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日本お米ばなし vol.2 食文化編「日本人はどのくらいお米を食べている?」

Natural Farmingは、お米の専門家である「五ツ星お米マイスター」のいるお店です。
お米が大好きな私たちがお届けする【 日本お米ばなし】ぜひご覧ください。

日本お米ばなし vol.2 食文化編「日本人はどのくらいお米を食べている?」

皆さんは1日に何食お米を食べますか?
お米の消費量が減っているというのは、誰でも知っていると思います。
今回は、お米の消費量の昔と今をテーマにお話します。

お米の消費量が減っている?

日本人1人が1年間に食べるお米の量は、年々減少傾向にあります。

消費量のピークである1962(昭和37)年度の118.3kgから、現在では半分以下(57%減)の50.7kgまで減少しています。

この表からも、確かに、お米の消費量は年々減少していることがわかります。
その背景には、食生活が多様化していることや少子高齢化が進み、世帯構造が変化していることなどがあります。

お茶碗何杯分だろう?

では、現代人が1年間に食べている50.7kgというのは、どれくらいの量なのでしょうか?

いまいちわかりにくいので、お茶碗何杯分なのか計算してみたいと思います。

お米1合=150g、これを炊飯すると、おおよそお茶碗2杯分になります。

そうすると、計算式は「日本人1人あたりの1年間のお米消費量÷1合×2」とできるので、50.7kg/150g×2=676杯という計算になります。

1年間で676杯、1日あたり1.85杯食べている計算になります。

余談ですが、お家で炊飯するのではなく、お弁当などの中食や外食にしめるお米の消費量は約3割となっています。

現代の食生活では、3食すべてお米ではなく、パンや麺のほかに朝食にはシリアルやグラノーラ、スムージーというように幅広い選択肢があります。また、パンは手軽なので高齢者が好んで食べていることも知られています。

まとめ

日本お米ばなし vol.2 食文化編「日本人はどのくらいお米を食べている?」
こたえ:現代人は1年間にお米を50.7kg(1日あたりお茶碗1.85杯)食べている。

おわりに
皆さんは、どのくらいお米を食べていますか?
ちなみに、私の家では、365日ほとんど毎日お米を食べています。

一応お伝えしますと、お米が好きなのはもちろんですが、たまに食べる麺やパン類も大好きです!

食味検査をするために、炊飯器が3台ありまして、炊き立てを検査したあとは冷凍庫で保管して、検査のない日はレンジで温めて食べています。

お米の保存方法などもまたの機会にご紹介しますね!

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