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タチバナ〜京都府京都市編

なら橘プロジェクトさんに
京都で大和橘を使った
お料理を食べられるお店があるとご紹介いただき

しかも
蒸留器で蒸留した蒸留水を
出してくれるって

蒸留水を飲んだり
お料理に利用するのは

ハーブを学んだ人たちには
当たり前なことなのだけれど

レストランなどでは
まだ珍しいですね。

京都らしい

佇まいがとても素敵なレストラン 
丸太町にある【Synager】

店内には
私が読んでみたかった本が置いてあり

蒸留器があり

入ってすぐ
すっかりゆったりモード。

オーナーさんから
大和橘についての説明をいただき

大和橘の蒸留水

蒸留水をそのまま
ゴクリ。

大和橘の香りが口いっぱいに広がる

ふぉー!濃厚っ!

全部ぐびぐびは飲まず
お食事と共に愉しむ

お食事に添える香りとなる

大和橘を使ったドリンク

前回の奈良編でもお伝えしましたが
大和橘は独特な香り

ハーバリストとしては
様々なアレンジが出来て
おもしろい素材

本物の珊瑚の上にフリット

珊瑚がイカの天ぷらに見えたよ 笑

ふわっとして
お料理のイメージにピッタリな演出ですね!

チーズも自家製

ホタルイカが入ってるのだけれど
目を取っていると
こんなに美味しかったことを
久しぶりに思い出しました 笑

いつもはめんどくさくて
取るのをやめた自分を反省…

めちゃくちゃ目が合うのよ

ハーブがふんだんに使われていて

フレッシュのローゼルがなぜこの時期に?
とか

黄色いのが大和橘麺

大和橘を混ぜ込んであるお素麺は
パスタ風に。

この大和橘麺がまたスゴいの。
作っている方に実際にお会いしたのだけれど

通常使う油を使用せず
葛を使ってつるりんっていう食感が
創り上げられていて
とっても美味しい

大和橘の香りが絶妙に口に残る

そこに最初の蒸留水を含ませたら
古来の香りがするような…

じゃりじゃりもおいしくて

クセになるハーブたち
口の中で香りが楽しい

昔の人たちが
こぞって
ハーブやスパイスを求めた歴史

だから今こうやって
美味しく食べられる喜びと感謝

ハーブのお料理を出すお店はたくさんあるけれど
しっかり勉強されているお店は
よくわかる

センスが良すぎる

デザートと頂くハーブティーを
選びましょう

こちらは別のお店のハーブティー

ブレンドの内容を見ても素晴らしいけれど

見た目の良さに
私は驚いた

見た目と味と効能と
抽出したときの色

バランスよく作るのは
とても難しいから。

センスが良すぎるハーブティーのお店にも
今度行ってみたい

大和橘や柑橘類でまとめられたデザート

美味し過ぎやろ。

ほっこり。

ハーブの使い方で
お話しが盛り上がり 笑

すっかり楽しませて頂きました!

↑大和橘のコースは
otonamiさんからのご予約です。

さて。Synagerさんの直ぐ近くに
京都御苑があって

右近の橘
左近の桜で
有名な場所があるので

資料を作成するために
向かったのですが

お休みでした〜笑

肝心な場所は
お休みで入れませんでした〜笑

真ん中あたりにタチバナとサクラあるね!

だから模型で 笑

ほらここに

良いのです。
こちらの写真は
検索すればたくさん出てきます。

いつかまた来れる
アクセスの良い場所にあるから
またの機会にね!

私の今回の目的は
京都御苑の横にある

紫式部が暮らしていたとされるお家

廬山寺

紫式部は桔梗が好きで
お庭に桔梗がたくさん植えられていて

秋には素敵な紫が広がるのだけれど

実はタチバナも好きであったということで
お庭に植えてあると聞き

源氏庭

秋にさく桔梗は
今は見えないけれど

ここに紫が入ると
ほんとに素敵

立派なタチバナ

京都御所から
お引越ししてきたタチバナだそうです。

今年は人気だろうな〜

私は昔から
清少納言の情緒が好きで

紫式部は難しいなと思っていたのだけど
やっぱり頭の良い方だったんだなと

今年はよくお会いする

元三大師がいらっしゃる場所に
今年は何度もお会いする

おみくじをやってみて
ちょっと言葉が難しい 笑

紫式部さんの
知性と可愛らしさを感じる

また少し離れたところに
平安神宮があって

そこにもタチバナがあります。

田道間守さんがまつられている
神社もある

古来と現代が
とけこむ京都のタチバナの景色

非時香実

幹枝
葉っぱ

種までも

まさに
不老長寿

どんな風にアレンジします?
ふふ。

タチバナの旅は
まだまだ続きそうです。

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