数学6.0

「お金2.0」 「ブロックチェーン2.0」 こういった表記が流行っているので、数学についてもまとめてみた。

数学1.0 「ユークリッド原論」…静止物に対する論理的な記述

数学2.0 「天文学(ガリレオ)」…動的物に対する論理的な記述

数学3.0 「確率論(パスカル)」…ランダムな事象を割合的に考えることによる未来予測

数学4.0 「微積分(ニュートン、ライプニッツ)」…数学の記号化

数学5.0 「統計学」…過去のデータから規則を見出だすことによる未来予測

参考 『AI vs 教科書が読めない子どもたち (新井紀子著)』

では、今後期待される「数学6.0」はなんなのか。『AI vs 教科書が読めない子どもたち 』では「意味の記述」と書かれている。
「意味の記述」とは、「私は彼が好き」と「私はカレーが好き」を区別して記述することである。(現在の数学では真か偽かしか意味を記述できない)

ぼくもこの考え方に同意で、「真か偽か」では表現できない部分(いわゆる"人間的な営み"と言われる部分)を表現する方法の確立が数学6.0だろう。

数学という言語の通じる世界が論理の世界より先に広がる時代がもし来たら、人類はどうなるのだろうか。
ワクワクする。

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