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お麩のメーカーがお伝えする焼き麩の使い方

お味噌汁などの汁物に入っている焼き麩。
見たことある、食べたことあるけど実際どうやって使えばいいの?
お麩ってなんか難しそう・・・
こんな疑問に今回はお答えてしていけたらと思います。

まず、大前提として焼き麩には様々な種類があります。
種類ごとに使い方が違いますが、今回はお味噌汁などの汁物に入れる場合をお伝えさせて頂きます。

焼き麩の使い方はとても簡単!

結論をお伝えすると、断面のあるお麩はそのまま汁物に入れるだけ。
断面のないお麩は穴を数箇所開けてそのまま汁物に入れるだけ。


断面のあるお麩
断面のないお麩


ネットで検索するとお麩を汁物に入れる際は「水で戻す」と書かれていることが多いです。
この水で戻すというのは、汁物に入れる前に一旦水で柔らかくしてその後に汁物に入れる作業のことですが、弊社では焼き麩を使うときは水で戻さなくても大丈夫とお伝えしております。(一部例外があるので後ほど説明します)
これは、お麩が汁物をしっかり染み込む状態であれば水で戻す必要が無いからです。(先ほどの断面がないお麩は穴を開けるというのは、汁物が染み込むための導線確保のためです)

例外のお麩

例外1

一部水で戻すことが必要なお麩もあります。
それは、硬いお麩。
例えば、金沢ではおでんに入っていることで有名な車麩です。

車麩

車麩は層が何重にもなっており非常に硬いお麩です。
そのまま汁物に入れると戻らず芯のところが硬く残ったままに
なってしまう可能性があるため水で戻して使うことをお勧めしております。

他の例として、弊社で販売しているおとう麩。
おからを生地に練り込んでいるため表面が非常に硬くなっています。
断面のないお麩でも表面が硬いお麩は一度水で戻した方が良いです。

おとう麩

例外2

もう1つの例外として、高温すぎるとお麩が縮み硬くなる可能性があります。
沸騰しているところに入れる場合は、水で戻して頂いた方が良いです。

お麩は簡単に使えてタンパク質が豊富な食材です。
ぜひ試してみてください!
以上、お麩のメーカーがお伝えする焼き麩の使い方でした!!