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CVポートを取り出す手術

前回の抗がん剤投与の時に、漏れてしまって使えないかも?となっていたポートの検査に行った。

ポートがちゃんと通っているかどうか、まずは造影検査で調べたけれどその前の段階ですでに、ポートの先が心臓の方ではなくて首の方を向いてしまっているのが分かった。

この時点でもしポートが上を向いているだけで使えそうなら、向きを戻して次回もう一回使うという事もあり得る状態だと説明を受けた。

けれど造影検査をしたところ、何らかの理由でスムーズに造影剤が通って行かない事が分かりました。

そこで検査をしていた先生が判断して即、そのままポートを取り出す手術をする事に。

え?ちょっ、ポートが使い物にならなかったら今日取り出す事になるかもとは聞いてたけど、まさか検査の続きで行われるの?とドキドキ怖くて不安なる。

ちゃんと麻酔は打ってもらって手術開始となりました。

前回同様、麻酔がまず痛くその麻酔が効き出すと、かなりグイグイ押されたり引っ張ったりがありました。

「怖いよ、怖いよ」
と思っているうちに終了。

取り出した後に先生に説明していただいたところによると『私の身体にポートという異物が入り、私の身体がポート(異物)を排除しようと、私の身体がポートの先の管を繊維のようなもので固めていき、その先が通らなくなった』という状態らしいです。

私みたいな体質の人も稀にいるそうです。

次の抗がん剤にポートが使えなくなってしまったけれど、このままポートを入れておくと更に私の身体からポートの管への攻撃が強くなる。
そして更に強固な繊維質のようなもので固められてしまうかもしれないので、この段階で取り出せたのは結果的に良かったと先生は仰っていました。


ちなみにこのCVポートの取り出し手術は『手術』ではあるけれど診療報酬点数で1500点未満の簡単な手術なので生命保険の手術特約の給付金は支払われませんでした。

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