てこない。会場はすでに熱気に満ち溢れていた。時々、大型スクリーンに映し出される観客の笑顔。可愛い子どもたちのはしゃぎっぷりに心が和む。
Working hardな、大谷選手のCMが出てくるたびに会場が沸いた。
時刻はもう18時を過ぎた。以前、私が参戦した、2022年の『alone at homeツアー』の時もやはり遅れて始まったから、そろそろじゃないかと期待に胸の鼓動が激しくなる。
そして次の瞬間、会場に衝撃が走る!
観客があちらこちらで(・д・ = ・д・)キョロキョロと風さんを探す。でも、これ実はあらかじめ撮影された映像だった。もし隣に風さんがいたら、わからないはずないもの。この演出は、私の想像だが、後で風さんの言葉にもあるように、「わしもみなさんのライブを見に来た。そう!あんたらもこのライブの主役」だと…。
そしてほどなく、ラフなオフホワイトのシャツに、向かって右側の裾に、黄色の花柄の刺繍が施された衣装の風さんが、西エリア側から颯爽と現れた。そして、手を振りながら向かったのは、2021年にコロナのため、無観客ライブとなった時と全く同じ場所でのピアノ演奏。ここでまず感動し胸がジーンとなる😭
ここからは、私の席から撮ったライブ会場の様子とセットリストを順に…と思っていたのだが、私のスマホの容量が少ないのか、写真のサイズが大きすぎるのか、うまく写真がアップできない💦
すみません(。-人-。)ほんとごめんなさい
また、少しずつ、日々の記事を書きながら、アップしていきます。様々な事情で会場に行けなかった風ファンのみなさま。楽しみにされてたのにごめんなさい。これがありのまま。天の采配に身を委ねる私です(。-人-。)
今回は生配信もあったので、私がここで改めて書く必要もないのだけれど、風の歌のナウシカとして、できることを、使命を果たしてゆきたい。これが私の生きる道。
このサブを立ち上げた一番の目的は、動画をアップしたかったこと。
色々試してみましたが、難しいですね💧
今はこれが最善なのでしょうか⁉️
みんな。ごめんね~また勉強します。
私の2024夏。
それは彩とりどりの夏の花火のように
パッと咲いて儚く散って…
でもこの胸に響いた
風の『音』だけは
いつまでも決して消えない。
風さんが残してくれた言葉
何が起こっても
『なんとかなるから』
この言葉がこの夏のanswer。
お読みいただきありがとうございました。
つづきは風の歌のナウシカのnoteで👋
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