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#5 「イラスト描きながらつらつらと思う事」

昔から絵を描くのが好きだった。
それこそ、ランドセルを背負って野道を駆け回っていたあの頃から
なんとなくだけれどもスケッチブックとか、色付きの鉛筆とか身近にあったし
よく手にもしていたと思う・・・多分、だけど。

小学校の「図画工作」の授業なんかで今見返せば大した事無い絵だったんだろうけどその当時は良く先生に褒められたりなんかしてたっけ。
それで有頂天になって描く事自体も自然と好きになって一時期のめり込んだ。

「自分は絵が上手いんだ」ってちょっと勘違いしちゃってたんだと思うんだけど
それが今日に繋がるんだから、教育って大事なんだなーなんて思う。
当時の先生方にはありがとうございましたって会って言いたくもなる。
もう、あの頃からウン10年か。
会ってもお互い顔も分からない位成長した・・・と思う。おそらく、だけど。



「工房での仲間達」の下書き


将来は出来ればそんな絵を描いて食べていける様な仕事につければ良いなぁなんて漠然と思っていたんだけど気が付けば美大を目指して、でもそれは叶わなくて
だけどやっぱりクリエイティブな事がしたくてファッションの世界へと潜り込んだ。

この世界ではどちらかというと、というか鉛筆やペンを握っているよりも
圧倒的に針と糸を触っている方が長いことに後で気がついた。

絵を描いて〜の仕事はその中でのほんの一部分でしか無いのかも知れない。
ただ、これは自分自身の小さな世界の中での経験なので他では分からないのだけれども。



そんな自分がまた、絵を描き始めた。
原点回帰だ。
いや、ちょっと大袈裟かも・・・?
実はここにくるまでちょこちょことプレゼント用などで描いたりはしていたのだけれど
ガッツリと「絵を描こう!」って気持ちが入った行動は久々の感覚に近い。
画用紙に鉛筆やペンを走らせているうちに幼き日のあの気持ちが蘇ってくる!
な〜んて事は無いのだけれど描いて気持ち良くなるのは昔も今も一緒だ。

むしろ?今の方が「ああ・・・やっぱり描くって楽しいなぁ〜」
なんていう、再発見みたいな気持ちが上乗せさせられて
昔とは違った見え方や考え方が出来たかもしれない。

で、肝心の絵の方なのですが。。。



「森の中の仲間達」

見ての通り、ハッと心揺さぶられる様な美しい絵では無いし
想像力を掻き立てられる様な、ゼロから生み出されたようなクリエイティビティ溢れるものでも無い。

最初にツラツラと御託を言ってたのですが
どちらかと言えば下手うまと呼ばれるジャンルに近いのかもしれません。

でも、それで良い。
こんな感じの雰囲気の絵が自分に合っている気がする。
この世界観を皆さんにお見せしていきたいなって思います。

もしも・・・・

出来るならこんな絵を見てクスッと笑って頂けたらって。
この絵をちょっとしたコルクボードなんかに飾って心穏やかな気持ちになって頂けたら・・・嬉しい!

そんな絵を描いていけたらなーって完成した絵を見て思うのでした。。。





追記: 仕上がりがイマイチ納得出来ない為、
    世に出るのはあとほんの少し先になりそうです。。。

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